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第11話 [人化]のスキルを使ったら

スキルの名前かえました。

大管理者→超管理

 杭で傷付いていたリントヴルムに身体が見る見る内に治っていく。

 たぶん、そういうスキルがあるのだろう。


(……なあ、フラーゼよ。あと約469年とか言っていた気がするが、我の気のせいか?)

(……。)


 いやだって私にも分からないんだもん。

 そんなの知らないもん。


(私だって分からないよ! 知らないもん!)

(もんってお前……)

([超管理]が今なら行けるって言うんだもん! 知らないもん!)

(分かった。気にしないで置こう、早く出れたから良しとしよう)


 そうだよ、分からないことを気にしても仕方が無い。

 気にしない! それが一番!


 よし! 話を変えよう! 話題をそらす!


(で、これからどうするの? リントヴルムは)

(そうだな~)


 よし! 成功!


(フラーゼ、お前に付いていこうではないか)


 え? 私に?


(我は暇人だぞ? だからすることが無くて人里で騒いでいた訳だしな)


 ああ~。

 でも私、これからどうするとか決めてないんだけど。


(じゃあ、どうしよう。私もこれからのことなんて考えて無いからね)

(何かしたい事はないのか?)


 う~ん。

 あ、この世界を探検とか。


(この世界を観て回るとか)

(なかなか良いではないか)


 でもなー、私スライムなんだよね。

 魔物だと何かと行動しにくそう。


(リントヴルムもそうだけど、私達魔物だから何かと行動しにくそうじゃない?)

(む、確かに)



《ご主人様。では、[人化]というスキルを覚えてはどうでしょう》



 [人化]って? まぁ、大体分かるけど。



《ご主人様が想像しているとうり、[人化]とは人に化けるスキルです。これには便利な事がありまして、例えばリントヴルム様の場合[人化]ならば食料はその姿に囚われます。まぁリントヴルム様は食事を取らずとも生きては行けるみたいですが》



 へーそうなんだ。

 確かにそれは便利だね。

 リントヴルムは一杯食いそうだしね。

 でもリントヴルムは食事を取らなくても生きていけるんだ。

 よくよく考えたら確かにそうだね、封印されている間とか食事できないもんね。


(リントヴルム[超管理]が[人化]のスキルを使ったらと提案してきたよ)

(おお、それは思いつかなかった。確かに[人化]ならば動きに制限も無くなるだろうしな)


 でも、今は私の魂は疲弊しているから、今すぐは無理か。



《ご主人様。それは大丈夫です。[人化]ならば今のご主人様の疲弊度でも大丈夫です》



 そんなこと解るんだ。

 やっぱり超は違うね超は。


 [人化]覚えたいでーす。



《認証……成功しました。スキル[人化]を会得できます。Yes/No》



 Yes! です!



《認証……スキル[人化]を会得しました》



 よし!


(リントヴルムも覚えた?)

(ああ。今覚えたぞ)


 そして、私が[人化]と使おうと思ったら、リントヴルムが先に使った。

 リントヴルムの体が光り出したと思ったら、私はリントヴルムを見失ってしまった。


 全長50メートルある身体が一瞬にして消えたのだ。


 私は慌ててきょろきょろと辺りを見回した。


 リントヴルムさっき立っていた中心にいた。


 褐色な色の肌で髪は銀と言うより白に近い髪をしていて、瞳は金と黄色の間くらいの綺麗で透き通った色をしていた。

 顔は異様に整っていて、鋭そうな感じが伝わってくる。

 年齢は17.8歳くらいに見える。


 でも……


(キ、ギャャャーーーー!!!! なんで裸なのーーー!!!)


 普通なら女の子らしく、キャーーと言うべきなのだろうが、私のは似合わない様なきがする。



《そんなことありません! ご主人様なら似合います!》



 あ、ありがとう。

 てか、[超管理]ってまさかスキルなのに人格あるの、そういうものなの?

 いや、今はそんなこと、どうでもいい。


 これって……まさか……私もスキル使ったら裸に成るんじゃない!?

 主人公が先に[人化]を使って裸に気付くか、それともリントヴルムが使うかで随分迷いました。

 いや、未だに迷っています。

 もしかしたら書き直すかも……感想ください!


 

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