523話 【VS.】月下騎士団長 レィガリア・アル・ティール 5
衝撃でレイガリアの視界に発光が弾ける。
鼻腔内にツンとした激痛が走って鉄の臭いが充満するのがわかった。口腔内にもぬるい味が広がっていく。
よろめきつつも体制を立て直すのは早い。
「いったい、なに、がッ!?」
トドメをいれたと思ったら痛打をもらう。期待を裏切られた衝撃と被弾した痛みが彼を混濁させる。
予期せぬ致命的な1撃だった。勝ちを確信したところで大きな隙を生んでしまった。
「まだだ……ッ!」
さらに彼の者は追撃の手を緩めることはない。
小細工を仕込まぬ強打をここぞとばかりに打ち込んでいく。
「クッ、血と痛みが呼吸を遮る!? まさか私が読みを誤るとは!?」
「おおおおらああッ!!」
あちらにとっては初めて与えられた好気だった。
彼も察していることだろう。この最後の好気を逃せば詰みであることを。
だからかかなりの焦りが攻撃を単純化させていた。
その大振りな拳を、熟練したレィガリアがみすみす受けてやるはずもなく。
「調子に――ノルなァァ!!」
最後の1撃をやり直す。最短で最速の右ストレートでトドメとする。
こちらの優勢は覆るものか。これが経験と器の差なのだと教えてやらねばなるまい。
「たかが偶然の産物に縋ることの愚かさよ! あの御方とともに生きた私の勝利は決して揺るぐことはない!」
レィガリアは、迫る拳より与える拳が僅かに早く届くことを、確信した。
「気が合うな。オレも偶然は嫌いなんだ」
しかし彼の者は攻撃の軌道がほぼ直角にカクンッ、と変化させた。
そして顔面を狙うはずだった拳を振り透かす。
「背だと!?」
歪な行動の変化にレィガリアは驚きを隠せない。
敵に背を見せるなんぞ誇りを砕いてツバを吐き捨てるような行為に他ならない。言語道断、場合によっては死罪にすら問われる。
しかしレィガリアには、コレが彼にとって攻撃の前兆なのだと察知した。そしてすでに避けられないということも同時に。
「しっかり覚えておけ! これはオレの世界のありふれた技のひとつだってな!」
直後、パァァンという鼓膜を弾くような音が全身に響き渡った。
「――ガッ!?」
破裂する音と同時に呼吸が止まる。
タックルとはまた別の技だった。拳をすかし、体を回転させて背をぶつける。騎士として歩んだ者ですら体験したことのない技である。
踏み込みによって全体重を乗せ、筋肉で硬化した硬い背を板のようにしてレイガリアへとぶつけたのだ。
レィガリアはズルズルと後退する足に力を込めてもちこたえる。
「フンッ!! 珍妙……極まりないが……良き、技ですね!」
仰け反りかけた身体を無理やりにでも戻してみせた。
しかし追撃はこない。彼の者は倒れ伏した仲間の元へ急ぎ駆けだしている。
「ジャハル! 大丈夫か!」
すかさず少女の横で膝をつく。
口元へ耳を近づけ呼吸を確認し、手首を掴み脈をとる。
「良し……生きてるなら良い。倒れた衝撃で頭を打った様子もない……良かった」
たおやかに張り詰めたジャハルの胸部が微かに上下していた。
それを見た彼の者は、肩をすとんと落としため息を吐く。それから迷いもなく周囲に助けを求める。
「誰でも良いから治癒魔法を頼む。それとなるべく治療経験の豊富なヤツに看病を頼みたい」
「じゃあこっちで面倒見てあげるよー! これでも脳筋ふたりの支援役だからねー!」
と、白いローブの少女が景気よく名乗りを上げた。
すかさず彼女の仲間であろう男が横で「誰が脳筋だ!?」喚き立てる。
「そんなこといいから! お、重いぃ……誰か手伝ってー……!」
「運ぶのはこちらに任せておけ。そこの暇そうな脳筋は頭を冷やす氷嚢でも作っておけよ」
「へーいへい、ったくしゃーねぇな。あとオメェも脳筋だってよ」
妖艶な女性に指示され、男は文句をこぼしながらも行動に移すのだ。
冒険者一党たちは手早くジャハルの治療と看護をはじめる。
「ジャハルおつかれ。あとはオレに任せてゆっくり休んでていいからな」
そんな様子を彼の者は、眦を下げて安堵の面持ちで見守っていた。
そしてゆっくりと、だが確実に。蒼き瞳は刺すような眼光をレィがリアへとむける。
ゆっくりとこちらへ「いちおう聞くけどさ」と、むけられる。
「ここで終わるって言うのなら、そっちの勝ちで終われるぞ」
振りむいた彼は明らかに変わっていた。
口調も、視線も、姿勢も、威圧も、なにもかもである。黒き色もまた純然たる蒼によって満たされていた。
さらに彼の周囲だけが陽炎の如く散漫に滲んでいる。
「ハァ、ハァ……ようやくふたりきりになれたというのにつれないことをおっしゃるのですね……」
いつしかレィガリアのほうが肩で咽るように息をしていた。
疲労はそれほどでもない。三日三晩の行進だって余裕でこなせるほど鍛えているという自負がある。
なのに鼻を血で塞がれ、あげく腹を打たれた。そのせいで酸素の供給が間に合わず、脳が正常に回らない。
「どうやら貴方様のことを……心の奥底で見くびっていたようです……」
「そんなのはどっちでもいいさ、慣れてる。それより膝の具合はどうだい?」
