ミーア「この職場(迷宮)の上司と同僚大丈夫かにゃ?」
迷宮内−階層主スズリside
食事を楽しんだ後に運動を提案してみたら承諾してきたので模擬戦的なものをしようと言いました。
「上手くいけば、私を倒せて次の階層にいけますよ〜」
「分かったー!」
離れた位置にいるミツキさんに声をかけると元気よく返されるが表情筋動かねぇな・・・あの子
身振り手振りは凄く燥いでいる元気な子だ、まぁいいわ
「はじめましょう」
と瞬きをした瞬間、眼前に現れる丸太・・・を払い除けたら後ろからミツキさんが乱打をかましてきた。
″ダダダダダダダ″
わぁ凄いマシンガンみたいな乱打で一撃が重い
「良いですね。此処に来たことのあるどの冒険者よりも強いですよ」
「ほめられたー!」
嬉しそうにしているミツキさんから少し距離をとる。
そして一本の傘を取り出し開く。
「この間、ここの迷宮主がイベントと称してゲーム大会なるものを迷宮内で開催しました。その中で使用していた技でこんなのがあったんです。」
「″雨乞い″」
その時上空雨雲が掛かり二人の上から雨が降る。
スズリは傘を差している。
・・・毒!?
考えるより早く雨粒を避けるように木下に移る。
「このままでは雨を降るだけになります。この雨は普通の雨ですが・・・」
スズリが傘から落ちてきた雨粒を指先で突く
ーーーーパンッ
衝撃波を出しながらミツキの顔の横を通過した雨粒はミツキの背後の木に着弾した。
ミツキが後ろを見ると着弾箇所に穴が貫通していた。
「おー!」
「続けますよ。」
今度は降る雨を指先で突いていくスズリ
それこそ銃弾がレーザーの速度で雨のように横薙ぎに降る一つでも当たれば致命傷な威力・・・そんな攻撃を前にミツキは楽しそうに燥いだ。
森の中を右往左往し笑いながら攻撃を避けていくミツキ
「僕もやってみたい」
やはり遠距離武器が羨ましいのか拳を突き出し練習を始めた。
スズリに向かって手に魔力を乗せて拳を突く
兎の時にやってなかったかしら?
スズリがそう思い回避行動を取ろうとした時目の前の空間が揺らいだ。
「やっと着い・・・え?」
「あ」
ミツキの攻撃・・・迷宮主の息子にダイレクトアタック
迷宮主は吹っ飛んだ。
「にゃあ!?何事にゃ?なんで目的地に着いた瞬間に主がヤム◯ャみたいなポーズで倒れてるのにゃ?」
「ヤム◯ャしやがって。」
「言ってる場合か、戦いは一旦終了にゃ!」
迷宮主と部下のミーアが現れた。
ミツキは困惑している。
「っ!見てくださいミーアさん。」
「なんにゃ?」
「食事や模擬戦では動かなかったミツキさんの表情が動いています。」
「だからなんにゃ!」
「可愛いけれど、できれば笑顔が見たかったぁ!」
「えぇ〜」
あまり見ないスズリの行動に困惑しているミーア
その目の前でorzで落ち込んでいるスズリ
するとヤ◯チャしていた迷宮主が起き上がってミツキに近づくTシャツに引きニートと書かれた服を着たおっさん
「ハァ、ハァようやく見つけた。」
顔を上げ迷宮主の目を見てミツキが一言
「・・・(酒)くしゃい」
迷宮主は地味にショックを受けその後ろでミーアが腹抱えて笑っていた。
スズリのメイド−サニー side
「おや?サニーさんは何を作っているのですか?」
調理場にきた料理長が先にいたサニーに尋ねた。
「お客様にガッツリとしたものを作ってくれとスズリ様に頼まれました。」
「それは、私共料理人に頼まないので?」
疑問に思い料理長が聞く。
「夕飯の仕込みとかがあるでしょうし、簡単なものであれば私でも作れます。」
「そうですか・・・ちなみにそれは何を作っているのですか?」
「これですか?お茶漬けに焼き魚を入れました。それとだし巻き卵です。」
「・・・お茶漬けですか。お客様に」
「はい!これならいっぱい食べられます。」
「えぇ、美味しそうですね。」
「ふふっ!ありがとうございます。」
料理長は、夕飯の仕込みを始めた。
あれ絶対にぶぶ漬けだよなぁ
料理長は口には出さなかった。




