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新手か

レイアスは魔力使わずに普通の状態で走っていたが後ろから迫っている追っ手から距離がどんどん 縮みレイアスは焦りを感じていた


「不味い」


このままでは見つかる、魔力を使えば今は逃げれる、だが捕まる時間を延ばすだけだ、なにか、何か考えなければ死ぬ!


「ラ・・・」


駄目だ、ライトニングで遠くの岩を破壊して注意を惹き付けて、逃げても魔法の光で起動がバレるかもしれない、それに魔力を使いすぎる、本末転倒だ、やはりどうにかして撒くしか無いか


「なぜ魔力の消費が激しい、異界の世界だからか」


レイアスは必死に逃げていた、だが、逃げても逃げても徐々に距離を追っ手から縮められた


「おい!」


一人の男が男性の歩幅五歩分位離れた仲間の男に話し掛けた


「なんだよ、邪魔すんな!手柄よりも命が危ないのはお前だってわかっ」


「違う、あれじゃないのか」


男は喋る仲間の男に言葉を被せ、言葉を述べ遠くに離れて走っているレイアスを指差した


「あっ!居た、居たぞ!」


「やっぱりそうか!お前ら居たぞーーー!上様のおなごを連れ去った男が居たぞー!急げ!急げーーーー!」


「捕まえろーーー!急げ!」


「「「「「おおおおおおおおっ!!」」」」」


始めにレイアスを見つけた男は叫び仲間を呼んだ、すると次々に男達が声に気づきレイアスを走って追い出した、レイアスは騒がしい音に気づき音の方角に顔を傾けるとそこには


「なんだ、騒がし・・・み、見つかった、くそっ、仕方がないか、身体強化かああああああああっ!」


こうなったら、今ある魔力を全てを使って逃げ切ってやる!


追っ手が来ていた、レイアスは気づかれた事により決意した、全ての魔力燃やし逃げ切る事を


「ハァ、ハァ、ハァ」


レイアスは必死に走り逃げていたが魔力の残りも少なく、息は荒く顔色も青白くなっていた


「奴を殺せー!!」


「いけいけー!」


「追い詰めろーーー!!奴らを男を殺せ!」


追っ手が回りを囲むようにレイアスに近づいて来た


「このままでは」


なにか、何か、くっ・・・はっ、これしかない


「どうか、起きないでね」


レイアスはマントを脱ぎ女性に掛けた、マントに魔力を流した、するとマントは女性包みそれを背中にレイアスは背負い近くに落ちていた尖った太めの木の枝を左腕に突き立てた


「ぐあっ!ハァ、ハァ、これで良い」


レイアスは左腕から血を流していたが血は地面に滴り落ちる事なく、血は刀に変化していた、右手に普通の長さの刀、左手には普通の刀の半分しかない長さの刀を持っていた、柄の先には血液の鎖が出来ていた、赤黒い色の刀を手にレイアスは持っていた


「さぁ、反撃開始だ、道は作らせて貰う」


レイアスは体内の血に魔力を流した、木で腕を刺した、魔力で形を固定して、身体全体で魔力を循環させ、身体強化魔法をなんとか維持差せる事に成功していた


「邪魔だどけーーー!!」


レイアスは叫びながら前に佇む追っ手を斬り殺していた


「ぐあっ!」


「た、助けて!」


「死ね!」


レイアスに斬られる者、負けそうになり逃げる者、背後から襲い掛かってくる者、全てにレイアスは歩みを止めず対応して斬っていた


「邪魔だ!」


切りがない、もっと素早く相手を斬り、もっと早く前に進まなければ、このままでは


レイアスを着々と敵の追っては囲んでいた、レイアスが幾ら早く斬ろうと処理しきれない数が集まって来ていた


「クッソーーーーーーー!」


レイアスが叫びながら敵の中に飛び込もうとした瞬間、レイアスの顔の横を何かが通り過ぎた


「矢・・・新手か!」


地面に突き刺さった矢を見て、レイアスは急いで後を振り返った、そこには先頭に立つ金色に黒い色が入った髪の男が立っていた


「あの髪の色、金色」


レイアスは髪の色に驚いていたがすぐに正気に戻り頭を回転させた


「敵か、味方か、或いは」


どちらでもないか


「やれ!」


先頭に立つ男が刀を抜き真っ直ぐに刀を翳して言葉を述べたら後に居た男達が一声に声を上げこちらに向かってきた


「「「「「「「「「「おおおおおおおおっ!」」」」」」」」」」


どっちだ、こいつら驚いている、だとすると仲間ではない、だが


「どちらにしても、危機には変わらない」


レイアスは先程の敵を気にしながら新手を警戒して構えていた


「こい!」

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