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SILLA ALTER  作者: 春ノ咲サクラ
5/10

第5話 「火の国への道のり」

ランブルに着いた、ディスペラード達は、ドラゴンの襲撃に会い、ディスペラードがドラゴンと戦闘になった!

どちらが勝つのか。

「新羅改竄!シーラアルター!!!!」

ヒュオオオオオ!!!

キーーーーーーン!

ヒュー…。


「これが、私の最強の魔法だ!ドラゴンよ」


新羅改竄 シーラアルター、私の最強の魔法で私しか持っていない創造魔法である。

効果は、この世界の心理、輪廻、生、死、魂、肉体、そして、神、天使など、全ての者を改竄、改変、変更、創造、消去できる魔法である。


「我ノ 姿ヲミテ ニゲヌ トハ

イノチシラズナノカ?」


聞き取りにくい、片言で、話すドラゴンに少し見覚えがあった。


「お前…、隻影の谷のシャドードラグーンか…?」


隻影の谷とは、ゲーム「SILLA ALTER」の中にあった、設定話に出てくる死者の谷の事である。

シャドードラグーンは、死者の影から生まれたとされており、死んだ生き物の数が多ければ、出現する早さが変わるとの事。


「たしか…シースルは獣人族と戦争を続けていたな…。」


「まぁ、いい、まずは貴様のステータスを改竄させてもらおう!」


「名前 ⋮ シャドードラグーン

HP500000

MP800

ATK5080

DFD6000

SPD4000 」


これを…。


「名前 ⋮ シャドードラグーン

HP500

MP80

ATK50

DFD6

SPD40 」


に、改竄する…。


「実行!」


ヒュオオオオオ!

キーーーーンン!!!!


「ナ ナンダ!? イキナリ チカラガヌケタ」


「さて…貴様を倒すのは、この魔法、下級魔法ファイアボール」


「ハッ ソンナモノデ ワタシガ ヤラレル訳ガナカロウ」


「それは、どうかな!ファイアボール!!!!」

ビュッ!


「避ケルマデモナイ!!」

ドボォ!


次の瞬間、シャドードラグーンの体は、弾け飛び、肉片は空に舞、血は飛び散って、骨は焦げてしまっていた。

ステータスを下げただけであるが、元からディスペラの魔法は強力だったようだ。


「アレ?…もう、終わり?…」ポカン


さすがの私でも、これは想定していなかったのだがね…汗


「「「「おおおおぉぉぉ!!!!」」」」


門の方から歓喜が聴こえる。

人々の喜びの歓喜が。


「やったわ!」「あの、魔術師スゲーな!」

「あの、アンデッドが…。」


「さっすが!ディスペラ様♪」

「さすがです、ディスペラ様♪」

「やっぱり俺達のギルマスだな。ニヒヒ」

「信じてましたよ、ディスペラード様。」

…うん、凄く恥ずかしが、嬉しいな。


こうして、ランブルの危機は去った、だが、このシャドードラグーンの襲撃は、まだエルトネアを巻込む騒動の一端でしかないと、まだ、この時のディスペラードは知らないのであった。


「さて、次は、火の国に行くぞぉ!」


「「「「おぉぉぉ!!!」」」」


私達の旅は、また始まったのであった。


異種族、5人のまったり旅、何があるかわからない、古代の遺跡道を横断中、何も起こらないことを祈りながら、遺跡を通り過ぎて行ったが、目の前に、誰か、倒れているのを見つけた。



「大丈夫ですか!?」


「ディ…ス……ペラ…様…。」



この者は一体誰だ…。






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