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トッパー。からの。

フランスベッドのスプリングマットレスに布団を敷く形で寝ていた私。

前述したテンピュールの枕はもちろん、

テンピュールの低反発のマットレスも素晴らしいと感じていた。

どうやら私は低反発と相性が良いらしく、

毎日の寝床に低反発を導入できないものか？

と日々模索していた。

テンピュールのベッド、マットレス。

お値段を調べていただくとお分かりの通り

なかなかの高額商品である。

社会人であれば奮発すれば購入可能なのかもしれないが

当時学生であった自分には

バイトをしていたとはいえ

なかなか手が届かない高嶺の花であった。

そんな私にも低反発の寝具を手に入れる方法があった。

トップバリュで商品展開されている

低反発マット。（お値段約1万円）

フランスベッドのスプリングマットの上に

それを敷けばお手軽に低反発の寝心地を手に入れられる！

(投稿日時現在でも販売されています。)

いわゆる、トッパーと言われる

今現在お使いの寝具の上に

ただ敷くだけでOKという

なんともお手軽なマットである。

スプリングマットレスの上に

トップバリュの低反発のマットを敷く。

おぉ。

確かに低反発！

良い…。。。

のだが。

満足には至らない。

テンピュールのマットレスは

低反発素材で20cm～30cmの厚さのマットレスなのである。

それと比べトップバリュのトッパーの厚さは

わずか4cm。

4cmの厚さで

かつ品質的にも劣るであろう分

テンピュールに

敵うはずもないのだ。

そこで私は考えた。

1枚で満足できないのであれば

2枚重ねたら良いじゃないか！！！

と。

1枚4cmでも2枚重ねれば8cm

低反発のモチモチ具合は2倍になるはずだ！と。

アホみたいな理論なのだが

なんとこれが意外にも大正解。

これで満足できなければ

3倍プッシュだ！！(ザワ…ザワ…)

などと考えていた私の予想を覆し

予想以上の寝心地を提供してくれたのである。

使用していたフランスベッドのマットレスも

スプリング構造でサポート機能に貢献してくれていたかもしれない。

そんなこんなで

比較的低投資で思っていた以上の寝床を獲得できたのである。

が、そんな折、私に人生の転機が訪れる。

交際を始めた彼女との半同棲生活である。

当然お互いが好きで付き合い、

その付き合った彼女は独り暮らし。

多くの日々を彼女の部屋で時間を共有し、

それはそれは楽しい時間でしたよ。

睡眠時以外は。

彼女の寝床、

硬い床に煎餅みたいなうっすい布団を敷いただけの

私からしたら地獄のような睡眠環境。

やることやって、

寝て起きたら腰がバッキバキなのである。

いや、そういう意味ではなく。

寝て起きたら寝床の環境が悪すぎて

腰が痛いのである。

翌朝、横で目覚めた彼女は

指先で目尻を拭いながら

「おはよう～(はぁと)」

って。

いや、あなた、よくこの睡眠環境で熟睡できますね！？と。

時には実家の寝床が恋しいがために

何かしらの無い理由をつけて帰宅する日まであったぐらいですよ。

で。

睡眠環境に力を入れたい私。

彼女の布団が煎餅でなくなれば良いのです。

(ここから先の商品に関する記憶はうろ覚えです。)

当時のアマゾンで

中国製の低反発ウレタン製のマットレスを購入しました。

厚さがなんと20cm！(だったかなぁ？？)

お値段が

ダブルサイズで1万円～2万円ぐらいだったかなぁ？？と。

私の好きな低反発&彼女と一緒に寝ても広々なダブルサイズ！

まさに破格！！

到着時は布団圧縮袋でほぼ真空状態のカッチカチの状態でした。

封を切り、空気を吸わせるとみるみる膨らみ

モッチモチの低反発状態に！

床にそのマットレスをそのまま置き、

ダブルサイズの敷パッドを別途購入し、

その日からそれが2人の寝床となりました。

それを導入した当初、

彼女も

「なに？これ、スゴい！！ふっかふかぁー！」

って喜んでました。

私もそれを導入してから実家に「わざわざ」帰る頻度も激減したと思います。

その後。。。

数ヵ月でへたりました。

ダブルサイズの真ん中らへんがやっぱりヘタるんですよね。

だって、そこを一番使うから。

ケンカしてる二人が寝るなら両端がヘタるでしょうが

ラブラブですからね。

真ん中がヘタりますよ。

驚くぐらいのスピードで。

そして、別れがやってくるんです。

いわゆる破局です。

彼女も部屋を引き払うこととなりました。

どちらが悪いとかはあえてここでは言いません。

そして、処分に困るのが

私の購入した

ダブルサイズの極厚低反発ウレタンマットレスです。

これ、どうやって捨てたらいいの？？？

多くの人があらゆる商品を購入する際に

ほぼ考えない疑問に直面します。

へたってるとはいえ厚さ20cmのダブルサイズの

低反発マットレス。

配送された時のように真空状態にできれば

労力は半減できるかもしれませんが、

そんな器具や技術は当然ありません。

結果、2人の愛の巣として活躍(？)してきた

分厚いウレタンマットレスは

市の指定通り、燃えないゴミとして

私が細かく切り刻み有料のゴミ袋に詰められて

なんとか回収してもらいました。

寝具に限らず大型の家具家電、

廃棄の事まで考えて購入されていますか？？