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ファイヤーガールズ!  作者: アーサー・リュウ
人魚姫の話
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人魚姫の話-3 マリンセイルの人魚姫


クロエは目を覚ますと、知らない場所にいることにいたのに気がつきとったに動こうとしたーーー


「開口部を!!」


「まー落ち着けよ。クロエ。とりあえず目覚めてよかったよー」


そうドンの声が聞こえてホッとして彼の方をみた。そこにはドンと共にミライの姿があったーーー


2人の服装がまだ活動服だったのでこう聞いた。


「もしかしてーーー」


「今は夕方だ。とりあえず、酸欠で意識喪失をして海軍病院に搬送されたって話だ。今日は午後休にしておくからゆっくりとしておいてよ」


ドンはそう言って席を立って部屋を後にして行った。


「クロエさん!無事で何よりですっ!明日には退院していいらしいのでガールズマンションで待ってますよ!あと、クロエさんが救助した女の子無事って聞いてますよ!!」


ミライはそう言って手を握ってから、ドンの後に続いて言った。

病室に残されたクロエはほっとして近くにあったコップを手に取って水を飲んで落ち着くことにした。


「なんだ。よかった....」


クロエはそう呟き、救助できた少女のことをふと嬉しく感じた。


「あ、消防士のお姉さん!!」


小さいクロエはすごくニコニコした顔をしながら、クロエの方へとび込んで行くように抱きついてきた。


「ありがとう...本当にありがとうーーーお姉ちゃんはいなかったら...」


小さいクロエはそうどこか感情を込み上げそうになりながらもどこか嬉しそうにそう言ってくれた。


クロエはそれを聞いてそこは顔は綻んでにやけているのが自分でもはっきりとわかっていた。


「お姉さんは人魚姫だから大丈夫って、あのおじさんの消防士の人が言ってたから私も信じてた。

あの黒い船の中をすいすい泳いでたからきっと大丈夫だってーーー

私もお姉さんみたいに人魚姫って言われたい」


「慣れるよ。水は怖くない?」


「大丈夫。お姉さんみたいになりたいから、怖くても私泳ぐ」


「じゃあ、練習して頑張ってみて....」


「うん」


小さいクロエはそう頷くと満遍の笑みを浮かべてからクロエのいる病室を嬉しそうに看護師に連れられて出ていった。


クロエはホッと息をついて大きく伸びをしてこう呟いた。


「ま、せっかく。だし休みますか〜それに...得意なことでありがとうって言われるのはちょっと嬉しいかも。

この仕事やっててよかったかもぉ〜」


クロエはそう言ってどこか表情を緩めてニコニコして外を眺めた。


「でも、もっと頑張らないと...」


マリンセイルの人魚姫と言われてるクロエはそうどこか自分のことを誇らしげに感じていたーーーー


ーーーー

翌日の朝。


「お疲れ〜ミライ。ごめんね〜昨日は突然抜けることになっちゃって」


クロエはそう女子寮(ガールズマンション)に戻って来て勤務明けで帰ってきていたミライに話しかけた。

ミライは当務明けで疲れておりどこかフラフラとしていたがクロエの声を聞いてニコッと笑みを浮かべてこう言った。


「もぉー昨日は、あの救助報告書と署長からのお説教と顛末書の作成で....大忙しでしたよ〜


とりあえず、署長の指示を無視して船内に潜航したのはドン隊長の独断って話だったらしいですが...」


「あちゃー」


クロエはそれを聞いて、真っ先に要救助者を見つけて飛び込んで言ったことに関してで責任を負ってくれたドン隊長の顔が浮かんで申し訳なくなった。

その後も結局、2人でどんどん救助に進んで行ったのもあったが....


「でも、署長は呆れてましたけど...結果オーライだから、命令違反の処分にはしないって言ってましたよ」


「ドンさん....いや、ドン・ロック少尉にちゃんと謝っておかないとーーー」


「ボーナス査定とか響きますね」


ミライはそうどこか冗談ぽく言ってきた。クロエはそれを聞いてため息をついた。


「あちゃーボーナス...減っちゃうぅぅ...」


どこか、かなりショックを受けているような様子を見せるクロエを見てミライはどこ困った表情になった。


しかし、当のクロエ自身はすぐに表情を元の戻して何事もなかったかのように笑みを浮かべてこう言った。


「ま、でもいいか...いいや、命令違反は良くはないけどーーー


ミライも感じたことある?このなんとも言えない嬉しさ的なの?」


突然の質問にミライは驚いたが、クロエの言いたいことはどことなくわかっていた。


この仕事を通じて色々な現場に行っていろんな人を助けることがある。

その時に何か自分で助けられたという時の気持ちはとても嬉しいというのがあったーーー


『ありがとうーーその言葉はあるから、この仕事はいいんだよ』


ふとそう、疲れた顔をしつつもニコッと笑みを浮かべどこか誇らしげにしていた被災地から戻ってきた父の姿をみたのを思い出した。


ミライ自身も、ありがとうと言われた経験をふとモイ出してやっとその気持ちがわかった気がしていたーーー


「わかりますよ」


ミライはそう返事をしたーーー


「この仕事やっててよかったって思うよ...それにさ...私の1番得意な分野でってのは特にね」


クロエはそういうとどこかうっとりしてにやけ顔になりながらこう言った。


「あーもっと頑張りたいなーなんて思うよね」


「そんなうつつを抜かすのもいいけど。明日は復帰初日の当番日なんだから頑張ってよね」


そうリザがクロエの頭を後ろからポンと叩いてそう言ったーーー

そしてため息をついてこう言った。


「それに明日は...私が隊長でレオンが機関、クロエが1番員、ミライが2番っていうやつだからね。しっかりやってよね」


「はい!了解です!アカハノ軍曹」


驚きながらもどこかまだ顔が緩んでるクロエはそう言ってリザに向かって敬礼をした。


「でも、私もわかるわよその気持ち。しっかり大切にしてなさい」


「は、はい!」


そうクロエは返事をするとリザは手を振りながら自室へ戻って行ったーーー


リザを見送ったミライとクロエは顔を合わせてこう言った。


「じゃあ、ミライも疲れてるでしょ?また明日からよろしくね」


「は、はい。よろしくお願いします」


ミライはそう答えると欠伸をしながら部屋へと戻っていくのをクロエは見送った。


クロエは部屋に戻って明日の勤務に向けての準備を始めたーーー


マリンセイル消防大隊ではちょっと噂になってる水難救助のエキスパートのクロエという話が大隊の中で広がって行ったようだったーーー


もちろん、まだまだとクロエは感じていたが....

満更でもなく嬉しそうにしているのをミライはみていた。


ミライ自身もいつかは、そう言われるような消防士の1人のなれたらとふと感じながら憧れの仕事で頑張るのであったーーー



ドン「おい。なんか短くないか?」


リザ「なんか...ちょっとネタ切れというか話を伸ばしきれなかったそうです....」


ドン「なるほどな...ま、ちょっと空きがすごくあったからな」


ミライ「少し期間を空けるって作者が言ってました」


ドン「本当か...それは残念だーーーま、また描けるようになってるのを気長に待つことにしよう...」


レオン「隊長!出場かかります!建物火災です!!」


クロエ「ミライ!準備して行くよ!」


ミライ「わかりました!ではまた再会の日まで!またねです!」

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