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第3話 好奇心

 さて、何時までも景色を楽しみたいところだが、此処がどんな世界か知らないといけない。

 もしかしたら、魔物と人間が敵対とかしてい無いかもしれないし……それは無いか。


 でもどういう世界か知って置くのはいい事だろう。


 私は後ろを振り向いた。


 振り向いたと言うとよりは視界を切り替えたというのが正しい様な気がするね。

 振り向いた先にはダンジョンの最下層への入り口みたいな、この綺麗な空間には合わない様な下へ続く階段があった。


 まぁ、此処でもたもたしているよりも、行動を起してこの入り口に入るほうがいいだろう、どうせ此処しか入り口が無いのだから。

 湖に戻る手もあるがそれは危険だろう。

 そもそもスライムが泳げるのかしらんし。


 だからそもそも、選択は一つしか無かったのだ。


 私はこの入り口もとい階段を下りることにした。




 階段を下りている時も思ったが、やはりダンジョンみたいだ。

 全体石作りで、長方形の石を嵌め込んだみたいな線がはいってある。

 階段を下りたら通路に成っていた。


 進んでいたら、右か左かに別れ、時には前後左右に道が別れていた。

 通路の幅が横3メートル縦4メートルはあり、結構デカイ感じになっている。


 ちょっと胸が躍るかもしれない。

 生前私はこういう冒険に少し憧れてた節がある。

 魔法できて、ダンジョンとかで冒険することが少しばかり憧れた。


 そして今冒険しているではないか。


 ちょっと楽しくなって小走りで適当に通路を走っていたのがいけなかったのだろう。

 私は周囲など確認せず、ただ冒険心というだけで通路を探索せていた。

 だから、曲がり角に人間が居るなんて気付きもしなかった。


 そう、私がルンルン気分で走っていたら、曲がり角で人と出くわしてしまった。

 冒険者三人組みたいなかんじだった。

 二人は戦士風の男に、一人は魔法使い風も女。


 ……あ、死んだな。


 って、思ってる場合か!

 早く逃げなきゃ転生して直ぐに殺されるとか嫌だ!

 私は今回の人生?(スライム生)  をのんびり楽しく生きたいんだー!


 私は即座に逃げようとしたのだが。


「”#$‘*+>>・・+」

「|~~、。__**++*」

「’&&&%$@@;;lll○」


 何て言っているのか全く分からないのだがこの人たちが凄く慌てているのが分かった。

 ……そして、なぜか尻尾巻いて逃げていった。


 え? どういうこと?

 後ろを見てみる……何も無い。

 どうしてあの人達はあんなに慌てていたのだろう、私はスライムなのに……。


 まぁ、考えても分からないか。

 生きているだけでよしとしよう。


 でも、なんて言っていたかは気になった。

 やっぱり異世界だから異世界語どかあるのか、私覚えられるかな~まあ大丈夫でしょう私物覚え良い方だったし。

 何とか成るでしょう。

 言語翻訳とかあればいいんだけど、高望みしすぎかな、もしくは魔法で覚えるとか。

 そんなことを考えていたら。



《認証……成功しました。スキル[言語翻訳]を会得しました》



 おおぅ、なんだかさっきも有ったね。

 これ本当ほんとなんなんだろ。


 まあ分からないことをあれこれ考えても仕方ないか。


 私はイジメられてた影響かこういうスルー、スキルが得意みたいだ。


 さて、探索開始。

 今度は慎重に。




 ん~ずっと同じ景色だね、終わりとか無いのかな。

 もしかしなくても迷ってる?

 どうしよう、いや、このダンジョン? が広いだけかもしれないし決め付けは良くない。


 それにしてもスライムって食事とかいらないのかな? 全然お腹が減らないのだけど。

 でもスライムって何食べるのかな?

 小説とかだと、そこらに落ちているものだったらなんでもなんだけど、どうせだったらちゃんとした料理が食べたいね。


 そんなことを考えていたら、なんかダンジョンのラスボスが居るみたいな部屋にの扉にたどり付いてしまっった。


 ……どうしよう、入ろうかな。

 正直好奇心で入りたいが、身の危険が有りそうなんだよね。


 でもここで何時までも彷徨ってても埒が明かないのも事実。

 仕方が無い行くか。


 どうやって入るか。

 なんか封印みたいに鎖がしてあるんだよね。


 あ、そうだ。

 私スライムだから不形状じゃん、てことは扉の隙間からはいれば。


 てことで私は扉の隙間に身体を押し付けて入れるかどうか試してみた。


 結果は成功無事入れました。

 良かった~。

 私は部屋を見てみる。




 竜が居ました、おわり。

 評価をいただけるとありがたいです。

 次回は明日です。

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