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クエスト20:最強ノ武具ヲ集メヨ

 天空雀を復活させることで、僕達の活動圏は大空へと広がった。

 これにより、今まで徒歩では行けなかった村や迷宮(ラビリンス)、あと魔王の居る『闇の城』にも行けるようになるんだ。


 ただ、いきなり『闇の城』へと特攻かますのはリスクがある。

 なので僕達はまず、現時点で揃えられる最強の装備を集めるべく、世界各地を巡っていた。


「ほぅ、オリハルコンか。珍しい物持ってるな」


 そんな徒歩では行けない場所の一つ、山奥にひっそりとある名も無き村。いつも疑問に思うのは何でこんな場所に村を作ろうと思ったんだろう。

 ともあれこの村には、なんか日本っぽい国から来た鍛冶師が居て、オリハルコンを材料に勇者用の最強の武器を作ってくれるんだ。

 鍛冶師――ボサボサの黒髪を後ろで結わえ、着流しに身を包んだ渋い中年男性――はオリハルコンを手に取りあちこち確認しながら僕に問い尋ねる。


「で、嬢ちゃんはどの武器が欲しいんだい? 剣か? それとも槍か?」


 ゲーム中でもここで選択肢が出て、手にする武器を“勇者の剣”と“勇者の槍”のどちらにするか選ぶことができる。武器としての攻撃力はどちらも同じなので、単純に今まで剣タイプで育ててきたかそれとも槍タイプかで決めて問題ない。あと、ある“裏技”を使うことで剣と槍両方手に入るんだけど……まあ後で詳しく説明しよう。


「うん。剣でお願いするよ」


 やっぱり重量バランスとか取り回しの良さを考えると剣がしっくりくる。さすがにオリハルコンで棍棒を作る暴挙は封印した。


「剣だな、わかった。じゃあ一日待ってな」


「ありがとう。あと、もし同じオリハルコンがもう一つあったとして、戦王にも装備できるような刀って打てるかな?」


「刀……だと?」


 鍛冶師のおじさんの目に、鋭い光が宿る。


「まさかこんな所に来て刀を知ってる奴に会うとはな……面白え。装備制限を緩めると威力も少し落ちるが、それで良けりゃあまた持ってきな」


「了解。じゃあちょっと行って探してくるよ」


 ニヤリと不敵に笑う鍛冶師さんに見送られて、一旦村を出る。ここでは僕の最強の武器のついでにアヤメの武器も新調しておきたいんだ。その為にはゲーム中で本来一個しか手に入らないオリハルコンの二個目をどうにかして入手しないといけない訳で。


「それじゃ、もう一度『大嵐の山脈』に向かうけど、良い?」


 怪訝そうにしている仲間達を連れて、僕は天空雀を駆り、また大空へと舞う。






「まさか、本当に掘れるとはね……」


「……しかも、この前掘った所と全く同じポイントから出てきたの……」


「す、凄いんですけど、なんかこう、微妙な気持ちがします」


 そんな訳で、ここ『大嵐の山脈』に再び入山した僕達は、この前と同じ採掘ポイントで全く同じようにオリハルコンを掘り出した。

 実はこのオリハルコンは入手の際のフラグ管理が杜撰で、ある条件の時に二個目が取れてしまう。その入手フラグというのが、「オリハルコンも勇者の剣・槍も持っていない状態でここを採掘するとオリハルコンが出てくる」といったものなんだ。

 要するに、原料か完成品を既に持っていればここではもう採掘できなくなる仕組みなんだけど、オリハルコンを鍛冶師のおじさんに渡してから完成品が出来上がるまでにタイムラグがあって、作って貰ってる途中に再びここに採掘しにくると「原料も完成品も持っていない」ものと判定されて二個目が取れてしまう、いわゆる一つのバグ技だ。