「いえいえ、ご心配には及びません。このていど負傷で泣き言を漏らすほど甘く鍛えてはおりませんので」
認めるしかなかった。
強がってはいるがレィガリアは片膝で立っているようなもの。石畳へ叩きつけられた傷は肉の内側で徐々に痛みを強めていた。
「で、やるのかやらないのかどっちなんだ?」
彼は――こちらが剣を握っていないこともあるが――強い。
レィガリアは感触を確かめるように手を握り直し、足元を確かめる。
手が動き、足が屈さぬ。呼吸はままならぬ、それでも鼓動は未だ脈を伝え気と血を巡らせている。
「お気遣いなく。ようやく測り違えた貴方様の実力を見られるのです。こちらに引く理由はありません」
「そうか。なら、つつづけよう」
そして両者は脇目も振くれずに再び王墓の前で対面する。
ここからは1対1だ。正対する影は1つと1つ。
もう誰も彼を格下と思う者はいないだろう。内蔵を掴まれるような緊迫感が再び城下にひしめいていくのがわかる。
いつしか衆目の数は100で足りない。とりどりの色をした種族たちが1つとして欠けることなく動静を無言で見守っていた。
「いざ……参ります」
先に口を動いたはレィガリアのほうだった。
これ以上交わす言葉は存在しない。男同士の血なまぐさい勝負。手抜くようなフザケた思考は消し飛んでいる。
「私の抱えた感情を貴方様に理解できますか?」
ゆっくりと歩み寄っていく。
万全を期すのなら跳躍は難しい。呼吸も乱れれば整うのに時間がかかってしまう。
すると彼も倣うようにこちらへ歩を進める。
「怒らないなら言うけどさ」
「ふっ。遠慮することはありませんよ。どうぞ見解を私めにお聞かせくださいませ」
「嫉妬だよ。ただの嫉妬」
ひた隠しはしているもののだ。レィガリアの心中は穏やかなんてものではない。
瞼の裏が赤くなる。今すぐにでも目の前の敵を縊り殺してやりたいと脳裏によぎった。剣さえあれば王に血の花を供えられたことだろう。
「じゃあ次はオレが質問をする番だ」
淡く儚き蒼が仄めく。
「アンタはオレにどうしてほしい?」
「……」
レィガリアは答えなかった。
周囲に悟られぬよう、口内にあふれた血の味を噛み締める。
間もなく互いが到達する。おそらく次で決まるのだという騎士の経験に基づいた予感さえあった。
レィガリアは加減の楔を外す。
――もう逃しはしない。王の膝下でこの解消できぬ思いに終点を打たせてもらう。
と、もう1歩ほどで間合いだという辺りで彼が足を止めた。
だからこちらも足を止めて向かい合う。
「アンタ、区切りをつけたいだけなんじゃないか」
「もしそうだとしたら? 貴方様はどうなさるおつもりで?」
「負かしてやるよ。とっておきの1発をお見舞いしてな」
笑い草だった。言うに事欠いて上位と名高きエーテル族に勝つと言うのだ。
ここまでの試合展開を見てなおそのような屁理屈を述べられる胆力だけは褒めるべきだろう。
とはいえレィガリアは表情を固めたまま。あくまで騎士としてのたたずまいを崩さない。
「ならば私を超えてみて下さい。もし私が王と同じ末路を辿るのならば受け入れましょう」
「じゃあいくぞ。勝っても負けても文句なしで頼む」
すかさず彼はとん、と地を鳴らす。
僅かな開きが埋められ両者の間合いへと踏みこんだ。同時に左の拳が素早くひょうと風を斬る。
「ふ、なにかしらの芸でも仕組んでいるかと思えば。2度のマグレはありえません」
レィガリアは首をかたむけて難なく躱す。
躱しながらも右の拳で応戦した。当たるという確信をもって放つ。
「――フッ!」
蒼が閃く。レィガリアの拳が頭の僅か横を通り抜ける。
そこから彼はさらに左、左、右と。コンビネーションを繋げていく。
だが今のレィガリアに油断はない。しっかりとガードを固めて攻撃を受け切る
――またですか。コレが人種族の能力と考えるべきなのでしょうね。
試しにもう1度当たる位置に攻撃を放つ。
すると確実に当たるであろうタイミングで彼の動きが劇的に変化し、避けられてしまう。
先ほどまでとは動きのキレが段違いに良い。あのジャハルという少女と闘っていたときよりもさらに高速で競り合っていた。
――大した反射神経です。並の使い手では当てることすら叶わぬでしょう。
観客たちもその様子をみて5分5分と見たか。軽くよそ見をすれば激しい応酬に言葉を失っている者までいた。
だが、こちらはすでに臨戦態勢へと移行している。反応速度を向上するのであれば躱せぬように封じてしまえば良いだけのこと。
レィガリアは打ち返し気味に彼の者の着ている服の合わせを掴んだ。
「そうくるのでしたら同じ土俵で戦って差し上げる義理はありません」
動体視力では敵わない――……認めざるを得ない。
しかし身体能力ではこちらが頭1つ2つほど抜きんでている。
だからレィガリアは投げを選択した。掴んでしまえばこちらのもの。
「さあ、地面とキスをする準備を……――ッ!?」
胸ぐらを掴んだ手が、手によって押さえられた。
そのままレィガリアの手が駆動出来ない方向へと捻られる。
離そうとしても離れないのだ。そして腕の関節にも手刀のように手が添えられ、体重がかけられていく。
――まさか誘われたというのか!?
