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0  作者: sedo nox
1/1

サブタイトルってなんだよっ

窓から差し込む光はあったかくて

でも、床にあたる体は冷たくて

2月の部屋の中は、暑がりな俺には

なかなか良いな…とぼんやりする頭で

考えていた。

そういや、俺何してたんだっけ…?

「あー…飲み会の後、家帰ってぶっ倒れたん

だっけ…?」

なんとか記憶を探るがどんどんぼやけて

視界までもが霞み始めた

「ぅん…身体おもっ…」

何とか動かした視線の先にあった俺の手は

真っ赤に染まっていた


「ぇ…なん…だ」


途端に心臓が強く鼓動を打つ

息が上手く吸えない

ざっと冷水をかけられたように身体が

冷えたとたん視界が真っ白になった

真っ白な世界がゆっくり光をなくす時

遠くから聞こえた声は、


誰の声だか、もう思い出せない


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