ダンジョンに出会いを求めても成功は極一部
ミツキが仲間に加わった。
「え?森の主が森を離れてもいいの?」
「主ー?」
リリスの疑問に対してミツキが首を傾げた。
「何で貴方が疑問符を浮かべているのよ!」
「いえ、森の主というのは、私が勝手に言っているだけです。それにこの周辺で一番強いのがミツキさんだったので」
「僕ここに住んでいるけど、まとめていないよー!」
「一人称僕なのね・・・リリスよ。これからよろしく。」
「よろー」
3人は旅を開始した。
道中に魔物に遭遇したが問題無く討伐し売れる素材などを回収した。するとミツキが疑問をのべた。
「魔法ってどうやるのー?」
「魔法ですか?練習すれば誰でも使えると思いますが使いたいのですか?」
「獲物に対して近づいてから攻撃するより遠くから攻撃して怯ませてからの方が倒すのに苦労しないし遠距離で倒し切ると尚良し。」
魔法を使いたいというより遠距離攻撃がほしいミツキに対してリリスが
「・・・身体強化した状態であの木に向かって少し強めに殴ってみなさいよ。」
「ん?わかったー」
ミツキは言われた通りに身体強化をした後に少し強めに木に向かって殴った。
すると前方の木々が消滅した。
「・・・少しとは?というか山を粉砕出来るみたいな事言ってなかった?それが出来れば遠距離くらい出来そうなものだけど」
「あぁ、多分ですね今までの敵全て攻撃を当てて倒しているのだと思います。だから遠距離の攻撃を確認する状況になかったのではと」
クロエは少し困惑しながら説明した
「出来たー!なるほどー今まで敵を殴ったあと周りの木が倒れてたのはこれが原因だったんだなー」
「気づきなさいよ!」
リリスが呆れながら言った
それからしばらく進み街に着いた。
「ここで宿を取ってしばらく滞在です。この街には地下ダンジョンがあるそうです。」
「ダンジョンってー?」
ミツキは初めて聞いたためクロエに質問をした。
「ダンジョンというのは、世界中にあります。詳しいことは分からないですが普通の魔物は倒すとそのまま死体が残り素材を剥ぎ取る等をしますが、ダンジョンの中で魔物を倒すと素材を落とすと同時にその魔物はダンジョンに吸収されるとのことです。またその場所によって環境が違うそうです。」
「へー!わかったー!」
「世界中にあるのね!」
リリスとミツキは少しワクワクした。
「一部では神の遊び場と言われスキルや耐性が取りやすいそうですよ!・・・私が少し力を使えばスキルも耐性も取り放題ですよ。」
「最後の一言でダンジョンの特性が全て台無しね。」
「わかったー!クロエが一番凄いんだなー!」
「ミツキさん可愛い!今晩は好きな物食べさせてあげます。」
「やったー!」
ミツキがテンションが上がった
(・・・チョロい)
「チョロくないです。」
「!」
(思考を読まれた?)
「読んでないです。顔に出ています。」
3人は宿で休んだ次の日ダンジョンに向った。
「お待ち下さい。」
振り向くとダンジョンに向かうであろう男がいた。
「なんですか?」
「まさか今からダンジョンに向かうのですか?」
男は困惑しながら言った。
「えぇ。そのまさかですよ。心配しなくても実力はありますし、後の2人も強いですし気配察知には優れています。」
「その子もですか?本当に?」
男は疑う様な目を向けて言った。
「では我々と一緒に向かうのはどうですか?」
・・・何が『では』なのだろう。性格も分からない見ず知らずの男を何故同行させなければいけない?我々と言ったが仲間に相談も無く決めて良いのか?
心配か罠か分からないので却下です。
「すみませんが仲間内だけで進みたいので結構です。」
「そんな事言わずに!」
引かない・・・邪魔なんだけれど
「退いてくれますか?」
男の対応に戸惑っていると
「あーここにいたー!」
男の仲間らしきパーティーが来た。
「集合場所に来ないでなにをしてんだ。他所様に迷惑をかけんな!」
リーダー的な女性が男の頭を殴った。
「痛いです。姐さん・・・違うんです。この人らがこの人数でダンジョンに入ると」
「あぁ?」
姐さんと言われた女性がこっちを向いた。
「っ!・・・こいつが迷惑をかけました。気にせず先に行って下さい。」
女性は驚きながらもクロエ達を先に進ませた。
「はい!ありがとうございます。」
クロエ等はダンジョンに向った。
その後−
「姐さん、何で・・・」
「実力の把握出来ないうちは、勝手な行動をするんじゃないよ。相手の性格が温厚で助かったね。」
女性は平静を保とうとしながら言った。
「どういう事です?」
「お前と話していた人と後ろにいた人等全員強いよ
少なくともアタシよりも」
「そんな、まさか」
男は動揺した。ダンジョンで活動してきて姐さんより強い人を見たことがなかった。
「もしかしたらダンジョン攻略されるかもね。」
女性は苦笑いで言った
女性の名前と実力は後ほど出します。




