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メイドとユニクロ

リアナとの仲を深めたい俺は東京に二人でデートするという提案をする。初めに行ったのはユニクロ。ここで日本の服をそろえることにした。

朝起きると、リアナが朝ごはんを作ってくれていた。

暫くリアナと暮らしてきて、距離感はだいぶ近くなったのだけど、少し物足りない気がする。

もっと仲良くなれないだろうか……。一応メイドの彼女だが、なんとかして心を開いてほしい。

「そうだ。」

俺はいいアイディアを思いついた。

リアナ今日は休みで良いぞ。

「ええっどうしたのですか?」

「今日は日本に行きます。」

「私がですか?」

「そう」


「……私なんかが行っても大丈夫でしょうか……」

「大丈夫だよ。」

「でも、お邪魔じゃないですか?私なんかいても……」

「いやいや、むしろいてくれないと困るよ!」

「そ、そうなんですか!?わ、わかりました!行きます!」

よしよし、上手くいった。

俺は早速準備をして日本へ向かった。

着いた先は渋谷だ。メイド姿で美しいリアナの姿は嫌でも他の人の目を引いた。

誇らしいような、恥ずかしいような。

まずはこの異世界風の服が一目を引いてしまっている。

日本の洋服屋と言えば、ユニクロだ。ユニクロで買い物しよう。

ユニクロに着くと、店員さんに話しかけられた。

「何かお探しですかー?」

流石日本人、対応に慣れているようだ。

「あ、あのこの子に合う服を探していて……」

「かしこまりましたー」

「サイズ測りましょっかー」

彼女は異世界人に少しばかり驚きつつもセンスのよさそうな服を選んでくれた。「こちらになりますね〜。試着室はそちらです〜」

リアナは恐る恐るといった感じでカーテンを開ける。

「ど、どうでしょう……似合ってますかね?」

可愛い。凄くかわいい。

白いワンピースに赤いリボンのついた麦わら帽子を被っている。

なんというか、清楚系美少女って感じだ。

「似合っているよ」

「ありがとうございます!嬉しいです!」

その後リアナは色々な服を着てみた。

俺的には巫女服が一番好きなのだが、リアナには合わなかったようですぐに着替えてしまった。残念である。

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