7 肉体とエーテル体の錬金術。積極的加工。
今度は「3女帝」に行ってみる。
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「特にいうことないんだよね」
門をくぐると、カードの中の女帝に言われる。
「まあそうだね、強いていえば・・・」
と女帝が言われると、女帝の左上にいる小さな白い鳥が「ケッコーケッコーコケッコー!」と鳴いた。
「これがヒントだね」
そう言って、女帝の世界からポンと弾き出された。
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そこで、出番がキリスト()おじさんの某パッド。
鳴き声をネットで検索すると某メーカーの「たまご麺のCM」にたどりつく。
そのCMのフレーズ「麺を卵でねりあげた」というところに意味があるらしい。
そうすると、さっきいった魔術師のカードの神託?のような声が聞こえる。
「料理は、錬金術だよね」という言葉。
そこで、まだ行っていない「12吊られた人」のカードが目の前に現れる。
そして「料理のような加工って錬金術だよね」と言われる。
続けてこんなことを言われる。
――たまご麺を作るように、自分から積極的に、自分の身体とエーテル体を練り合わせて浸透させる。
そうすると「たまご麺」のように、今までよりも上位の身体、上位のものになるという思想、発想が重要だ。
自分の身体と、エーテル体とくに低次エーテル体を良きものにするための思考の切り替え、発送の転換。
二つを十分にあわせて練り伸ばして良いものを自分から積極的に作る、加工する。
自分の身体や低次エーテル体ですらも錬金術で積極的に加工する姿勢。
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「これ、もっとわかりやすいメッセージでくれても良いですよね……」と愚痴る。
「女性が、それじゃつまらないんだって☆」と明るいキリスト()おじさん。
言っている内容は、なぜか何となくわかる気がする。
「夢の中ってそういうものだよ☆世界の、宇宙の叡智がなんとなくわかってしまう場所☆」
キリストおじさんが明るく解説してくれる。