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勇者召喚を任されたけど・・・  作者: 三田(サンタ)さん
12/25

メイド「アンケートにご協力下さーい」

まず始めに、この世界の貴族の結婚状態は基本的に政略結婚だが恋愛による結婚も良しとされている為殆どの貴族令嬢が恋愛婚をしたいと考えている。


ダンジョンの街−領主邸−

「鏡よ鏡、この街で一番美しいのは誰?」

部屋の中で領主の娘−アリスが鏡に問いかける。


『鏡に聞く時点でどうかt』

「ふんっ!」パリン


「・・・修復」

アリスは修復魔法が得意だった。

「聞こえなかったわぁ この街で一番美しいのは誰かしらぁ?」

『本日の営業は終了致します。』

「ちっ!」


−次の日−

「鏡よ鏡、この街で一番美しいのは誰ぇ?」

『ダンジョンの街男女100人に聞きました。』

「は?」

いきなり鏡がテンションを上げる。


『街内の人気美少女ランキングッ!』

「いつの間にどうやって聞いた。」

『昨日のうちにメイドや兵士の人に確認していただきました。』

「あいつ等何してんだ!」

アリスを無視して鏡が続ける。


『ではまず第5位!・・・大通りパン屋の娘のエルザさん。』

「パン屋!?」

『えぇ街の人の意見を言います。35歳男性門番の方ですね。』

「・・・」

『「ほぼ毎日通っていますが、性格が優しく何よりも可愛いです。」などと言っていました。』

「へぇ。他には?」

『他の方の意見ですと、「誰にでも愛想よく接してくれる。」「天使のような笑顔。」「エルザたん(*´Д`)ハァハァ」などを述べられます。』

「ちょっと待て最後の」

『続いて第4位の発表です。』


アリスの意見を無視して、尚も鏡が続ける。

『第4位・・・謎の武闘家のミツキさん。』

「誰ぇ?」

『つい最近にこの街に来た冒険者と思われる人です。感情が余り表に出ないのか表情に変化が少ないのに身体で大きく表現する所が可愛いかった(メイド談)』

「ガッツリ身内が心掴まれている。」

まさかの熊のミツキさんが大人気、因みに少女にしたのはクロエである。


『街の人の意見では、まず23歳女性冒険者「冒険者仲間が集合時間になっても来なかったので探していると他所様に迷惑をかけていたので止めに入った。その後に相手側を見ると今まで生きていて見たことのない程の怪物が3人でパーティーを組んでいた。相手の性格が穏やかで良かったと本気で思ったよ。止めるのが少し遅れたら街が更地になっていたかもしれないね。」だそうです。』

「容姿よりも内面パワーの話!そんな危機的状況だったの?美少女とは!?」

『その聞き込みをした後に実際にメイドがダンジョン内に見に行った時の報告が先ほどのです。』

「え!?ダンジョンに入ったの?よく無事だったわね!」

※ここのメイドは如何なる状況にも対応できるように訓練をされています。


『他にも冒険者の方からで、「ジト目ロリ可愛い」「モンスターを倒す時にイキイキしているのが見た目とギャップがあって良い」「ミツキさんのお御足で踏まれたい」などが挙げられます。』

「色々おかしいけど最後よ。」


『では第3位です。・・・第3位ダンジョン内モンスターのサキュバスです。こちらは殆どが男性冒険者の表ですが一部女性冒険者も含まれています。』

「このランキングってモンスターもランクインしてんの!?」

『何か人気でしたねぇ・・・では冒険者の意見です。

「目的が魔力だからか死に繋がる攻撃をして来ない上に我々もいい思いしかしていない」「最近では女性冒険者にも人気が出てきていて、よく″お姉様″と言っている人を見かけます。」「いつもお世話になっています。」などの意見がありました。』

「わかっていたけど最後よ・・・ん?ちょっと待ってこのまま私が出なければ私ってモンスターより下ってこと?」

『サキュバスさん舐めんなよぉ!モテない我々にも優しくしてくれる上にいい思いまでさせてくれる方なんだからなぁ!』

「えっ!あ、ごめんなさいって何で謝ってんのよ私」

何かが逆鱗に触れたらしい鏡さんが続ける。


『それではいよいよ第2位です』



メイドがダンジョンの中に入っている。すれ違う冒険者は2度見する。まず服装から場違いではある。

「休憩中すみませんちょっといいですか?」

セーフゾーンにて休憩していたクロエ等に声をかける。


「はい。なんでしょうか?・・・メイド?」

クロエは、あまりダンジョンには似合わない格好に疑問を浮かべる。

「私はこの街の領主邸で働くメイドです。今はお嬢様が所持している魔法の鏡による聞き込みをしています。」

「魔法の鏡?それにこんな所まで聞き込みをするの?」

クロエは流石に怪しんだ。


「あぁいえ、聞き込みの内容は、この街にいる美少女のランキング為の聞き込みです。ダンジョンの外で聞いたのですが第4位にそちらの方が選ばれまして・・・」

「ミツキが?」

「んー?」

「呼んでないわよ。ご飯食べてましょ。」

「んー!」

表情は変わっていないが元気よく答える。その様子にメイドが思わずキュンと来る。

(え!?何この子可愛い!)

ついでにクロエにもヒットする。

(・・・可愛い)


「コホン・・・まぁ内容はそんな感じです。そこで本人とそのお仲間さんに意見を頂きたいと思いまして。」

「まぁいいわ、意見ねぇ・・・まぁ手を出したら削るわよ・・・以上」

クロエが少し殺気を出しながら言った。


「削る!?なにを!何処を?・・・まぁいいですが続いてそちらの方は?」

「ん?リリスです。意見は、うちの子は何処にもあげません。・・・以上です。」

思った以上にミツキを溺愛していたリリスである。


「また濃いですねぇ。お二人のどちらかのお子様ですか?」

「「私達の子ですね。」」

「・・・なるほど複雑な事情がありそうです。さて最後に御本人から何か一言をお願いします。」

「んー・・・2人共大好きー!」

「「「!」」」

3人はノックアウトされた。

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