 本来のゲームだと、ただ単に勇者の最強の武器が二つ手に入るだけの、コレクター以外にはあまり美味しくない技なんだけど、今回はアヤメ用の武器にもなりそうだったので存分に活用させて貰った次第だ。


 ちなみに余談であるが、最高位の回復アイテム“世界樹の若葉”や“世界樹の朝露”もこれと同様のフラグ管理をしていて、一度に一個しか持てない代わりに無くなった時はまた拾えるという仕組みだ。この二つも後で取りに行ってこないとな。


「でも、コレはアヤメ用の武器になる物だから、アヤメにはもうちょっと評価して欲しかったかな……」


「あ! す、すみませんっ! え、えっと、ユウさん凄いです! 流石勇者様です!」


「……ごめん。ちょっといたたまれない気持ちになった」


 心に傷を負ってずーんと沈んでいると、三人が控えめな感じで頭を撫でてくれた。

 存分に癒された僕は、気を取り直して再度山奥の村へと戻る。






「よう、嬢ちゃん。注文の武器は出来てるぜ。しめて三万五千(ゴールド)だが、払えるか?」


 山奥の村の宿屋に泊まって翌朝、早速鍛冶師のおじさんの所へ剣を取りに行く。

 最強の剣だけあって結構な値段するけど、実は昨日のオリハルコンは二万(ゴールド)と少しで売却した扱いになってるので差額は一万Gとちょっとだけなんだ。剣の性能を考えるとむしろ格安と言える。


「うん。ちゃんと用意できてるよ」


 カウンターにじゃらじゃらと金貨やら魔石やらを並べて確認して貰い、いよいよ剣を受け取る。


「こいつは俺の最高傑作だ。せいぜい武器に風格負けしない勇者になれるよう、精進しろよ、嬢ちゃん」


「あはは、これでも結構腕に自信はあるんだけどね」


 言いつつも、“勇者の剣”を鞘から抜いて出来栄えを見てみた。


「うわ……これは凄い剣だね……」


 曇りなく、鏡のように磨かれた黄金色の刀身。

 刃こぼれ一つ無く研磨された刃は、触れただけで血が噴き出しそうなほどに鋭く。

 柄や鞘も、凝った装飾が施されていて美術品としても通用しそうだ。


 無性に試し斬りをしたくなるが、最強の【筋力】に最強の武器が合わさるとどれだけの威力になるのか見当もつかない。少なくとも村の中では振るうべきじゃない。はやる気持ちを抑えて、一旦鞘に戻す。


「ありがとう、最高の武器だよ。大事に使わせて貰うから……あ、そうだ。コレ二個目のオリハルコンだけど、昨日言ってた刀、またお願いするね」


「おう、任せときな」


 鍛冶師のおじさんに二個目のオリハルコンを手渡し、また村を後にする。正直かなり慌しい気もするけど、最終決戦前はきっと誰でもこんなものだと思う。


「じゃあ、次は“聖なる鎧”取りに行こうか。なんか移動してばっかりで申し訳ないけど、みんなは大丈夫?」


「はい、大丈夫です!」


「移動って言っても空の旅は楽しいからね。おねーさんは全然平気よ」


「……歩きの日々に比べると、なんてことないの……」






 続いてやって来たのは、勇者が装備できる最強の鎧、“聖なる鎧”が置かれている『精霊の塔』だ。ここも切り立った断崖の上に位置しているので、天空雀に乗れるようになってやっと訪れることのできる場所だ。

 この塔の最上階に、女神の眷属である精霊が魔王の手により封印されていて、その封印を解くとお礼に“聖なる鎧”を貰えるということになっている。

 終盤の迷宮(ラビリンス)だけあって、強いモンスターに難解なパズルが待ち受けている難所のはずなのだが……


「勇者の剣、凄いですね……」


 出番の無いアヤメが、明らかに憮然とした様子で呟く。“勇者の剣”の試し斬りも兼ねてここに挑戦したんだけど、敵が一体なら僕の通常攻撃で、二体なら僕の≪二段斬り≫で、それ以上なら僕の≪薙ぎ払い≫で大抵片が付いてしまうんだ。僕が剣を振るう度にモンスターが血煙を上げて真っ二つになるのを見ると「あれ? これって無双ゲーだったっけ?」という気分になってくる。


