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元アルビノ少女の冒険紀  作者: アパ
8/12

7話


魔の森に来てからはや、1時間ちょい。5人は今ゴブリン狩りをしていた。


「いいねルーナ才能あるんじゃない?」

「本当にルーナちゃんは魔物と戦うのは初めてなの?」


「ホントですよ」


今ルーナは戦い方を教わっている。エルサには剣を。アリスには戦いの考え方弱点 急所 罠 など基本から応用まで教えてもらい、メイには回復魔法と護身術をヒナカには魔法を

それぞれ教えてもらった。


「皆さんありがとうございます!教え方が上手くて戦いが楽しくなっちゃいます」


「あはは、ルーナちゃんはスジが良すぎるよ」

「ワハハ さすが私が見込んだルーナだ」

「エルサルーナちゃんの才能を見つけたのはこの私!貴女はルーナちゃんが可愛いからよっただけでしょ!」

「コラコラこんなところでも喧嘩して。ルーナちゃんが困るでしょ」


「面白くて好きですよこういうの所!」


「アハハ、この子なんていい子なのよ」


私はメイさんにも気に入られたのか大きい2つの山に埋もれた。


「お、息ができない」


「あらあらごめんなさい」

「むっ贅肉娘が」

「オホホ」


そんな穏やかな会話をしているがゴブリンを殺しながら会話しているためかゴブリンのうめき声がうるさい。


「ギィギギ」

「ぎしゃァァァ」


「もううるさいわね!」

『滅びろエクスプロージョン』


ヒナカが鬱陶しかったのか爆炎魔法でも特に強い魔法を放った。


「ヒナカこれじゃルーナちゃんの練習にならないよ」

「だってうるさいだもん」


「大丈夫ですよ!だいたいは覚えられました」


「後は魔物の削ぎ方ね」

「ルーナちゃんはソロでやるつもりなの?」

「えっうそでしょ?私達とくる?」


「そうですねお金を貯まるまではソロでやるつもりです。

大変なのは分かりますが信用できる人が欲しいので。

あとエルサさん達は私に比べたら強すぎますし皆さんの足を引っ張ってしまうので」


「まだこんなにそんなことをまで考えいるなて泣きそう」


ルーナは大きいのだがあエルサが大きいからかちっちゃい子扱いされる。


「そうね、ソロは油断すれば死ぬはいい人が見つかるといいわね」


それから雑談をしながら魔物の削ぎ方を教えてもらった。アリスさんは器用でなんでもできて凄かった。


「それじゃそろそろ日がくれるから帰りましょうか」

「そうだな。帰ろー!」

「今日は疲れたしね〜」


「まさかこんなに疲れるとは思いませんでした」


「初心者はみんなそうだぜ!でも、ルーナはスジが良いからすぐ皆追い越せれるよ。あ、でも私達はつーよーいから無理かもね」

「私達もちゃんとしてないとルーナちゃんに追い越されちゃうかもね」

「オホホ、そうですね」


魔の森をでてまた30分歩くとギルドに戻った。


「あっおかえりさい!」


朝にエルサさん達が受付をすませた受付嬢が椅子に座って待っていた。


「ただいま!」

「疲れたわー」


「ただいまです」


私は一応挨拶はしておいた。


「むむむ怪我は無いようですね、良かったです新人冒険者が死んでしまっては私達が上から怒られてしまうので。」

「なんでこっち見るだよ」

「あはは、エルサ貴女はすぐ調子乗って強い魔物と戦いたがるからオリちゃんはルーナちゃんを心配してるんだよ」

「そうですよ!エルサさんは強いから大丈夫ですけど、調子乗ればルーナさんまで被害及びますからね!」

「わかってるって!」


