物語に全く関係のない話をかく。
ふと目の前を見ると少し暗い白のコートを着た人が立っていた。白いマスクをしてぼーっとしているように見えた。それから少ししてゆっくり目を閉じた。
大きく揺れた。素早く目が開き周囲を見渡す。ここどこ?幼い子が言った。もうすぐ※※※だよ。となりにいた人が言った。その人は幼い子の手を握った。
人はどこかに負い目を感じていることが多い。なにもしてないと手放しには言えない。なにもしないと証明することはできない。前に必ず「私の認識している世界では」がついているから。もし、「私の認識している世界」を全て見つけられなかったら私はもうすぐ死んでしまう。そんな気はしていた。嘘でもね。




