表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

煤と蒼灯の旅人  ー依頼失敗で追放された私、死にかけで契約したのは尊大な古代精霊(inボロランタン)でしたー

作者:愚者
世界は、人を惑わせ、喰らう「霧」に覆われている。 人々は、霧を拒む高い壁で囲われた「城壁都市」の中でしか生きられない。

城壁都市『ガイア』。その壁の外側に広がるゴミ溜め――スラム街で、レンは「運び屋」として生きていた。少年のような身なりで、信じるのは自分の腕と感覚だけ。

ある日、貴族街から「謎の小箱」を盗み出すという危険な依頼を受ける。 だが、潜入は失敗。追手の魔術師に深手を負わされ、逃走する最中、盾にした「箱」が魔術の直撃を受けて砕け散った。

箱から飛び出した蒼い光は、レンが長年お守りがわりに提げていた、ヒビ入りの「ボロランタン」へと吸い込まれてしまう。

『――おい小娘、死ぬぞ』

死の淵をさまようレンの頭に響いたのは、尊大で皮肉っぽい声。 光の正体は、箱に封印されていた古代の精霊「フェンガーリ」だった。

「死にたくないなら契約しろ」 スラムにも街にも居場所を失い、生きるために精霊と半ば強制的に契約させられたレン。

相棒となったのは、唯一「霧」を照らし、道を拓くことができる、おしゃべりな「灯」。 煤まみれの少女は、ボロランタンを提げ、まだ見ぬ「霧の海」へと旅立つ。

スラム育ちの運び屋少女と、口の悪い古代精霊の、異世界バディ・ファンタジー、開幕。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