表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/10

夜のグラデーション

夜の刹那をことばにして記し続けてたんだ





夜い寒



全部否定された夜

頭掻きむしった夜

惨めでたまらなかった夜

存在が罪だと責めていた夜

罰を求めていただろう夜

誰も気づいていない夜

逃げたかった夜

逃げられなかった夜

朝に怯えてた夜

耐え忍んでいた夜

自分の首を絞めてた夜

光を見失った夜

何かが変わった夜

虚無に慣れ始めた夜

偽りを覚えた夜

誤魔化したものに縋っていた夜

いつのまにか諦めるのが癖になっていた夜




少し明るくなった夜























































でもまた絶望が呼んだ夜


駆け上がった屋上から夜景を眺めることしかできなかった夜

すべてがどうでもよくなった夜

すぐ近くに奈落の闇を感じた夜

痛みを想像して心痛めた夜

もどかしい夜









全部僕の夜だ

夜がグラデーションしていくよ


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