 勿論、敵が複数グループに分かれて襲い掛かってくると僕一人じゃあ手に余るから仲間三人にも頑張って貰うんだけど、僕が動く度に敵が一グループずつ減っていく様子は冒険を始めた最初の頃の戦闘を思い出したりもした。

 本来武器は少しずつ段階的に取り替えていくものであるが、僕の場合は初期装備の棍棒で十分戦えてたせいでここにきて武器のグレードが飛躍的に上がりすぎてしまった、ということだろう。


「勇者の剣、強いね……」


 とりあえず全責任を剣に押し付けて、最上階まで到達した僕らはいよいよ“聖なる鎧”と対面することになる。

 この地を守護する精霊を表す紋章が描かれた、両開きの荘厳な扉を開ると、中には燦然と輝く――


「ちょ、これって!?」


 燦然と輝くエプロンドレスが、どういう原理か空中に浮いたハンガーに吊らされて僕達を待っていた。


『――勇者よ、よくぞ私を助け出してくれました。さあ、その鎧を受け取りなさい――』


 部屋の中に、先ほど助け出した守護精霊の美しい声が響き渡る。だけど……


「あのー、これ、鎧じゃないんだけど……」


 そう。本来なら青く輝く金属にこの守護精霊の紋章が刻まれた、格好いい重厚な鎧がここにあるはずなんだ。どんな武器や炎をも通さないその鎧は、勇者なら一度は憧れる夢の装備なんだけど……


『――えっと、気を利かせて仕立て直して下さいました。……女神様が――』


「そんな暇があるんなら魔王をなんとかしてよあのぽんこつ女神っ!」


 どうでもいいことに予算費やして勇者の初期装備をケチる王様といい、なんでこの世界はこんなにも勇者に厳しいのか。

 もうぐれちゃうよ、僕。不良勇者になっちゃうよ。


『――そ、装備性能はちゃんと据え置きですので、どうか機嫌を直して下さい――』


 申し訳無さそうな精霊の声。とりあえず落ち着きを取り戻した僕はルナに一応≪鑑定≫を依頼し、他に何か罠が仕掛けられていないか確認する。


「……判明。アイテム名は“聖なるエプロン”、高い防御力と魔法防御と自動回復機能を持つ、超硬い防具、なの……」


「え? エプロンだけ!? ドレスは何処に行ったの!?」


「……きっと文字数制限、なの……」


 確かにアイテムウィンドウの横幅の問題があるからあまり長いアイテム名はつけられないんだけど、なんか釈然としない。

 とりあえず、その青く輝くジャンパースカートと精霊の紋章が刺繍された真っ白いエプロンを手に取って『精霊の塔』を退去しようとしたのだが。


『――勇者よ、最後に一つだけお願いがあります――』


「え? な、何?」


 ゲーム本編では覚えの無い台詞を背中から投げかけられた。一体何だろう?


『――折角ですので、ここで着替えて私にも勇姿をお見せ下さい――』


迷宮(ラビリンス)の奥地で生着替えって難易度高くない!?」


 結局、渋ってると精霊がなんか涙声になったので、仕方なく部屋の隅でささっと着替えて“聖なるエプロン”ドレス姿を披露してみた。

 着てみると判るけど生地が絹のドレスのように繊細かつ美しく、ジャンパースカートもエプロンも高級感溢れる輝きに満たされている。あと防御力も格段に上がってて、勇者の剣と合わせるとストームドラゴンやメタルマジンガーぐらいなら一対一で殴り合っても一方的に蹂躙できそうだ。