「大丈夫ですよ!怪我はなかったですし。疲れましたけど」


「でもすごいですね!アースドの皆さんに着いているのは」


「あはは、皆さんが優しいので私に合わせてもらっただけですよ」


「まぁルーナちゃんは強くなるよ!」

「ルーナさんもいい人たちに目を付けられましたね」


「そうですね、いい人たちに会いました」


「照れるな〜ルーナちゃんにそう言われると」

「はいはい、そうですね。さぁ食べに行きましょうか。ルーナちゃんは時間はある?お姉さんたちが奢るわよ」


「時間はいくらでもあります。え、でも悪いですし」


「いいのいいの先輩が奢るのが当たり前だよ!」


こうして少し高級そうなお店に連れてきてもらった。

因みにこの世界では誰でも使える生活魔法というのがあり

クリーンっと言って服と体を綺麗にできる魔法や飲水を出せる魔法などがあるので汚れてもすぐ落とせるのでこの世界の魔法は便利だ。


「ん〜おいしぃ!」


「あははいい食べっぷりね!」

「ルーナおうめーだろ?」


「は い!おいしいです」


「オホホ 本当に美味しそうに食べますわね」

「この店の肉はハイオークとかの肉を使ってるから普通の肉より美味しいのよね。」

「そうですね、魔力を含めば含むほど美味しいですし」


「へぇーハイオークですか」


「見た目はあんまり良くないけど単体なら強くないから少ししたらルーナちゃんは1人でかれるようになるわ」


「本当ですか!」


「うん、本当だよ」

「そういえば私たちは明日から1週間ほどこの街を出るんだけどルーナちゃんはどうするの?」


「そうですね〜依頼を受けながらランクアップを狙おうかと思います」


「そっかー私たちが手伝って上げれればいいけど、冒険者は最後は1人で決めなくちゃいけない職業だからねがんばってね!」


「はい!」


雑談を楽しみながらルーナは食事をたのしみ宿に戻ってきた。


「はぁー疲れたなー。なんだかんだこんなに人と話したのは初めてかもしれない」


ルーナは生まれきてから1度も友達ってものが出来たことがなかった、だから話せることが少し嬉しかった。


(でも、私はあの人たちを信用しない)


ルーナは人をなるべく信用出来ないような程の心の傷をおっていた。自意識をしっかり持った時から周りの人からは

ルーナは構って貰えず友達を作ろうとしても虐められ、蹴られ殴られ終いにはお金なども取られたこともあるからすぐには心の傷は癒えないのは当然のことだろう。


「はぁーこの世界の平均的なレベルは分かったけど思ったより高いから安心だね。」


ルーナはラノベでよくみる主人公や周りだけ強くて他は弱いなどよくある事なので一応それを想定していたが違かったため嬉しくなった。これからルーナがやるのとは世界に影響を与えるのでこれからの事を考えると嬉しくなった。


(楽しませてねこの世界の人間さん。さてと神目で世界を見ますか)




一方勇者側はダンジョンに来ていた。


「ここがダンジョンか」

「すごいね本当に空があるよ」

「ほんとよね〜」

「ここのダンジョンの魔物のレベルはそんなに高くないらしいね」

「皆さん油断したら足を掬われますからね」

「はーい先生」


9人の勇者は会話をしながら魔物を倒していく。

さすが勇者の言うべきだろう軽々と魔物を倒していく。ここのダンジョンはエスラ王国の首都より数十キロ離れた村の近くにある塔型ダンジョンで上に登っていく方式になっている。このダンジョンはそこそこレベルが高く最上階まで攻略されていない。因みにダンジョンはある一定の深さ高さで成長が止まるがどこまでも伸びるかは分からない。


