表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ブラックリスト勇者を殺してくれ  作者: 七條こよみ
7章 マニー,マニー,マニー
159/255

7-25話 KT


「ほうッ! 結構動けるやんけお前」


「僕は暗殺を生業とした魔王戦役の生き残り、それも最前線で戦ってたんですよ? 弱いと思いましたか?」


「ああ、思ってたねえッ! コソコソ隠れてるような奴は大概知略を巡らすだけで戦闘力はないからなぁッ!」


 KTこと、タクマ・キデモンは装着していたローブを投げ捨て口から下を覆ったマスクも外す。

 その顔は少し垂れ目で人畜無害そうな、優しさの感じる好青年そのものだ。恐らく、これまで彼がKTと判断されなかったことから、整形か何かで顔を変えているのだろう。


 彼はユニーク・スキルによって生成された大鎌を振るい、シルバに切りかかる。


 その速度はカメリアの護衛、見目麗しき騎士グッドルッキングナイツよりも数段速く、キレのある動き。


 明らかに対人戦闘に慣れた、殺しを何度も経験している人間独特の動きをしていた。


 ステータス、純粋な戦闘スキル自体はシルバと互角だと、最初の一撃で感じる。


(何気にこういう武器使っての接近戦でやり合う勇者って初めてか……)


 ミストロールは霧の中から不意打ち。ヴァンダルは衝撃波の遠距離攻撃。グゥグゥは頭脳戦。ニノマエは分身のスキルで引きずり回し。マキナは車上戦。


 武力と武力がぶつかり合うような、オーソドックスな戦いをする勇者はこのKTが初。


(あの鎌に何か効果があるのは分かってる。切られたらそこで終わり、回復も意味なさそう……こりゃあアウルムには厳しいやろうな。何度か回避出来てもあいつの反応速度じゃ捉えるのはキツイ。交代して正解や)


「ッと……! ぶねぇ……! その大鎌の独特の軌道、本来農具のものを武器にして扱うって変わってんなあお前ッ!」


「農具ですか……まあ、確かに僕からすればこれは『収穫』する為の道具ですから間違ってませんねぇッ!」


 ガキィンッ! っと音を立てて剣で防ぐ。背後に回り込むような軌道で襲ってくる鎌をガード、または避ける方法に慣れながら間合いを測る。


「命の収穫とでも言いたいんやろうッ! ありきたりやなあ!?」


「……? 命の収穫? ははは、違いますよ何か勘違いしてるようですねえ。まるで僕がイカれた殺人鬼みたいな言い方だ」


「アァン? 何が違うんや、オーティス仕切って組織単位で人殺しまくって各地で紛争の原因起こしたり暗殺したりしてるやろうがッ!」


「暗殺業はあくまで仕事。それがビジネスとして成立するからやってただけのこと。僕は武器であり、その武器を振り下ろすのはクライアントですから、全然違いますねえ」


「じゃあオーティスを乗っ取ってボスになるのはどう言い訳するつもりやぁ?」


 二人は距離を取り、互いに立ち止まった。小休止、あるいはお互いに言いたいことを言う為の時間。


「その方が僕の目的遂行に効率が良かっただけですからね。どうせ調べてるから知ってるんでしょうが、僕は悪いことしたくてデカい野望があってトップに君臨してませんからね」


「目的……? ああ、そうや……お前結局何がしたいのか全然分からんかったからなあ。ここで聞かせてもらおうかッ!」


「その前に……あなた、一体何なんですか? 何故僕を殺そうとするんです? ああ、いや、僕は悪いことしてないのに〜なんて寝ぼけたことを言うつもりはありません……ただ、心当たりが多過ぎてね」


 そう言いながら笑うKTの顔は酷く凶悪で邪悪そのものだった。悪いことをしている自覚がある。


 否、正確には世間的にはそれは悪いことらしいですよね、程度の客観的な認識であり、罪悪感は微塵も感じられない。


「まあええわ、どうせ殺すしな……ケンイチ・クマイ。これで分かるよなあ?」


「……チッあいつけぇ、死んでもまだワシの邪魔するんじゃあ溜まったもんじゃないのぉ」


(なんやコイツ……!? 急に話し方が変わった!? いや、こっちが隠してただけで本性か……広島弁……?)


