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彼との出会い(1)
BL要素あり。苦手な方は読まれないようにお願いします。
禁断の三角関係。
初めて彼と会った時、息が止まるかと思った。
初めて彼女に会った時、一筋の光が見えた――
俺は今日もこの部屋に通う。
それは、俺の大好きな人がここにいるからだ。
部屋の前に着くと、抑えきれない程の喜びの気持ちが湧いてくるのがわかる。
早く彼の顔が見たい。
喜び勇んでコンコンとノックをすると、中から愛しい彼の声が聞こえてきた。
「先生!」
「ああ、武藤君、あなたでしたか」
重厚なダークブラウンのドアを開けると、彼が俺にだけにっこりと笑い掛けてくれる。
そして、彼の落ち着いた雰囲気のトーンの声が、俺の耳に優しく響いてきた。
ああ、逢いたかった……
貴文先生……
俺の、好きな人。
他サイトからのお引っ越しです。
少しづつ更新して行きます☆
歪んだ愛の物語、よろしくお願い致します。