「はぁああ!」

「エアスラッシュ!」


「グルアアア」


「水よ我の力になれウォーターバレット」

「炎よ我に力よファイアーアロー」


今は10階層におりオークや人狼など人型の魔物が多く最初は躊躇したが、慣れたのかみんな魔法や武器で次々と倒していった。


「ここがボス部屋か」

「そうですね気を引き締めましょう」

「はい、先生」


さすがに緊張しているのか生徒は静かだ。


「では、参ります勝ちましょう!」

「「はい!」」


池田先生が扉に手をつける。

"ガコンッ"扉が開く。入るとくらい近くにいる人が見えないほどの暗さだ。

”ドーン”扉が閉じる音がした。

扉が閉じると柱に火がつき辺りが見え始めた。


「演出はカッケーな」

「そうですねボスはオークの進化系らしいです」

「あそこの玉座に座っているのがぼすらしいです」


このオークはハイオークキングといいグレーター急で冒険者ランクCランクパーティーで討伐可能な魔物だ。


「いくぞ!」


「来い!"星翁剣(デーヴァーン)”」


空から光が堕ち高橋優の体を包み込んだ。

光が晴れそこに現れた優の手には大きな大剣が握られていた。


「はぁああああ!」


優は大きな大剣を両手で握りしてながらハイオークキングに突進を行う。ハイオークキングもそれに応戦するように

鉈のような武器を腰から引き抜き優の剣に対応した。


「ぶひぃいいい」


「行くよみんな!」


他の勇者達も優に加勢する。

「吹き荒れ風よ暴風になれ」

「我、汝ら炎の精霊と契約を結びし者なり、炎の加護を受けたまわん」


それぞれが魔法や武器で攻撃を与える。ハイオークキングもダメージが限界まで達したのか咆哮を上げた。


「ガアアアアアアアア」


「く、なんて迫力だ」

「うんすごいね。でもあと少しだよ」

「まだです!気を引き締めて確実に倒しましょう」


「はァァァ!」

「うぉああああ」


「ぶひぃ」


ボス攻略から数10分遂にハイオークキングが倒れた。


「やったー!勝ったぞ!」

「いぇーい!」

「「勝ったんだ!わーい」」


ダンジョン攻略に参加したものは皆勝利の雄叫びを上げた。それは先生や女子も例外じゃない。


「わーい」

「先生勝ちましたね!」

「そうですね」


それから少し休憩して転移の魔法陣でダンジョンを潜り

街に戻ろうとした。

だが、池田先生はどこかよく分からない場所に来ていた。


「こ、ここはどこ?」


「先生お久しぶりですね」


「この声は彩月さんなの!?」


「はいそうですよ。お久しぶりですね」



ここにルーナが先生を呼んだのはたまたまだった。

いつもどうり神眼で世界を覗いていたらダンジョンのボスを倒した所をかくにんしため、帰りの転移もんをすこしいじってルーナの空間に呼んだのだ。


「生きてたのね!わたし、先生ずっと心配で心配でどうすればいいのか分からなくて」


「あはは先生はいつも私の事気にかけてくれて守ってくださりました。本当にありがとうございます。」


「いえいえ、教師として当たり前のことをしたまでです。私は相手が誰であろうと私はあなたを守らなくちゃ行けなかっただけど私はあなたを見捨てようとしてしまいました。恨まれて当然ですよね」


「いや私は恨んでませんよ。」


「え?」


「ただ、そうでね私と一緒に来ませんか?先生はもうこの世界に来た瞬間から教師という役職から離れたんですし?」


「そうですね。私は教師じゃないんですよね、なら私は自由でいいのでしょうか」


「はい、私は先生は自由ですよこの世界では力があるものこそが全てです。」


「そうですかね。私は彩月さんと一緒に行きましょう」


「ありがとうございます!私うれしいです!」


「では、また迎えに行きますね。あ、あと私はさつきじゃなくてルーナになりましたよろしくお願いします先生」


「あ、まって┈┈┈┈」


ルーナが指を鳴らすと視界がボヤけた。


「せんせ-----先生!」

「どうしたんですか!」


「あ、すいません。すこし疲れてぼうっとしてしまいました。帰りましょう」


(私はもうあなた方の先生ではないんですね。私は彩月さん、いやルーナさんについて行くときめました。)




「はぁー私はこんな事までできるんですね。ハハッまさか先生がアイツらのことより私を選んでくれるとは思いませんでした。」


ルーナは人の心 感情を読めるため先生がルーナの事を考えてくれている事が嬉しくて一緒にいて欲しくなった。

ルーナはこの世界に来てから1番テンションが高いかもしれない。


こうしてルーナは初めて友達というものが出来たのかもしれない。

ウィード

:冒険者じゃなくとも簡単に倒せる

レッサー

:Fクラスで討伐可能

ミドル

:Dクラスで討伐可能

グレーター

:Cクラスで討伐可能

ディザスター

:大都市が滅びる、A Bクラス複数名で討伐可能、Sクラスで討伐可能

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