そのまま体がぐぐ、とかたむいていく。
返そうにも手は外れない。このままでは地べたに寝かされるのはこちらとなる。
――クッ、このォ!?
次の瞬間。崩れかけた姿勢で捉えられていない側の手がでた。
これもまた反射的であった。騎士として培った反応である。
それは負傷したレィガリアが打てる最高で最大の1撃だった。確認する必要もないほどの致命的が彼の横面を穿ったのだ。
「…………っ」
そして相手は微動だにできずにいた。舟生明人という青年は弁明を発す暇さえなかった。
強烈な1撃を浴びせられ、切断された材木のように薙がれ、堕ちていく。
呆気ないという者もいるかもしれない。しかし勝負とはこういうものだ。実力とは積んだ経験の差が大きければ大きいほど開くもの。
王の幸福を思い生きたレィガリアが勝利するのもまた、世の道理というやつなのだ。
「……これにて私も……ようやく王に献花を……祝福を贈ることができます……」
レィガリアは満たされぬまま空を仰ぐ。
なんてことはないただの安い復讐劇の幕引きというやつだ。
どれほど敬愛しても王は神より賜りし宝物。形なき神の道具である。
覇道によって生まれる未来よりも今のほうが幸福な結末なのだ。修繕された世界こそ、王が大陸を統一する夢よりも遥かに平和。
そう、理解していてもままなかった。
「騎士をやめて神に祈るとでもしましょう。悪しき日々にとり残された私如きが団の長を務めるべきではありませんから」
レィガリアの誓いとともに、教会の鐘がしたたかな響きを渡らせる。
雲を追い払うような音色が伸び広がるようにして、あの解放を迎えた夜明けと同じ歌を奏でる。
ひとりの騎士の小さな後悔と願いを乗せてどこまでも遠く響くのだった。
直後に、レィガリアへ異変が起こった。
「……?」
見えない、空が見えないのだ。平等であるはずの空が……まるで夜のように暗い。
そして視界には星が瞬き、耳に入ってくる鐘の音さえ遠ざかっていく。
「ッ、ぁ――っ!?」
我に返ると、仰むけになって倒れていた。
光と音が戻ってくるも、己の身になにが起きたのかさえ理解の外である。
間抜けに大口を開け広げたまま体ごと石畳の上に寝かされているのだ。
「あ、い、がおかっか――ッ!?」
と、世に問うのだ。
まるで言語を備えていない赤子のようなみすぼらしい声ならぬ声で。
すると徐々に返ってきた視界の端で、空と蒼が揺らいだ。
「そのまま気絶して欲しかったけど……やっぱり足りないか。その丈夫さは種族特性なのか、それとも騎士として生きた強さか。どっちにしても尊敬するよ」
そこには簡素な農夫服の青年が立っている
唇の端は切れて鮮血を流し、眼でさえ腫れぼったい。殴られた側の頬が歪に腫れ上がっていた。
――ま、ずい……! 追撃に備えねば……!
レィガリアは追撃を貰う前になんとか身を起こすことに成功する。
脳が揺れて足の踏み場が安定しない。まるで酒に酔ったドワーフの如き足どりで立ち上がる。
――な、なにが起こった!? なぜ、なぜ追い詰めた私が地面に寝かされているというのです!?
