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歩き出そう

作者: みあ


木々の緑も

空の青も

ふとした瞬間に思い出す


当たり前のようにあるものなのに

それらが見えなくなる


心に余裕がなくなっている


そう気がつくことが出来るのは幸せだろう

気がつかないまま過ぎて

取り返しのつかないことになる


風の心地良さも

太陽の暖かさも

感じることができるようになって


私は心に余裕が出来たのだと

身をもって体感した


当たり前のことを

当たり前のように感じられなくて

ただ生きることに必死で

何も考えられなくなる


そうなった時に深呼吸をして

自然を感じて

空を見上げよう


生きているだけでも

人は立派だろう


そう言って

自分を甘やかすことを忘れないように

エネルギーを蓄えるまで立ち止まって

それから歩き出そう


自分のペースで


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― 新着の感想 ―
[良い点] 心に余裕がなくなったり、自分を見失ってしまったとき、何度でも読み返して気持ちを整えることのできる、素晴らしい詩だと思います。詩を通して流れる、「自然を感じて」というメッセージが好きです。
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