『――ああ、勇者よ、素晴らしいです。さあ、その鎧を身に纏い魔王を打ち破るのです――』


「……あくまで鎧って言い張る気なんだね」


『――それと、その自前のブラウスはなんか草臥(くたび)れてみすぼらしいですので、せめてもう少し上質の物を着るべきだと思います――』


「大きなお世話だよっ!」






 この日は、それからピカレス氏とミザリーの居る隠れ里に立ち寄り、新婚生活を冷やかしつつ村の宿で一泊してきた。ミザリーは天空雀に、ピカレス氏は勇者の剣に興味津々だったようだ。

 ここまでの冒険の話に交え『精霊の塔』での話を聞かせると、それじゃあとミザリーが余ってるブラウスを一着譲ってくれた。シルク地でとても肌触りが良く、しかし胸は少しきつめだった。


 そして夜が明け、三度目となる山奥の村へと足を運ぶ。


「よう、嬢ちゃん。注文の武器は出来てるぜ」


「ふわわわわっ! 遂にですか! わたくし、楽しみで昨夜はあまり眠れなかったんです!」


 目を輝かせつつ出来上がった刀を受け取り、アヤメは早速朱塗りの鞘から抜いてみる。


「おう。俺の最高傑作、同点タイの“妖刀村様(ムラサマブレード)”だ」


「ムラサマかよっ!」


 代金を支払いつつ思わず突っ込む僕。せめて村正か村雨にしようよ……

 同意を求めにふとアヤメの方を向くと、彼女の顔から笑みが消え、魅入られたように刀身を眺めている。オリハルコンなので鉄とは根本的に製法が違うのだろう、波紋の浮いてない黄金色の刀身はやや違和感があるが、それでも触れて押せばそれだけですっぱり斬れそうな緩やかな反りや鋭い刃は正に刀独特のもので、妖刀と呼ぶに相応しい怪しさや恐さがある。


「……おーい、アヤメー、帰ってこーい」


 僕が呼びかけるとアヤメは「……はっ」と我に返り、刀を鞘に納めた。そしてにへへ、と襲撃時の首狩り族よりも楽しげに輝く笑顔を見せ、


「ユウさんっ! 早速試し斬りに行きましょう! もうこの際モンスターでも岩でも山賊でも鉄でも良いですから、どこか斬り放題の楽園へっ!」


「うん。まずはよだれ拭こうね」


「ふわわわわっ!?」


 鬼に金棒と言うか、何とかに刃物と言った方が近いか、ストレートに言うと修羅に妖刀を与えてしまった鍛冶師さんはちょっと引いたような様子だったが、あえて気にせず僕達はお礼を残して村を離れる。

 それから、アヤメの試し斬りも兼ねて何箇所か迷宮(ラビリンス)を攻略。今の時点で整えられる範囲で最強の装備を揃え、遂に決戦の用意も整った。


 で、余談だけど、アヤメの試し斬りの様子は断じて楽園などではなく、言うなれば血煙温泉地獄巡りだったよ。






 さて参考までに、僕達の装備はこんな感じだ。


 まず僕は、武器が“勇者の剣”、鎧が“聖なるエプロン”(ドレス)、盾に“光の盾”、頭に“聖銀の髪飾り”、アクセサリー枠が“精霊の護符”だ。大部分を勇者専用装備で揃えているので元のステータスと相まって攻撃力・防御力ともに異次元の領域になってるはず。


 シンディは、武器が槍最強の“オーディンの槍”、鎧が“竜鱗の鎧”、盾に“竜鱗の盾”、頭に“聖銀の髪飾り”、アクセサリー枠が“命の指輪”だ。竜鱗の装備効果により魔法系のダメージに高い耐性があり、ボス戦でもそうそう倒れないであろう。