だが、恐ろしいことになおも状況を理解するに及んでいないのだ。
なにかとてつもなく強力な打撃を打たれたことだけは覚えてる。勝ちを確信した直後になんらかの技が顎を打ち据え脳を震わせた。
そしてレィガリアは呼吸を荒げながらもう1度問おうとする。
「ハッ、ハッ、ハッ! は、はあはは――ッ!?」
しかしその試みは失敗した。
ここではじめて彼はどこに攻撃を受けたのかを知る。
顎が砕かれているのだ。ぶら下がっているだけ。口内は溺れそうなほど鉄の味しかしやしない。
――ば、バカな!? あの一瞬で私の顎を砕くほどの衝撃を放てったというのか!?
レィガリアはだらしのない口元を隠しながら恐怖した。
全身が戦慄する。びっしりと浮いた汗が凍っていくほどの寒気に見舞われる。
なにせ踏み込みやひねりの動作すら見せず、彼の者はこれほどの1撃をくれたのだ。しかも被弾し倒れるさなかで。
「もうアンタの負けだよ。だからいい加減に構えを解いて治療をはじめてくれ」
「――ッッッ!?」
なにをフザケたことを。そう、言いたかったがレィガリアに話すすべはない。
だから代わりに無声会話で異議を唱える。
――フザケルな!? まだ私はこうして対峙している!? たかがこれしきのことで騎士の心を折ったつもりか!?
足どりは頼りないが体は未だ屈さず。
この状態で負けとみなすには時期尚早に他ならない。あまりに舐められたものだと憤慨する。
しかし彼の者は悲壮めいた蒼き瞳で繰り返す。
「負けなんだよ。この勝負は 言 葉 を 話 せ な く な っ た ら 負けって決めてあったんだから」
それを聞いたレィガリアは、引きつりながら血の味のする息を呑む。
確かに彼は試合を開始する直前にまったく同様の文言を口にしていた。そしてそれは魔法を封じ込めるためのはずだったのだ。
もしくは、そう勘違いをさせられていたとするならば、コトである。
「――ッッ!!」
レィガリアは敗北という言葉へ耳を貸さず、走っていた。
滴る血をもろともせず、敵意剥きだしのまま駆けだしている。
「アアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」
そして慟哭とともに涙を散らして、殴りかかっていた。
道理もなにもかもを無視した、なりふり構わない騎士ならざる拳だった。
レィガリアのがむしゃらな拳が、蒼き残光を貫く。
だが貫いたのは彼ではない、彼のいたという現象のみである。
「あ……!」
銀光の瞳が蒼の軌跡を辿る。下へ、下へ、と沈む。
すると濃い蒼がそこにあった。
「《海老蹴り効果》ッ!」
そして尾をたてるような鋭い蹴りがレィガリアの顎を下から突き上げた。
見てみればなんてことはない。とても泥臭い技である。
倒れる勢いを利用して蹴りを打ち込むという呆れるほどに諦めの悪い技。逆を言えば不意を打つには究極の技であった。
やがてレィガリアは硬い石畳の上で横たわりながら空を見る。
「ハァ、ハァ……ハァハァ、ハァ……」
もう起き上がる気力も、理由も、すでに消滅していた。
王のように負けた。負けてなお食らいつきいて負けた。これ以上ない敗北の味だった。
王墓の隣で横たわり、王の見たであろうものと同様の結末を見る。
「グラーグンは勝ったまま逝けたんだ。ならアンタたちも勝ったってことでいいじゃないか」
レィガリアの耳に聞こえるのは、王を救った青年の声だけ。
歓声はなかった。だが広間に響き渡る教会の鐘の音のおかげで、敗北者のすすり泣く音は掻き消されていた。
――私たちの夢は潰えたのではなく……叶った。そう……貴方様はおっしゃるのですね。
「どうかな。ただ、この指輪は創造神が大陸に住む種族を救うためにもたらした物のはずだよ」
そう言って彼は、薬指に嵌めた指輪を見せてくる。
それから殴られた頬が痛いのか苦そうに顔をしかめ、肩をすくめた。
――そう、ですか……。きっと……そうだといいのですがね。
レィガリアは慌てて駆け寄ってくる騎士団の面々を横目に瞼を閉ざす。
ただきっかけが欲しかっただけだった。過去と向き合うための、ただのワガママ。
――面倒をおかけ致しました。それと……王を救ってくださり、ありがとうございます。
レィガリアは、ようやく素直な気持ちを伝えることができた。
痛みと心地の良い安堵を胸に王の安らかな眠りを空に願う。
「どういたしまして。あと、出来ればさっきの洋服代をチャラにしてくれると嬉しいかな」
しかしドサクサな感じで投げられた提案は却下した。
その後、彼も満身創痍だったらしく2名揃って王墓の前で治療されながらしばし空を楽しむ。
するとどうやら龍族たちがどうやら腹が空いたとのこと。
レィガリアは月下騎士団行きつけの店へと案内するのだった。
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