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ファイヤーガールズ!  作者: アーサー・リュウ
人魚姫の話
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人魚姫の話-2 静かな海の中

クロエはくらい船内を潜って要救助者を探し始めたーー


暗い船内をクロエはライトで照らして手で触れながら他の部分も逃さないように進んで行ったーー


音も頼りに周りも探す。

少し船が揺れ始めているのを感じ時間がないことも感じられた。


『もしかして...沈むーー急がないと...ここが客室だからここにーーー』


目星をつけてクロエは周りを探してみるがなかなか要救助者が見当たらなかった。

焦りを感じ始めていたが、クロエはぷかぷかと浮かんでいる中で呼吸を整えた。


ゆったりと進みながらコンコンと音が聞こえたので上を見上げると人の足らしいものが見えて、クロエはそこに一気に浮上した。


ちょうど空気の溜まり場になって言いたようでそこで顔を水面から出していた少女がいるのが目に入った。


水面からクロエは顔を出すと少女は驚いた表情をしながらもアンドした様子を見せ後ーー泣き出した。


「もう大丈夫だから。助けに来たからね」


「お姉ちゃん!ありがどうぅぅ」


そう大声鳴きながら、そう少女は言ってきたのクロエは彼女を落ち着かせようと落ち着いたトーンで落ち着くようにまーまーと声をかけた。


暗い船内でクロエの持っていたライトでクロエの来ていたウェットスーツに書かれた文字を見て少女は目を丸くしてこう言った。


「お姉ちゃんは海軍の消防士なの?」


「そうよ。外ではいっぱいお姉ちゃんの仲間の消防士が待ってるから安心してね」


「うん」


「名前は?」


そう聞いて、クロエは話を続けた。

時間が早かったから、少女には低体温症のような状態はあまり気受けなれなかったのでクロエは安心したーー


「私、クロエ」


少女はクロエの問いにそう答えたのでクロエは驚いたが笑顔を見せてこう返事をした。


「お姉ちゃんもクロエなんだ。よろしくねクロエ。クロエは泳ぐのは得意?」


要救助者のクロエは頷いてそれに応えたくれた。

クロエは要救助者用に持ってきた小さいボンベをクロエに背負わせて身体にロープを巻きつけて離れないようにセットをした。


「60秒泳いだら外に出るからね。お姉ちゃんが側についていくからこのロープを離さないでね」


「わかった」


クロエのその言葉を聞いて少女はぎゅっとクロエを繋いでいるロープをしっかりと掴んだーー


クロエは少女にゴーグルをつけさせて。

ドンと繋がっているロープを引いて要救助者発見の合図を送った。

ドンからの応答があったあと、クロエは続けて脱出の合図を送った。


「じゃあ。潜るからねーーーしっかり捕まってて」


クロエがそういう時少女は息を整えたのを見て、クロエ達はくらい水の中に潜って行ったーーー


ドンがロープを引っ張って来てくれるのを感じてクロエは安心感を感じる。要救助者のクロエは怖がってはいたがしっかりとクロエにしがみついてついてきていた。


船外に出る場所を除くとドンがライトで照らしているのが目に見えたーー


クロエは安心して要救助者のクロエと共に船の外に出ようとした瞬間だったーー

船が大きく揺れたのをドンとクロエは感じ取ったーー


クロエは咄嗟に要救助者を外にいるドンにパスした。


ドンがそれを受け取った瞬間、進入口として使用していた場所を船の貨物が入り口を塞いだーーー


完全に進入口を塞ぐことはなかったが、クロエが閉じ込められる形になった。

クロエは焦ってしまったが、ドンがジェスチャーで落ち着くように指示を出した。


『そうだ...呼吸を抑えないとーーー』


クロエは冷静になって自分の置かれた状況を確認したーーー

要救助者のクロエは先にドンと共の浮上していった。


それと入れ替わる形で、レスキュー隊のダイバーがクロエの見えるところにやって来た。

その中にはミライとレオンの姿があった。


