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火は考える

辺りは黒か灰 今燃え移ったのはあなたの手

睨まれる僕は火


燃やすことしか知らないんだ でも罪悪感は燃えてくれないんだ


なのに燃やさずに温めるやり方を教えられてもわからない



名も知らない場所で名も知らない花が酸の雨に降られるのを想像して



何かを求めて宇宙遊泳するパイロットを想像して



雨音にかき消されるようなか細い声や濁らせた言葉



朝が身体に馴染まない人が朝焼け雲を見れたらとか



メガネレンズが曇れば感じることもあるだろう



荒れた肌に冷水がしみることもあるだろう



早歩きな人に笑われることだって





牢屋に独り閉じ込められたい


誰か傍にいて欲しい

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