プロローグ
無限弾丸……通称無弾 とても連射機能が効き、無限に弾が打ち出されるというとてつもない
弾である。
とある国で作られ、製造方法は秘密…世界でたった一つの物である。
その弾丸を持っているのが俺 三島 紀文今年で18歳になる
はずだった。
今俺はこっちの世界で6歳の男、愛武器の銃に無弾を入れている
なぜ俺が6歳になったか…それを今から説明しよう
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その日はいつも通り学校から帰り、家でゲームをしていた。
親はどこかへ出かけたきり帰ってこない…その為俺は一人で暮らしてきた
ピンポーン ピンポーン
突然のインターホン
ガチャガチャ
鍵を開ける音……え?……ピッキングか?
そう思ったときには遅かった。
「HEY!」
「誰だ 帰れ ゲス ゴミ カス」
「ちょww初対面の人にwwwひでぇ」
この謎の男の容姿を見ただけで俺は暴言が出ていた
こいつの全身が泥だらけ……しかも土足、故に部屋が汚れる
そこから導き出される言葉が
「誰だ 帰れ ゲス ゴミ カス 消えろ 警察呼ぶぞ」
となるのだ、うん、しゃれにならねぇ警察呼ぶか。
泥棒だろ?ピッキングとかって、ノリのいい泥棒だろう
それ以外が考えられない。
「いや、俺覚えてない?あなたのお父さん!」
「………俺の父は弁護士で頑固頭の父だ」
「いや、本当だって!あんたの父の三島 庄!!」
「断じて信じない!親は何年も帰ってねえんだ!」
「連絡遅れただけ!とりあえずこれだけ渡そうと思ったんだよ!俺が行った国で作った銃と弾だ」
渡されたのは妖しく黒に光る銃とカプセル
何となくカプセルを銃に取り付ける……すると銃口が一瞬光った。
何気なく銃口を父?に向ける
「危ない!!やめろ!父さんに死んでほしいのか!?」
「あぁ、何年もほったらかしにした父は殺す」
「待て!!はやまるな!父さんはお前を犯罪者にさせたくない……」
「父さん………」
「紀文………」
俺は無表情のまま引き金を引いた。引き金は戻る事がなく、俺はずっと押したままにした。
すると気がついた時には銃弾がもう出ていた、しかも無音で。
「ぎゃああああ!!!危ない!!あたる!死ぬ!!」
「すげぇ……無音でしかも威力もはんぱない」
「あぁぁぁぁ!!!!家に穴が!!穴があああああ!!」
ん?……これどうやって止めるんだろうか……
「親父!これどうやって止めるの?」
「こっち向くなあああ!!!止めると願えええ!!!!」
心で止めることを思うとすぐに銃弾は止まった
辺りは無残になっていた。