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3.修行
レイの心変わりにミラは疑問を抱いた。
ミラ「急にどうしたの?ナルトロス様と何を話したの?」
レイ「この内紛は、ナルトロスが起こしたものだ!自分の暇つぶしのためにな!」
ミラ「嘘でしょう…そんなことは…」
レイ「有り得るんだ!必ず止めないと国民全員が死んでしまう!」
ミラ「一旦、スカルフに戻りましょう!」
レイ「ああ、分かった。」
ー必ず止めてこの国を救うー
レイはそう決めた。
ナルトロス「ハハハ。あの餓鬼はもう一度来るだろう。来た暁には始末しておけ。跡形もなくな。」
側近「はい、もちろんです。」
スカルフに戻る途中、カラスがレイとミラの真上を通った。
レイ「カラスか…。ミラ、俺たちも少し強くなる必要がありそうだな。」
ミラ「ええ。それでもナルトロスは一国の王。弱いわけがないわ!」
レイ「まだ俺達はカラスの第一形態さえも会得していない。話はそこからだ。」
ミラ「ええ!」
2人はスカルフに戻り、
マスター「おかえり。」
2人「マスター!!第一形態の修行をさせて!」