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目立つよな

「家なのか」


こ、これが家・・狭い・・・何だこれどこで寝るんだ、まさか座って寝るのか


「どうぞ」


女性が家に入る事を促した、だがそこには人間がすでに三人居た、一人は男性の大人、後二人は男女の子供が要る、女性を入れて計四人が狭い家に住んでいた、驚いた元王子レイアスだが、顔には出さず女性の後に続いた


「失礼する」


レイアスは女性の後に続き家の中に入いった


「どうぞお座りください」


女性に促されたのでレイアスは座り、他の家族と思われる三人に挨拶を使用とすると、女性が先に口を開いた


「おとっちゃん、こちらの方は私を助けてくれたかたで、江戸に詳しく無いみたいだから、色々教えるために連れてきたの」


「何があったナル」


父親は話を聞き娘の両肩を掴み言葉を述べた


「おとっちゃん大丈夫ですから、実は山に山菜を採りに行っていたんですが、そこに身分が良さそうな男性に襲われて居たところに、こちらの方が助けてくれて、本当にあの時はありがとうございます」


女性は父親に説明していたが途中でレイアスの方に向きお礼の言葉を述べた


「いえ、当たり前の事をしただけです、お礼を言われるような事は」


レイアスは真面目に答えて居たが女性はいえいえと手を振っていた


「私こそ助けていただいて」


「あんたが娘を助けてくれた見たいでありがとうございます、で江戸に詳しく無いとのことで何かお聞き下さい、知っている事ならお教えします」


と父親はレイアスに向き言葉を述べた


「お兄ちゃんのかっこへん」


「ほんとだ~」


レイアスのマントの端を捲り子供の二人がワイワイと色々言っていた


「こら!お客さんに何するの」


ナルが二人に言葉を述べた、二人はおねえが怒ったーとレイアスの背中に隠れた


「大丈夫だよ、二人は何歳かな」


レイアスは笑顔で子供二人に言葉を述べた


「8歳」


「6歳」


男の子が先に答え、続いて女の子が答えた


「そっか、そっか遊びたい盛りだ」


レイアスが二人の頭を撫でながらニコニコとしながら言葉を述べたいた


「すみません、二人が」


「いえ、大丈夫ですよ、子供は元気が一番ですから」


「おとっちゃん二人の遊び相手してて、この人と話が有るから」


「わかった、二人ともお出で」


「わかった」


「おとっちゃんあれやって~」


「わかった、わかった」


「騒がしくてすみません」


「いえいえ、私こそ忙しいのに」


「では、お話致しますね」



それからナルさんからこの世界の事を聞いた、江戸の事、お金の事、生活の事、この地域の一般的な事、色々聞き思ったことは、うん、やっぱり違う世界だ、そして衣服が違いすぎる、目立つな、今の姿は流石に目立つ黒いマントの首元に金の刺繍が入り、マントの下は白い軍服姿だし、この軍服も胸元に金と黒の刺繍が入っている、目立つな、敵が私に築くために白い軍服を私だけ着ていたが今は目立ってしかたがない、江戸の人達が着ている、衣服は見せて貰ったが着にくそうだ、そして戦い難そうだな、だが私の服は目立つ、仕方がないか、髪の色がそもそも目立つしな、取り合えず魔法の効果を調べるために山籠りするしかないな、ナルさんにいい場所がないか聞いてみよう


「ナルさん最後に1つ聞きたいのだが」


「何ですか」


「山籠りにいい場所は有るかな」


「山籠りですか、ん~~」


すると二人と遊んでいた父親が言葉を述べた


「あるよ、江戸から少し離れたらいくつか良い山が」


「教えて貰えませんか!」


「場所はな」


ナルさんのお父様から聞き、レイアスは山に行こうと決めていた


「ん、何か外が騒がしいですね」


「またか」


「何か知ってるんですか」


「実はな、あんたは男だから良かったが、ここ最近な」


「やめてください!やめてください!」


ナルの父親から詳しく聞こうとしていたら叫び声が聞こえた、叫び声が聞こえレイアスは立ち上がり行こうとすると、いきなりナルの父親がレイアスの手を掴んだ


「何ですか、手を離してください」


「行くな、死にたいのか」


「何か知ってるんですね」


「大奥って場所に連れていかれるんだ、最近はいろんな場所で娘が連れていかれる、でもな上の人が決めた事だ、抵抗すれば殺される、邪魔もな、だからあんた行くな」


「上の人、それは国の者がしていると」


「あぁ」


「連れていかれた人はどうなるのです」


「お子を産むために連れていかれる、例え嫌でもな」


レイアスは少し時瞳を閉じて、決意し瞳を開くと


「私の事は忘れてください、ありがとう」


「あんた」


「待ってください、危ないです、この前も抵抗した家族が殺されて」


ナルはレイアスの手を掴み言葉を述べた


「ありがとう、でも、目の前に困っている人を助けないのは自分が許せない、ごめんね」


レイアスはナルの手を振りほどき、叫び声が聞こえ方に走り去った

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