表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/3

02.無限が無限に続く

無断失踪なんてしないです

更新が遅いだけです…すみません

地響きが響く中、例の公園に陽一が現れた。


思わず倒そうと飛び出しかけたありすもとい東方の人だが、ここは先ほどと同様に操り人形にしようと考え、チャージを開始した。

しかし、相手は陽一。陽一は、詠唱や同時発動数に関係なく魔法を使える。


操りの攻撃が当たる前に、常駐型の防御に阻まれた。

敵襲に気がついた陽一は、東方の人をたやすく発見した。チートキャラが故に、攻撃を受けるまで気づかないのが抜けている…

自らの危機を感じ取った東方の人は、逃走を目論んだが変身の時間を考えると危険であると判断し、空間人を使って脱しようとしたが、


人間操縦(パースンコントロール)


簡単に空間人の制御を奪われる。

ありすの能力では上書きできない。そして東方の人が考えた結果が…


こいしへの変身だった。

「自分は味方だ」と刷り込む。


流石に形のない魔法攻撃を防ぐ魔法は常駐していなかったようで、陽一の心理をすり替えることができた。

しかし、予想外の自事態も勿論発生した。

すり替えるときに余計なところに集中力を使ったのか、空間人の制御が両者から切れてしまったのだ。

すぐさま空間が切り離される公園。


そんな中、一番機転(?)が効いたのはある意味他力本願とも言える東方の人であった。

刹那、空間人にナイフで刺される瞬間、すいかに変身。


「密と疎を操る程度の能力」により、相手と距離をとる。空間人は何度も空間を捻じ曲げて瞬間移動をかましてくるが、その出現地点を離す。

それを数回繰り返すと、予想通りの結果が目の前に広がった。


刃飛翔(ナイフプレイン)、この空間に死角が出来ない数」


防御力が一般人と同じ空間人では、この攻撃を(かわ)せない。さらに、嫌がらせとばかりに陽一はこの魔法を数百万個同時起動して、空間内を攻撃で埋めるという強行手段に出た。


粉雪のように舞うナイフを見ながら、東方の人は空間人が倒れたのを見届けた。





その頃インプレッサは、プラスルと出会って青い体を余計に青くしていた。


水属性ばりばりのインプレッサにしてみれば、電気属性は苦手である。

しかも、単純火力でも負けている。


ここはインプレッサは逃げの一手しか無い。プラスルは、「通常移動」の速度はそんなに速くないからだ。

が。


勿論、電撃は本人の移動よりも速いわけで。


「地サンダー!!」


地面から空に向かって電撃が流れる、プラスル特有の攻撃が決まり、青い体は今度は黒くなった。

燃えたりしなかったのはひとえに水属性だからだ。


しかし不幸なことに、インプレッサはこの攻撃でHPをすべて削られてしまった…

しかし、ここからがインプレッサだ。


「ウォータースライド!」


水属性の急激な勢いが、プラスルを押し流す。

体重が重いとはいえ、身長が1mしか無いので簡単に流れていった。


実は、この時点でインプレッサの負けは半分確定している。

HP=0、まあ負けの条件としては妥当だろう…


しかし、インプレッサはHPが0になっても動ける。

妨害しか出来ないが、痛覚も無効化されるので、無謀に突っ込んだところで車体が壊れるまでは突っ込み続けることが出来る。

今回の戦いでは、特別にインプレッサは壊れるまでOKとしておこう。


属性の相性が悪い上、火力も足りず、自動回復を備えるプラスルは傷一つ負っていない。


未だ黒焦げ状態のインプレッサは舌打ちをした。

戦闘シーンってむつかしいね

筆者の環境がすこぶる平和だからね

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