 訛りのある話し方で、余裕のあるにこやかな表情から嫌なことを思い出させやがってと言わんばかりに不機嫌な表情になるKT。


 大鎌の柄の部分を肩に乗せ、トントンと肩を叩く。


「ワシャ別に人を殺すのが好きなんじゃない。ただ、人の不幸な話を聞いて、それを集めるのが好きなだけなんじゃけぇの。

  別に異世界人殺したって関係ないんじゃけぇ、ほっとけって話なのに、そりゃあ良うないことやら説教垂れてせせろーしかったけぇな」


「人の不幸を集める……?」


「……おっと、イラついて口調が下品になってしまいましたね。

 まあ、知ったところでどうせここで殺しますしこちらも教えてあげますよ。

 僕の趣味は人の話を聞くこと。それも不幸な身の上話をね。人殺しじゃあないですよ? ここ、重要ね。


 で、その不幸な話をしっかり聞くと僕はその人の不幸を『刈り取る』ことが出来るんです。すると、その不幸はこうやって僕の本のページになる。

 その人の不幸は取り払われるって言うね、つまり僕は人の不幸を消すことが出来るんですよ。


 ……まあ、その不幸を人に与えることも出来るんですけどね」


 シルバが聞き返すと、うっかりしていたと言いながら口を押さえて口調が元に戻る。


 そして、ユニーク・スキルの情報を開示した。


(不幸……癌か何かの徐々に進行する不知の病のやつから、それを奪いケンイチになすりつけたってことか……)


 それを聞き、ケンイチが何をされたのかシルバにはおおよその予想がついた。


「お前が先生とか呼ばれて相談を受けてたのは、そう言うことか」


「ええ、僕が歩き回らなくても不幸が勝手に寄ってきてくれますから。他人の不幸は蜜の味、何よりも甘美なものだと思いますよ。

 よしッ! 今日も頑張ろうッ! ってそんな元気がもらえますよね、僕よりも恵まれてない人の境遇を聞くと。

 でも、その不幸を取り去ってあげてるんですから、別に怒られるようなことではないですよね?

 皆、僕に話したら悩みが解決したと勘違いするんです。アドバイスなんて出鱈目もいいところなのに。笑っちゃいますよね」


 効率的でしょう? とKTは自慢げに言いながら大鎌の刃の部分を撫でる。


「まあ……良し悪しは別として、それが目的なら理に適ってるとは思うなあ。でも分からんなあ、オーティスのボスと孤児院の院長を兼業してる理由は」


「う〜ん、ここまで言って分からないですか。あまり察しは良くないみたいですね……」


 そう言うと、KTは楽しそうにその事情を説明し始めた。


「孤児って基本的に不幸な身の上にありますからね。で、オーティスはその不幸を生み出す装置なんですよ」


「ッ!? 思ってたよりゲスやなお前」


 つまり、KTにとってオーティスは何か大きな計画がありそれを実現させる為の組織ではなかった。


 先のことをまるで考えてないフォガスト流に言うところの土壌に塩を撒くような行為。


 無秩序な組織の拡大と狼藉は、利益の為ではなく、そこで発生する不幸そのものが目的。


 混沌とすればするほど、KTにとっては都合が良くなる。極めて自己中心的で、個人的過ぎる動機。


 ここが、アウルムとシルバがどれだけ頭を捻っても出なかった答えの部分。


 完全にユニーク・スキルありきの動機であり、ユニーク・スキルを知らなければたどり着くことが不可能なものだった。


 孤児院も同じく、不幸な子供を集める為の施設。


(いや、しかし……待てよ……ならあれだけ手厚く保護する意味は?)


 そこで、シルバはKTの行動の矛盾に気がつく。アウルムの調査では孤児院の子供たちはそこらへんの平民よりもよっぽど良い生活を送っている。


 そんなことをする必要がどこにあるのか。それが分からなかった。


「なら孤児に金かける意味はなんや? 必要最低限でええやろうが」


「そりゃ……当然目くらましですよ。人望の厚い院長先生が、まさかオーティスのボス、タクマ・キデモンとは誰も思わないでしょう?


 だって、矛盾してますからね。だからあえて矛盾させてますからね。


 そうすれば、不幸な人はどんどん僕によって来ますから。組織のお金は困った人にお礼する為に使うんですよ。家とか、仕事とかを斡旋してね。

 こういういわゆる善行はお金になりませんから、湯水の如く消えていきます……。


 でもね、僕に恩を感じてる人は今度は僕の為に動いてくれるんですよ。ちょっとした用事……闇バイト的なことを知らないうちにやってるんですねえ。

 そうやって組織は周り、また新たな不幸が生まれるッ!


 ……あと、それはそれとして子供は普通にかわいいですしね、好きですよ」


(コイツッ……! イカれてやがるッ! しかし、犯罪のセンスはピカイチ、普通は踏みとどまるようなことを平気でそのラインを超えてきとる。


 こんなん異世界で変わったとかのレベルじゃあないッ!

 生まれ持った社会病質人格がないと無理やろっ……!?


 錯乱とか、ストレスとかトラウマじゃなくて、マジでそれが合理的やからってだけで、不幸集めに全力でリソースを割いてる……ヤバすぎる……ここで始末するしかないッ!)


