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ビタミン剤

脩悟目線


バレるときは呆気ないですね。

匠が気づいたのは、唐突だった。


「なに、それ?」


薬を飲んでいるところを見られた。


「ん?

これ?

ビタミン剤」


「へー、そんなの初めて見る」


そう言いながら匠はスマホをいじっていた。


薬のアルミの殻には薬の名前が書いてある。


薬の名前なんて、見られたくなかった。


「今日の撮影なんだけど、なんで生?」


「や?

別に理由ないけど、生でも良いじゃん?

嫌なの?」


スマホから顔をあげて匠は言う。


「嫌じゃないけど、苦手だなーって思って。

最近体調よくないし」


「お前さ、どこが悪いの?

さっきの薬、もう一回見せて?」


「嫌」


「モルヒネってさ麻薬だよね?」


バレた。


どうやってごまかす?

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