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参 o増殖

宮廷魔術師長「、、、」

宰相クリック「やはりお猫様が何らかの形で関わったようですね」

国王エリック「魔王が猫にエサを与えたり撫でたりするところを想像できんが」

宮廷魔術師長「、、、」

ドカン!

急に会議室の扉が開く!

そこには息切れした神官長が猫を抱えている、

神官長「や、やりました、いつもあらわれる食堂辺りでお猫様を無事に保護いたしました!」


宰相クリック「いやいやいや、触れているのになぜ貴方は増幅しないのです?

それに貴方が崇めるお猫様はかなり嫌がっているように見えるのですが、」

宮廷魔術師長「、、、」


お猫様「フシィー!」

お猫様は尻尾をパンパンにふくらませ下ろしてほしそうだ

神官長「ん?あ!、食べ物を与えなければ増幅しませんよー」

と言いながらお猫様を下ろす、とお猫様は勢いよく走りだすと、国王エリックに飛び付く、

なぜか国王が増える、

宰相クリック「な!」

宮廷魔術師長「ふが!?」

国王エリック×2「ん?どした?一瞬目が霞んだのだ、、ぎゃー!

影か?

いや流れてきに俺分裂しちゃった?」

神官長「と、とりあえずこれ以上誰かが増えないようにしなくてわ、」

宰相クリック「貴方がつれてきたのでしょう

なんとかしなさい!

それに貴方が触れても増えないみたいだし」

一見ただの猫と神官長の追いかけっこバトルの結果なんとか再びお猫様を抱きしめる神官長、

神官長「お猫様、無礼とは思いますがしばらくゲージにでも入っていただきます、」

お猫様「フシィー!!」

宰相クリック「食べ物を与えていないのになぜ国王が増えたのか?

まだまだ解らない事だらけですね、」

国王エリック×2「いや、飛び付いた時に俺の服についていた何かを舐めた瞬間目が霞んだのでおそらくそういう事なのだ」

宰相クリック「は、はー、なるほど」(かつおぶしでもついていたのかな、)

国王エリック×2「しかし、これからどうしたものか、、

いや、仕事を分担出来ると思えば案外悪いようにはならないのでわ?」

宰相クリック「問題は色々あります既にどちらが元々のエリック様なのか解らなくなってしまってますし

あえて混乱を起こそうとする貴族たちに利用されるかもしれません、

それに王妃様にはなんと報告すれば、、」

国王エリック×2「まあ貴族たちには内密にして、王妃は

、、、いっそのこと王妃も増殖しちゃう?」

宰相クリック「はぁ、そこはエリック様が自分自身に嫉妬するのを耐えてもらえれば、、

まぁどちらも無理でしょうね、」

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