報告と襲撃
「それでは、報告を聞かせよ。」
玉座の間に勇者召喚の経過報告をしにきた。
「はい。二回目の召喚の儀にて、此方のリリスさまが召喚されました。種族は悪魔で魔王討伐には私が同行を条件とされましたが王都の守護などの任務があるため不可、結果私の部下という立ち位置に決まりました。」
周りの老が、貴族様が「悪魔なんて召喚しやがって」、や「責任を取って宮廷魔導師を辞任しろ」等ほざ・・・言ってくる。うぜぇ
「ふむ、ではリリス殿に質問をこの国の守護・・・いやクロエの部下として過ごす事に不満などはあるか?」
「クロエ様の部下としては何も不満はありません。」
リリスは周囲を流し見た後に王へ向き言った
「あいわかった。リリス殿はクロエの部下として励むように、クロエは引き続き勇者召喚を・・・
ドゴオオオオオオオォォン
なんだ?」
一人の兵士が扉を開け入ってきた
「報告!魔族の襲撃有り、空から来た模様。現在は結界を攻撃中。」
「兵士は魔道士を連れ族の対処・可能であれば目的の確認。クロエは結界の状況報告後にリリス殿を連れ魔族の対処。貴族等は国民の非難誘導を・・・うるせぇ騒ぐなさっさと動け!解散」
「報告!今の状況であれば結界が壊れるのに20分くらいかかります。・・・行ってきます。」
クロエは結界の状況を報告したあとに結界外へと転移した。
「えっ!ちょっま・・・」
リリスを連れて
-城下町-襲撃直前
いつも通りな光景が広がっていた
「今朝採ったばかりの新鮮果物一つ50Gだよ二つ買うとサービスで90Gだ。」
「二つ下さい。」
「まいどあり」
すると・・・
ドゴオオオオオオオォォン
「うわぁ。なんだぁ?」
周囲の人は空を見上げた
空には100を超える魔族が飛んでいた
「我は魔王軍所属のクラウン。この国を侵略する任務を魔王様より命じられた。」
「・・・襲撃の音と魔族との距離が遠いからか全然聞こえねぇ。」
「多分、魔王軍でこの国を支配する〜みたいのだ。」
「ままー!あの人達何をいっているの?」
「しっ、見ちゃいけません逃げるよ」
困惑しながらも避難を開始した
途中貴族様が避難を誘導していた。
「急ぎなさい、早く。私達も避難をしたいのだから」
「ままーあっちから何か来るよ。」
城の方から国の兵士が凄い勢いで門の外へ向かっていった。小脇に魔導士を抱えて、
-王都上空-
「よし、お前らは引き続き結界の破壊を俺は・・・客の相手をする」
突然前方に二名人が現れた
「転移には対象を魔力で覆う必要があるのを忘れていました。てへっ♡」
「真顔でてへっ♡なんてやられてもイラッとくるだけだわ・・・魔力酔いキツッ!」
リリスは結界の上でダウンした。
魔族-クラウンは、リリスの方みて、
「魔族じゃなく悪魔か。なんで此処にいる」
リリスはダウンで答えられず代わりにクロエが答えた
「私が勇者召喚で呼びました。魔王軍侵略を阻止する為にまずは貴方たちを排除します。」
クロエは魔力を込めて、柏手をした。
「人族に何が出・・・っ!」
左右から巨大な手が現れ魔族に向かって放たれた
呪\(^o^)/初★戦★闘