第四話 夢の中にて③
3階にある教室にも関わらず、窓から勢いよく鏡見が出てきた。
隼人(ここは3階、、それに屋上から来たとすれば階段を登る必要があるが、そんな気配は無かった。つまり、奴の能力か。)
鏡見「どうしたぁ!鳩がバズーカ食らったみたいによぉ!」
隼人「いい例えだな。」
そう言い放った直後、鏡見が勢いよく突進してきた。
隼人「あぶねぇ!」
俺はギリギリ横に避ける事が出来た。
ドーン!!
奴が突進し、ぶつかったところの壁には鏡見の拳の形がはっきりとできていた。
隼人(まずい、、出口を陣取られた、、)
鏡見「そろそろ終わらせるか。」
もう一度、鏡見が突進してきた。
隼人(こうなったら、ヤケだ!)
鏡見「っ!?」
俺は窓から勢いよくジャンプし、飛び降りた。
鏡見「あいつ何して、、?奴がいない?」
隼人(今だ!)
窓から出てきた鏡見の体に上から勢いよくハサミを突き立てた。
鏡見「この野郎ォォォォ!」
鏡見の体を足場にし、俺は教室に入る事ができ、そのまま、扉から廊下に出た。
隼人(一か八かだったが、なんとか成功したな。)
隼人は落下する瞬間、空中にパラレルワールドの入口を作り、4階の屋上に出口を作ることで、パラレルワールドに入った瞬間、、本当の世界に戻ることで落下する勢いを利用し、鏡見にダメージを与えることに成功した。
隼人(脊椎を狙ったんだが、少しズレたな。たぶん、あれじゃまだあいつは生きてる。もう一度、今度は致命傷を与えないと、、、)
??「てめぇの能力、瞬間移動かなんかか?」
隼人「!!、この声は鏡見か。」
しかし、辺りを見渡しても、鏡見の姿はなく、唯一見える人影は、鏡に映る自分だけだった。
その時、窓から鏡見の拳がとんできた。
隼人「うっ、、」
咄嗟に、とんできたパンチをかわしきれず、頭にかすってしまった。
隼人(かすっただけでこのダメージ、それに今のは?)
鏡見「驚いたか?」
さっきまで、教室にいたはずの鏡見が窓から俺の前に現れた。
隼人「今のを見て、理解したぜ、お前の能力は鏡の中を自由に移動出来る能力だろ。」
鏡見「まあ、そんなところだ。」
隼人(どうする、奴に不意打ちはもう通じない、それに、距離をとっても奴の能力ですぐに距離を詰められる。)
鏡見「まあ、チェックメイトってやつだよ。」
隼人(いや、まだだ、まだ勝ち目はある!)
鏡見「死になぁ!」
鏡見はそう言い放ち、俺に拳を当てるために、大きく踏み込んだ瞬間、足元にパラレルワールドの入口を作った。
鏡見「っ!!」
鏡見はパラレルワールドへ落ちていった。
鏡見「いって〜な、ってここは、、、」
隼人「家庭科室だよ。」
隼人(出口を家庭科室に置けて良かった。ここなら、あいつを殺せる。)




