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8-3

中級クラスのスライム。

普通に会話していたが、ふと思う。

なんだよ、中級クラスって。

スライムってそんな階級分けされているのか?

何それ、知らない。


その中級スライムの目の前に到着した俺は深呼吸をした後、お相手であるそのスライムを見る。

一瞬。

恐怖を覚えた。

今まで見てきたスライムとは違う。


弱いスライム一個体が人間を全て溶かし終えるのに掛かる時間は数分。言い換えるならば、スライムが人間一人を倒すのに掛かる時間はこれ以上になる。

でもこいつは違う。

一瞬と錯覚するほどの速度で、中級スライムは人間を、そして建物の飲み込み溶かしながら、前へ少しずつ進む。

いや、少しずつじゃない。大きさから遅く見えるが、人間の走る速度よりも断然早い。

地獄絵図だ。


でも、だからと言って引くわけにはいかない。

俺はレナちゃんを守るんだ。ついでにフィナさんとシンシアさんも。

うん、ついでだ。

気持ちに区切りがついた。


「スライム、こっちだ!」


俺は中級スライムに向けて叫ぶ。

スライムが進む方向の横。階段を作り、俺は中級スライムの顔らしき所の隣に立つ。

中級スライムは俺に気付くと、俺を殺すために進行方向を変えようとして、やめる。

それと同時に、数体の小型のスライムが生まれた。そのスライムは俺が作った階段を壊し始める。


「無視か」


俺は手を中級スライムに向けた。

覚えた魔法では倒せない。

だからこそ、神様の力に頼るほかない。

覚えて見ましょう。

有を無に変える方法を。

ストックがなくなり、一日一回この作品の続きを書き続ける毎日。

三作品同時連載とかしなければ良かったと今更後悔。

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