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逃走

「どこだ」


 レイアスは長屋の外に出て居ると、身なりの良い者が女性の腕を掴み、乗物「駕籠」に女性を引き摺り込もうとしていた


「貴様!その手を放せ!」


 レイアスが女性の手を掴んでいる男を指差しながら言葉を述べた、すると一番身なりの良い男はレイアスに振り返りながら言葉を述べた


「誰だ貴様・・・・・ぷぅ、ははははは!何だその格好は」


「ははははは、確かに」


「笑ってはダメだろ、ぷぅ」


「何だあの、変なかっこ」


「ははははは、笑わせるなよ」


 一番身なりの良い男が笑い出すと、他の男達も笑い出した、レイアスの格好は黒マントに白軍服姿だからだ


「悪いが、君達の行いは民を苦しめる事だ、退くなら今だ、退かないのなら、分かるよな」


 レイアスはいつもより低い声で言葉を述べた、人を区別しゴミを見る目で、男達を見ながら


「貴様!殺れそやつを殺せ!」


 身なりの良い男は回りの部下を見渡しながら言葉を述べた


「死ね」


「良くも我等に刃向かったな」


「死んで貰う」


 男達は刀を抜き、レイアスに刀を向けた


「退かないか、君達を処分させて貰う」


 と、言ったが人数が多いな、体の一部分にだけ身体強化魔法を掛けるしかない、魔力が持つかの賭けか


「・・・・・・」


 レイアスは相手を定め走り出した、相手の懐に潜り込み人差し指と中指を相手の目に向けて言葉を述べた


「ライトニング」


「アァァァァァァァァァ、ハァ、ハァ、ハァ、目が・・・目が・・・目がぁぁぁぁぁぁ!」


 レイアスは人差し指と中指の2本の指から同時に、ライトニングを目だけを焼くように出した、相手は目を抑えて叫んだ、目は焼けて黒い煙が少し出ていた、回りの人は何が起きたか分からずに皆驚いて居た


「何を驚いてる、君も終わりだ」


「あ」


 レイアスは隣に居た男の前に移動していた、人差し指を相手の左目斜め上に先程よりも魔力を込め、脳まで焼いたレイアスは男が倒れる様をゴミを見る目で見ていた


「次は君だ」


 レイアスは一番近くの男を見ながら言葉を述べた


「ひぃ」


 男が怯え一歩下がると、レイアスは踏み込み男に向かう振りをして、レイアスは一番身なりの良い男に向かい懐から木の枝を出した


「ライト」


 レイアスは木の枝を上に掲げ物凄い光を放った、日が出ている中で目を開けれない程の威力に回りの人は目を多い苦しんでいた


「ライトニング、ファイア」


 レイアスは一番身なりの良い男のこめかみに ライトニングを打ち、さらに乗物にファイアを撃ち炎で焼いた、女性をお姫様抱っこをして走り去りながら、魔力込め身体強化の威力を上げた


「目が、めがーーーー!」


「ああぁ」


「なんだこれは!」


「目が見えない!」


「誰か助けて!目が」


「なんだあれは」


「か、怪物だ!」


「あ、ああ!」


「化物だ」


 レイアスはすぐに木々の中に飛び込み、走っていた


「ハァ、ハァ、ハァ」


 レイアスは汗を流しながら呼吸が乱れていた


「魔力が」


「キャャャャャャャ!助けて誰か」


 目がまともに見えていない女性は混乱して暴れていた


「落ち着きなさい!今、安全な所に逃げてるから」


「へ、その声」


 女性が声を聞き、暴れていた体はおとなしくしていた


「じっとしててね」


 笑顔でレイアスはドスの聞いた声を聞いた女性は完全におとなしくなり怯えた声で言葉を述べた


「は、はい」


 は、腹黒王子様!


 女性は心の中で呟いた、レイアスの笑顔を見て

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