 シルバはゾッとした。客観的にどう見られるか、ということまで考えて慈善的な行動をし、更にそれまでも自分の利益になるように運用する。


 数年前まで高校生だった男が、ここまで悪事に手を染めることが出来るのかと不思議で仕方がない。


 30代から40代の熟練した経験を積み重ねたコネのある根っからの悪人でないと出来ないような大規模な組織的な犯罪をする為のノウハウを熟知し過ぎている。


 ──タクマ・キデモンは『悪』として成熟し過ぎている。


「お前……それ独学か? 歳の割に手口が洗練され過ぎてるなあ。誰かに入れ知恵されてるとしか思えんわ」


「僕を影で操る何か巨大な陰謀でもあると? まさかまさか、これは100%僕の趣味で始めたことですよ。

 そうですね、まあ組織運営や、細々としたテクニックは実家の影響ですかね。


 ──僕の家、思いっきりヤクザですから。


 ああ、ヤクザって言っても分からないか……この世界で言うところのオーティスみたいな組織の家の生まれですから詳しいんですよ」


(なるほど道理で……なら、サイコパス気質は遺伝的なもんか? ヤクザの子供言うてもコイツは相当ぶっ飛んでるけどな)


「そうそう……あとね、僕殺しもしてるけど、それは、もう生きてるの辛い、これ以上生きるのは得がないって人から不幸を回収して束の間の安息を得させて殺す……まあ、終末医療的な『良いこと』もやってるんですよ。


 呼吸器繋がれて意識がほとんどなかったおじいちゃんの呼吸器外してあげて息が止まった後のあの安らかな顔……忘れられないなあ……それがこの仕事のキッカケかも知れませんね。

 ま、それを利用して復讐代行なんてのもやってました。自分の苦しみをそのまま相手に味わせられるのって需要高いんですよね〜」


「な、何を言うてるんやお前……自分の祖父を殺したって言ってるの分かってんのか?」


「いや、もう死んでるのと同じですからね。殺すこととは全然ニュアンス違うんですけどね」


「それ、勝手にお前がやって、勝手にそう思ってるだけやろ」


「そんなことないですよ、医者からしたら無駄な負担、家族も精神的に疲労困憊、本人も太く短くとか昔から言ってましたからね。

 ぶっちゃけ、誰も困ってないどころか、皆早く死んでくれて良かったって思ってましたよ。口には出さなかったですけど。

 だからね、殺した方が良い人、助かる人ってのもいるんですよ。

 残りの人生の短い、治療の見込みのない、無理やり延命させてるだけのジジイなんて殺した方がいいに決まってますからね。

 僕が殺すのはそういう人です。死の天使とも呼ばれてるみたいですね。僕は天使ですから悪いことじゃあないでしょ」


(死の天使気取りか……もう、これは無理や助からん、いや救えんカスや)


 死の天使──シリアルキラーの分類の一つとして挙げられる。ヘルスケア・シリアルキラーとも呼ばれる。


 医者、看護師などの医療従事者に多く、慈悲的な理由で勝手に決めつけて、死んだ方が救われるという妄想や思い込みにより、人を殺す場合に使われる用語。


 サディスティックな支配欲や、ヒーロー願望により意図的に患者を危険な状態におき、それを救助するパターンもある。


 しかしながら、結局のところ患者の生死を握ることによるパワーの実感を目的とするものである傾向が強く、他人の不幸を収集する動機KTの行動に結びつく利己的なものである。


 シオン・シトネ、その名前は偽名であるのは明らかで、何故その名前にしたのかアウルムは気にしていた。


 これはアナグラムで解決する。


 SHION・SHITONEを並べ替える。


 SHINO・TENSHIにOが余るだけ。なんなら、その『O』は天使の輪を意味しているのかも知れない。最初からその名前に答えがあったとシルバは確信する。


「お前ガタガタ言っとるが、それは人の為じゃなくて、自分がそうしたいってだけやろうが。そこに思いやりなんてもんはないやろうが」


「そうですよ。でもそれで誰かがハッピーになるのに何の問題があるんですか?」


(無茶苦茶な自己正当化か……診断したら確実にこいつはサイコパスやろう。その傾向があまりに強い……)


