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魔法補助具論Ⅱ

ちょっとリヴィア編が魔法リッチに見えたので補足です。

・・・それにしてもデマラトスのことが話題にも上らないとは・・・小説は生き物ですねー

「おっひさー!ということで、たまに電話するレイチェルと」

「本編では影も形もないヘラクレイトスが送る。」

「「魔術講座でーーす」」


「ということで大分、間が開いたけどそろそろ書かないと、リヴィアに本当の魔法があるんじゃないかって疑われそうなんで弁明のネタばらしだそうです。」

「あーあれな。どう見ても魔法だよな。ファンタジー的な」

「まあ壁画やそこらはトリックに近いし・・・どうになかなるんだけど・・・銀の鍵はねー」

「あれは説明しとかないとまずいよな」


銀の鍵は基本3層に分かれています。第1層酸化被膜による着色保護層、第2層が純ケイ素によるプリント構造第3層が基材の純鉄になります。

純ケイ素によるプリント基板は1nm単位で制御され、信じれないことにグラファイト構造を持っています。

そのうえでグラフェンのように層状構造(6層)で制御されており、第1、第3層はアモルファス構造を採用してます。

記憶部分は第2層でROM(Read Only Memory)として情報が焼き付けられており光が当たると光電現象と誘電効果で磁気媒体のような挙動を示します。


このせいで鞘からだして電気を流している状態だと、微弱な電磁波が周囲にまき散らされています。

ただしこれが生体電流や静電気、イオン荷電に由来するような電圧になると、方向性なしの電子レンジ状態になります。

特に血液に触るとヘモグロビンに酸化被膜から酸素が供給、空気中の酸素で酸化という燃料電池のような現象が起きるため2GHzの電磁波を大量に発生します・・・


しかしこれを適切な読出し機器にかければ情報が投射されるのです。それゆえの知識への扉「銀の鍵」なのですが・・・さてどこにあるのでしょう(笑)


あと王錫の方は生体電流を貯めておく電池みたいな構造を持ってて、余分なエネルギーは周囲の空気の電子軌道を変異させることで安全に放出するようになっています。

銀の鍵駆動用バッテリー兼安全装置みたいなもんです。

その時に周囲の空気が光ってしまいますが・・・それはデフォということで、パトラの脱出時には充電中なのでまだ放出は始まってません。


「ということでいいかニャ?」


「「イシスがしゃべったーーー」」

「・・・腹話術です。」


「あんた誰?」

「内緒というか?気付かないのも困るなーというか。」

「マジで誰だ!!」


「さて次回は、アダマンタイトとオリハルコンの作り方を予定してます。お楽しみに」

「「無視すなー」」


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