よくあるダンジョンの宝箱を想像してください。それに私物を封印しましたb
クロエの実家
「少し落ち着いてきました。」
あれからガリュウおじさんに私の実家へ送っていただきまして、急に帰ってきた小さくなった私を見た両親は現在宇宙猫状態でNowLoadingでございます。
「そちらの方々の紹介はしてもらえる?」
「忘れていました。道中で送ってもらったのがガリュウおじさんです。種族は神龍ですね。」
「え?」
「ガリュウじゃ、よろしくな」
「で次に、」
「Stop」
「はい?」
「神龍っていうのはつまり神ってこと?」
リリスは戸惑いながら言った。
「えぇ、ですが生まれはこの世界ででしたよね?」
「ズズズ・・・ん?あぁうん確かにこの世界で生まれたが、もう何千年と前じゃぞ。」
本来は神族は別の世界にいるとされている。稀に現世に生まれ落ちた個体が上位種族に進化をする事もある。
「では、次に」
クロエは、リリスが納得したなとばかりに頷き次に進めた。
「あちらで今もなお意識を彼方に飛ばしている2人が私の両親です。」
「そっちは何となく分かってたわ。」
「因みに2人共冒険者でしたが、2人共実力は国が相手でも簡単に消すことが出来る程度です。」
「その程度を私のいた世界では最強っていうのよ」
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「・・・で?」
「で?・・・とは?」
「いや、私はアーサーさん?を吹っ飛ばしてそのまま魔王城に行くのかと思ったのだけれど。」
暫くしてクロエの両親が起きたので食事をとっていた所にリリスが質問を投げてきた。
「あぁそれは、私の私室に「おかわりー」はいどうぞ・・・用があったのですよ。」
「用って?」
途中でミツキがおかわりを要求し、ホッコリしたリリスだが、道中のクロエの的に″あのままクラウンを殴りに行こうぜ″という様子だったので少し困惑していた。
「私室に厳重にしまってあった筈の私物が持ち出されています。それはまぁ良いとして・・・良くないですがそこは一先ず置いておいて、あれは本来物理と声紋の両方のパスワードが100種類ずつ必要なんですよ」
「は?」
聞き手にまわろうとしていたリリスが耐えきれなかった。
「物理の方はまぁ時間かければ誰でも解けると思うのですが声紋の方が問題でして、クラウンの性格は把握しているので言いますが、人のものを壊して持って行く強盗等の行為を絶対にしないのですよそれが例え複製でも」
「でも情報を奪った後に襲撃していたけれど?」
「あれは帰宅手段が欲しかったのでは?現にあの時の襲撃での死傷者は0でしたし本気でしたら国の情報だけを態々持って行くなんて面倒な事をせずに入った時点で国を襲撃すれば終了です。だって障壁内部に入れていたのですから。」
聞いた瞬間リリスはゾッとした。
誰も障壁を攻撃するまでは気づかなかった。
襲撃した時点で仕事は終わっていた。
クラウンの部下は来ていないと言っていたし周りも人形のようだったが違う。
一人で充分だった本気で部下を引き連れて国を襲撃していたら終わっていた。
「まぁそこは、置いておいて私物のパスワードの話です。絶対に解けるわけ無いんですよ。″クロエ″の情報と″前世の私″の情報を利用したパスワードを使用しましたからどれだけ情報を集めても解けるのは″クロエ″のパスワードだけの筈です。どうしてでしょうね?」
クロエは困惑した笑顔で言った。
クロエの実家-母side
娘が友達を連れて帰宅した。ガリュウに乗って
急に帰宅はまぁ良いとして、なんで昔の娘の姿のまま変わっていないの!?
身体を小さくする魔法?・・・そんなのあったっけ?
その身体の方が魔力効率が良い?
今度ママにも教えて!・・・え?見た目を小さくしただけで年齢は変わっていない?あぁそう、そうなの
今まで色々な事を経験したり修羅場を潜ってきた自負があるけれどここ迄の衝撃は初めてだった。
持ち直すのに時間がかかったわ。