「なんかこう、あたし一人だけ重装備で居るのも浮いてるわね」


「本当は僕も鎧装備のはずだったんだけどねえ……」


 結局僕は最初から最後まで何故かエプロンドレス勇者だった件について。


 で、アヤメは、武器が“妖刀村様(ムラサマブレード)”、鎧が“女神のレオタード”、盾枠に“竜鱗の手甲”、頭に“聖銀の髪飾り”、アクセサリー枠が“力の指輪”だ。鎧防具のレオタードはいつもの着物の下に着込んでるため外からは見えないが、脱ぐとレオタードだと思うとちょっとドキドキしてしまうのは男の性か。


「ううう、なんだか落ち着きません……あんまり見られると恥ずかしいです」


「大丈夫。どうせ外からは判らないから堂々としてれば良いよ」


 なんか特殊なプレイみたいな会話になってるが、防御性能の高い防具なのでアヤメには割り切って貰うしかない。


 最後に、ルナは武器が“溶岩の杖”、鎧が“聖光のローブ”、盾が“魔法の盾”、頭に“聖銀の髪飾り”、アクセサリー枠に“知恵の指輪”だ。本来は聖職者用の厳かなローブをアレンジしてゴスロリ風に着こなしてるのが何とも彼女らしい。


「……にゅふふ。この神聖さ溢れるコーディネイトで悩殺、なの……」


「……誰を? 魔王を?」


 黙っていれば清楚な雰囲気だとは思うけど悩殺とは目指す方向が違う気がするぞ。


「さて、じゃあ明日は一日休養日にして明後日に『闇の城』に乗り込もう」


 最終決戦前だからこそ、ゆっくり休みを取るのは忘れずに。休みすぎ? いやいや、日本人が働きすぎなんですよ。






■――――――――――――――――――――――――――――――――――


なぜなに『ラビドラ』!


第15回:武器防具の補足説明



“勇者の剣”……勇者専用装備で攻撃力も最強の剣。伝説の金属オリハルコン製。


“オーディンの槍”……“勇者の槍”以外で攻撃力が最強の槍。


“妖刀村様”……“勇者の剣”以外で攻撃力が最強の剣。ゲーム本編には登場しない。尚、妖刀とは言っても別に自分の意志に反して人が斬りたくなるような呪いの武器ではなく、そういうのはあくまで本人の資質である。


“溶岩の杖”……本来は『大嵐の山脈』に入る為のキーアイテム。杖の中では攻撃力が高く、戦闘中に道具として使うことで≪爆炎≫の呪文を放つ。地味に便利。


“聖なるエプロン”……勇者専用装備。ゲーム本編では“聖なる鎧”。高い防御力、魔法防御に加え、HP自動回復の効果を併せ持つ、最高の鎧。


“竜鱗の鎧”……高い防御力に加え、<炎><氷>属性のダメージを軽減する効果を持つ。防御力だけならもっと高い鎧は他にもあるがボス戦で便利な装備。


“女神のレオタード”……高い防御力と魔法防御を備え、即死系呪文にも強い伝説の女性用防具。但し何故か見た目で敬遠され易い。


“聖光のローブ”……魔法防御が高く、回復系呪文の効果を上げる特殊能力もある、治癒術士・賢者専用装備。


“聖銀の髪飾り”……銀の髪飾りのパワーアップ版。状態異常に強い。


“光の盾”……勇者専用装備。高い防御力、魔法防御を持つ。


“竜鱗の盾”……高い防御力に加え、<炎><氷>属性のダメージを軽減する効果を持つ。


“竜鱗の手甲”……攻撃力が上がる篭手。格闘家・戦王のみ装備可能。


“魔法の盾”……軽くてマジカルな盾。防御力の数値は低目だが魔法ダメージを軽減する。


“精霊の護符”……勇者専用装備。即死系呪文に強い耐性を得る。


“命の指輪”……【耐久】が5上がり、HP自動回復能力を得る。


“力の指輪”……【筋力】が10上がる。


“知恵の指輪”……【知力】が10上がる。


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