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壱 r、k増殖

初めまして、ペンネーム、オオタケタケ(大武竹)

と申します、昨年、長年飼っていた愛猫が他界いたしました、ペットロスを乗り越えて?、今、愛猫が異世界転生でもして楽しく生きていたらなー、と思いペンを取りました、

王国歴780年、魔法がある世界、良くある設定の中世ヨーロッパ風の剣と魔法がメインの世界で今まさに人類存亡の危機に陥っていた、

なん世代も続く人類対魔族の戦争は旧魔王をも瞬殺してしまった新しい魔王が直接軍を率いて王城にまで迫っていた、


宰相クリック「陛下、偵察部隊から魔王軍が最後の砦を突破し王城まで2日の位置に迫っていると報告がありました

全国民を巻き込んだ総力戦にかけるか降伏するかの判断の時がせまっております」

国王エリック「城にいる幹部を全員あつめてくれ、至急にだ」

幼馴染でありながら宰相を勤めるクリックのいつもになく深刻な声色に疲れはてた顔でそう答えたのは第13代目国王のエリックである

 

  なぜ俺の代であんな規格外な魔王が出てきたのか自分の運の無いこと、誰かかわってくれないかな、、



会議室にて緊急会議が開かれる

国王エリック「皆も既にしっているとおり魔王軍が、と言うより魔王単体で我が国が誇る第一師団がほぼ全滅させられた

そしてその魔王が王城まで2日の位置にまでせまっている

皆の忌憚なき意見を聞こう」

宮廷魔術師長「陛下、魔王以外の魔王軍そのものは永年にわたり我々人類にも戦えていた者共ですじゃ

要はあの新魔王さえなんとかすればまだ望みはありますじゃ」

高齢の宮廷魔術師長がこの場にいるほとんどの人物が思う事を口にする

少しの沈黙のあと

戦士総長「そんなことは解っている、具体的にどうせよと言うのか、」

戦士総長の呆れたような突っ込みのあとに続く発言もなくただ沈黙が続く、、、

宰相クリック「少し視野を広くするもしくわ緩めてみてはどうでしょう?」

国王エリック「?と言うと?」

宰相クリック「いつもはもっと雑談なんかも交えもっと緩い会議をしてきた結果

思いがけない突破口が見えたりしたものです

今は少し余裕がなく凝り固まっているように思うのです

まぁ実際余裕なんかまったく無いのですが」

国王エリック「まぁこれまではそんな感じだったな、

そうだな一度頭を柔らかくすると言う感じでなんでもいいぞ何か報告や話しは無いか?

笑いをとってもらってもかまわんぞ?」


宰相クリック「聖教会からはあれ以来なんの連絡もないのですか?神官長?」

神官長「はい、聖教会による勇者召喚に失敗し一年なんの沙汰もありません、おとなしくなったものです」

宰相クリック「まぁあれだけ我が物顔で威張り散らしていたのでよかったのかもですが肝心の勇者とやらには期待する声もあったのでなんともですね」

戦士総長「あのボッタクリの聖職者どもが、」

そんな会話が途切れ再び沈黙が続く中、

「あ、あの、発言する許可をいただきたく」

扉近くに立つ衛兵が言葉を発する

国王エリック「うむ、かまわん」

衛兵「ありがとうございます

2週間ほど前から兵士よう食堂の調理場でおかしな現象が起こっていると言う話です

なんでも食材庫から食材を運んでも食材庫の在庫が減らないらしいのです」

、、、

宰相クリック「笑いを取ろうとしているのか?面白くなさそうだぞ?」

衛兵「いえ、それだけだと食材費が浮くなーというだけなのですが

1週間ほどまえに私も食堂を利用したのですが給仕をする女が3人増えていたのです、ただ増えただけではなくて3人、元の給仕を入れると4人ともまったくおなじ顔で背格好までおなじなのです

四ツ子?と頭をよぎった時ふと厨房が目にはいったのですがいつも調理肉を解体している料理人も増えていて、しかも先程とおなじようにみな同じ顔で背格好まで同じなのです」

、、、

宮廷魔術師長「聖ドッペルゲンガー、

その昔人類の危機に神が使わせた戦士たちは皆同じ顔で背格好まで同じであったらしいのじゃが?」

神官長「まじか?」

宰相クリック「とりあえずそのもの達を今すぐここえよびなさい」

戦士総長「全員を呼ぶのはどうなのかな、魔族的ななにかであったりしないか?」

宰相クリック「解りましたかく一人づつでしたら大丈夫でしょう?」


コンコン、衛兵「先程の人物達をお連れしました」

宰相クリック「かく一人づつのみ入りなさい」

衛兵「それが料理長もお話があるとかでついて来られました、」

宰相クリック「かまわない入室を許可する」



おどおどとした給仕女と料理人、料理長が入室する、

宰相クリック「移動中に衛兵から話を聞いているとわ思うがここに呼ばれた理由はわかるよな?」

料理長「申し訳ございません、最初は兄弟達を使って日頃厳しくしていることえの仕返しでしているのかと思い報告はいたしませんでした、

それが日がたつにつれ一人又一人と増え今では合計15人にも増えているのです」

戦士総長「15人!?

兵士がもし増えれば、、、」

宰相クリック「原因に心当たりはありますか?」

給仕女「お、お、おそらく猫です」

全員?

給仕女「2週間前位から真っ白な猫が食べ物をねだりに来るようになりました、

そして食べ物をあげた人間が増えるみたいです

見た目だけではなく記憶も技術もまったく同じ人間が」

全員が驚きに声も出ない、

そんな中ぼそっと呟く者が

戦士総長「ますます兵士をふ増やせれば、いや家族や恋人などどうする?、、、」

ぼそぼそと考えが声に出てしまっている、

宰相クリック「いっそのこと歴代最強と言われる戦士総長を増やせばよいのでは?

ついでに宮廷魔術師長も、」

戦士総長「な、なにを、そんな事になって後の事はどえする?妻や子供の相手や、役職は?」

同時に宮廷魔術師長「戦力という意味ならわしの一番弟子が魔法的戦力でわもうわしを上回っている、頭はまだまだじゃが、」

宰相クリック「頭ね、、、」

国王エリック「決まりだな、王命である!

その猫を見つけ出し戦士総長と宮廷魔術師長の一番弟子を可能なかぎり増幅せよ!」

戦士総長「そ、そんな~、」

戦士総長「そ、そうだ俺も一番弟子のほうが強いのだが?」

国王エリック「本当なのだな?

魔法と違って参謀役がいるのだぞ?

剣の腕を抜かれたのなら交代せねばならぬが?」

戦士総長「いえまだまだ負けません!」

神官長「あの、その猫、いや猫様なのですが神の使いか何かの可能性もありますので失礼の無いようにお願いいたします、」

国王エリック「うむ、ではそのように」

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