ミライとレオンは驚いていたが急いでその荷物をどかそうとしているのが目に入ったーーー

しかしその荷物は数人が動かそうにもびくともしない状況になっていた。


どうやら何かで引っかかって動かせないようであるのをクロエは見つけてそれを指差して彼らに伝えたーーー


そう冷静にしながらも、ボンベの残圧が急に下がっていることに気がつきクロエは冷静さをだんだんと失っていた。


どうやら狭い船内を移動している間に何かしらに接触してボンベが破損していたようだったーー

クロエはハンドサインで伝わるかわからないが、少女はいた場所に戻ることにした。


戻る途中でボンベの残圧が底を尽きて、クロエは身軽になるためにボンベを破棄して空気のある場所を目指した。


息が切れるギリギリのところでその場所に辿り着きクロエは息を整えたーーー


さっきよりも船の状況がよくないのは目に見えてわかっていた。

空気を吸えるといっても、そんなに長くはいられないことをクロエは察したーーー


「あ、私ここから生きて出れないかもーーー」


クロエはそう呟きくらい、水の上に浮きながら昔のことを思い出していた。


クロエはマリンセイルで生まれ育ち、海や川が大好きで泳ぎが得意だったーーー

学生の頃にプールの監視員をしていた時に、溺れた少年を助けた時にふとこの仕事が頭を過っ他のがあって....


消防の世界に入ったーー

本当は水泳選手として活躍もできるレベルだったらしいけど、トロフィーや表彰よりも....

誰かにありがとうって言われることの方が良かった。


「でも、ここで終わりかぁーあのクロエちゃん無事だといいけどーーー」


クロエはそう諦め気味になってた時だった。

見上げていた真っ黒い天井か壁の向こうから、エンジンカッターの音が聞こえてきていたのだ。


「クロエ!俺は部下を死なせる気はないからな!!!現在地教えろ!!」


そうドンの怒鳴り声が、

エンジン音と遮断音に混じって聞こえて来ていた。


クロエにとって、ドンは救助の神様と思える人物だった。

昔違う部隊にいた時に、ドンが何人も抱えて火災室からの人を救い出すのを見てーーー

その姿に痺れたことを思い出したーーー


丘の上では勝てないけど、水の中なら。


そう思い、水難救助の訓練に自ら手を挙げて参加して、ドンからスカウトを受けたことをふと思い出す。


「まだ私。生きないと....途中だーーー」


クロエはそういうと近くの壁をバンバンと叩いて自分の居場所を伝えた。


「ドン隊長!私はここです!!」


必死なってそう叫ぶように言っているが、だんだんと酸欠で意識が遠のいて行くのが感じていたーー


『あ、やばいーーー意識が...』


走馬灯のように人生の思い出の部分がちらほらと頭をよぎり始めていた。


初めて現場でありがとうって言われたのが、豪雨災害で地方に派遣された時に孤立した家から1人で留守番をしていた子供をボートに乗せた時のことだったーーー


この仕事でまだまだ私はやりたいことが....


クロエはそう思ったが、酸欠のは勝てず意識が遠くなって行ってくらい水の中に沈んで行くのを感じ取れたーー


うっすらと差し込み光が見えた時にクロエは意識を失ったーーーー


「絶対引き摺り出すからな!!!開口部が狭い....ミライ!入れるか!」


「よし!」


そのやりとりを聞いた後、バシャンと何かが近くに入水したのを聞いてクロエは完全に意識を失ったーーー


リザ「え、クロエ大丈夫なのかしら!?」


ルーシー「きっと大丈夫ですよ...軍曹」


リザ「でも、クロエってそういう思いがあったのね。いい志だわーーさて、次週って私の出番ってあるのかな」


ルーシー「どうなんでしょう....でも、なんか少しは出そうですね」


リザ「珍しく私が出てない章だからね...ま、いいわ。次回を楽しみにしておくわ...じゃあ、ルーシー告知よろしく」


ルーシー「え!私ですか!了解です。次回マリンセイルの人魚姫乞うご期待です。

やっぱり、クロエさんもそうだけど第二警備小隊の面々ってやっぱりすごいです...」

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