第一話 夢
医者「君はあと少しで死ぬよ」
??「え?」
医者「だから、夢見隼人くん君は1週間後に死ぬ。」
隼人「理解できないですよ!なんでですか?!何か手はないんですか?」
医者「ないよ、もう手遅れだ。君の病はすでに全身にまわっている」
隼人「そんな、、、」
俺はそう言われ病院を後にした。
〜隼人が病院に来て2時間後〜
隼人「余命1週間か。まあクズにはちょうどいい死に方だよな」
俺は自分でもこの状況を受け止めきれず、自暴自棄になっていた。
隼人(まあいいや。とりあえず寝よう)
ベッドに入った俺は深い眠りについた。
??「、、、ぉ、、ぃ」
隼人(なんだ?誰の声だ?)
??「おい!」
隼人「うわぁぁぁ!誰だよ?!お前!」
??「そんなに驚くなよ傷つくな」
部屋で寝ていたはずがいつの間にか、どこかわからない真っ白い部屋にいた。
そして目の前には、2m以上はあるような巨体で、黒い肌に翼、そして鋭く尖った爪が俺の胸に伸びていた。
??「いいかお前は確かに夢の中にいる、だが同時に死んでもいる。」
ただでさえいまいち状況が飲み込めていないのに、目の前にいる悪魔のようなやつがさらに今の状況を理解しにくくさせてくる。
隼人「とりあえずお前は何なんだ?」
??「あー、まぁなんだ、俺はお前の案内人みたいなもんだ。それと俺に名前はないから適当にお前が名付
けてくれ。」
隼人(案内人?それに俺は死んだのか?ここは何どこだ?こいつは何がしたいんだ?)
隼人「まぁとりあえず適当にデスとかそう言う名前で呼ぶぞ」
デス「デスか、なんか安直で雑な名前だな」
隼人「うるさい。とりあえずここはどこだ?そして、お前の目的は何だ?」
デス「オーケーオーケー1つずつ説明していこう。まずここはお前の夢の中でもあり待機室でもある。そして、お前には戦ってもらう。命をかけてな。」
隼人「戦う?!おいそれはどう、うぐっ?!」
デスが手を振った瞬間、俺の口が開かなくなった
デス「まあまあとりあえず最後まで聞け。この世にはお前みたいに残り少ない命の奴が大量にいるんだ。そこで、俺ら死神がそんな奴らを助けてやるって言っているんだ」
隼人(戦うって言ってるのに助けるだ?なにを言ってるんだこいつは)
デス「俺らは退屈してるんだ。昔みたいに争いあう人間を見たい。だがお前らは戦争よりも手を取り合うことを選んだ。そのせいで、以前より楽しみが減った。そこで、お前らみたいな死と隣り合わせの奴らを戦わせ楽しみを得るようにしたんだ。」
隼人「んーんー!」
デス「あーあーわかった何か言いたいんだろほら。」
隼人「やっと口があいた。言いたいことが山程あるがとりあえず1つ言わせてくれ。俺はお前らのおもちゃじゃない。」
デス「つまりこのまま死を待つのか?」
隼人「ああそうだ。お前らの楽しみのために死ぬのはごめんだね。」
デス「死んでる奴がいうなよ。それに戦いには勝者がつきものだ。そして勝者にはそれに見合う賞品も必要だろ?」
隼人「どういう意味だ?」
デス「もしお前が勝ったら願いを1つ叶えてやる。その代わり負けたらお前の命をもらう。」
隼人(願いを叶える?こいつが嘘を言ってるかもしれないがこの状況を考えるにそれは無さそうか)
デス「どうだ?やるか?ちなみにやらない場合はお前は1週間後に死が待っているという現実に向き合いながら生けていくんだぜ。」
、、、、
隼人「俺はこのクソみたいな人生を必死に生きたのに、余命1週間だ?冗談じゃねぇ。やってやるよお前らのゲームとやらに。」
デス「そうこなくちゃな。明日、またお前の夢の中に現れる。そんときにまた詳しく教えてやるよ。」
デスがそう言い放った、瞬間、俺は気を失った。
ピピピ、ピピピ、ピピピ、ピピピ
隼人「うーん、あれ?」
目覚めたら家に戻っていた。昨日の出来事が記憶の中に鮮明に残っていたが、とりあえず学校に行くことにした。




