表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/16

メイド付き一戸建て 2万円

町娘の紹介してくれた。メイド付きの戸建ては驚きの安さだった。

この日のためにいろいろと下調べをした。事前に情報を得ておかないとトラブルになってしまうかもしれないからだ。

「あの……すみません」

「はい、何でしょうか」

「こちらに引っ越してきたいのですが」

「かしこまりました。ご住所はどちらになりますか」

この町娘が不動産の紹介をしてくれるらしい

「こちらの物件はいかがですか。広さは3LDKの庭付きでメイドが住み込みでいます。」

メイド付きだって、あまり高いと手が届かないな。

「はいメイド込みで2万円になります?」

「やすっ」

「中見てもいいですか?」








「はい、もちろん」

案内された部屋を見てみる。広々としていてとても綺麗だ。中にエルフのメイドがいた名前はリアナというそうだ。

「こんにちは」

「あ、どうも……」

リアナさんは少し戸惑った様子だ。無理もない、急に初対面の男が現れれば誰だって警戒するだろう。

「私はこの物件を購入したいと思っておりまして」

「そうですか……ありがとうございます」

「家事とかしてくれるんですか?そのメイドって」

「はい、一通りのことはできますが……何か不都合がありましたら言ってください」

「わかりました」

町娘に契約したいと告げる

。彼女は書類を用意してくれた。

「ここにサインしていただいて、あと印鑑があれば大丈夫です」

名前を書く。そして、判子を押した。これで手続きは完了だ。

「では、こちらが鍵です。失くさないようにして下さいね」

「はい、分かりました。」

これから、この家での生活が始まるのか。期待と少しばかりの緊張と共に新たな生活が始まろうとしていた。

この広い戸建てでメイドのノエルとの生活が始まる……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