「もうええわ、聞きたいことも聞いたしな」


「おや、もうやりますか? ……あなた、いっぱい不幸を抱えてそうですから是非お話を聞かせて欲しいんじゃけどナァッ!」


「お前……ヤクザ、言うたな? じゃあもう説明せんでええよなぁ? 知ってるよなぁ…………落とし前のつけ方ァッ!」


「ッ!」


 会話はそこで終わり、剣と大鎌の戦闘による対話が始まる。


 金属のぶつかり合う音と火花が散る。


 口先やユニーク・スキルだけではない、単純な武力、戦闘の慣れがシルバと同等、あるいは一枚上手のKTの連撃。


 攻撃の軌道を剣で弾き、跳ね上げたと思えば弧を描くような形でシルバにまた向かってくる。


 竜巻の真ん中にいるような360度、全方位からの自在な攻撃。


 そして、その大鎌を一度たりとも受ける訳にはいかないという緊張感。


 無理やり攻撃を受けて、『非常識な速さ(マイ・ペース)』で回復して虚をつくという得意の攻撃が封じられている。


 陣地を指定して『不可侵の領域(マイ・スペース)』を築く余裕すらない。


 話がまるで通じない以上、『破れぬ誓約(マイ・ルール)』で縛ることを不可能。


 ──であれば、武力をもって制圧するしか選択肢はない。


 加速、自身の体感速度の圧倒的な加速。体感時間の引き伸ばし。


 余裕がないのであれば、強制的に作るッ!


 シルバは『非常識な速さ(マイ・ペース)』による体感時間の操作を選択。唯一の勝機をこれにベットする。


 そして、時間を引き伸ばし、全てがスローモーションに見える世界でKTの攻撃のトリックに気がつく。


(妙な動きやと思ったら……! こいつの鎌ッ! 剣に当たる瞬間以外は物理的な干渉してないんかッ!?)


 ゆっくりと動く大鎌はよく見れば、床にめり込んですり抜けていた。


 ゲームの描写ならばあり得るが、これは現実。武器を振り回せば物質に当たり、動きが阻害される。


 しかし、その大鎌はそもそもユニーク・スキルにより顕現している非実在の武器。


(で、あるなら……ここッ!)


 全くもって理不尽な攻撃であり、軌道。


 ──だが、合理的な軌道ではない。


 変則的な攻撃を実現する為の遠回り的な軌道。初見殺しの暗殺者としての攻撃であり、武人のそれではない。


 基本から外れた動き、それ即ち無駄のある動き。


 所詮は邪道。王道に慣れぬには相応の理由がある。


 対して、シルバはラーダンから基礎的な戦闘の理屈を叩き込まれている。


 故に──生まれる隙。スローモーション世界でなければ発見することのなかった確かな隙はそこに存在した。


 シルバの一振りはKTの両腕を跳ね飛ばし、大鎌は地面に落下する前に消滅する。


「ガッ……!?」


「終わりやァッ! ケジメェッ!」


 振り上げた剣をそのままKTの肩から斜めに入れて袈裟斬りにする。KTの胴体は斜めに切断され、グシャリと音を立てた。


「……まだおわっとらん……けんなぁ……!」


「ッ!?」


 KTの切断された胴体は時間が巻き戻るようにしてくっついた。


(俺と同じような能力……いや、まるで別物やな巻き戻しというよりは帳消し……)


「『死を忘れることなかれ(メメント・モリ)』……不幸を集めるのはただの趣味じゃない……ちゃんと実益も兼ねている……」


 KTはアウルムと戦う前に大鎌を自身に突き立て、何らかのエンチャントをした。


 それはこれまでに集めた不幸をページにしたもの。相手に不幸を与え、自分の不幸は帳消しする。


 その集めた不幸に関する記憶を失うことを代償として、肉体の欠損は無かったこととなる。


 それが『蒐穫者の大鎌ハーヴェスト・リーパー』の正体である。


「でも、隙だらけや」


「ウッ……!?」


 シルバはKTの心臓に剣を突き立てる。すぐに吐血し、その血はシルバの腕にもかかった。


「これは不幸ではない。ただ自然に死ぬだけ……誰しもに平等に訪れる死……ただし、それはお前に今すぐ訪れるッ!時は飛ぶッ!」


 剣によって空いた胸の穴。そこにシルバは強引に手を突っ込み、今もなお帳消しにしようと破れた心臓はシルバの腕ごと飲み込み穴を消していく。


「な、何をッ……ガハァッ!?」


「お前の心臓の時間だけを巻き戻したッ! あと何回帳消しにするか知らんがループ入ってるぞお前ェッ! ラクに死ねると思うなッ!」


 帳消しになった怪我、しかしその部分の時間を巻き戻すと、心臓は再び破裂する。


「ケジメケジメケジメケジメケジメケジメェッ!」


 何度繰り返したか……帳消し、そしてまたその帳消しを帳消し……帳消しの帳消しを帳消し……いつしか、KTの心臓は血を吹き出し、その脈動を完全に停止した。


 苦しみに悶えた青白い表情をしたKTは力を失い、シルバの腕越しに死亡を確認される。


 ブラックリスト勇者──残り14人。


 1名、討伐成功。

 ファイルナンバー13『KT──鬼出門 託末(キデモン・タクマ)

 被害者数:5094人(暗殺業、オーティス運営による被害含む)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