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4 世間と自分の悪の定義と鷹揚な器

次にどこに言うのか聞くと「13死神だ」という答えがかえってくる。


そして13死神の門に辿り着く。門の中に入ると、早速声が聞こえる。


---


「君は悪魔を別格に考えているので、それをとりはらったほうがいい。」


別格というのはどういう意味か、というと「悪魔を特別に見過ぎ」という意味。


そもそも、悪魔の「悪」とはなにか。自分の定義はなにかを、もうすこし固めろと言われる。


良い悪いというのは、得てして「自分にとって都合がいい、自分にとって都合が悪い」ということだったりする。


世間で悪とか悪魔といわれる存在が、自分にだけ特別やさしくて命の危険がなければ、それはもうその人間にとっては「悪」ではないはずだ。


人にとっての悪とは、自分の命をおびやかすかどうか、それに準ずる、つながるような不利益をあたえるかどうかだ。


自分にとって、不利益をあたえなければそれは「悪」ではない。


ただ、数年、数十年、数百年くらいの限定された土地、時間、民族、宗教で「悪と定義されてしまった」だけで、自分にとっての悪かどうかはそれとは別問題。


---


「要は、悪とはなにか?という自分なりの定義をもてということだよ☆」


キリストぶっちゃけおじさんが言う。


「世間で悪、悪魔といわれるものは数多くある。


でもそれって、永遠普遍の悪なの?


いまの、日本の、この時代だけの悪ではないの?


そして、それは自分にとってどうなの?


思考停止せず、そういうことを考えてみるのもいいよね☆」


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