ある日森の中、クマさんに出会った・・・リリス談
ジト目や間延びした声の少女キャラって良いよね
クロエ−森の中
「今日はここで休みましょうか。」
クロエは道中で収納魔法に入れた木枝を用意し魔法で火をつけ鍋を用意した。
「便利ね。でもただの休憩に結界を使うなんて贅沢じゃない?夜間の見張りなら私がするわよ」
リリスは結界の壁を叩きながら言った。
「いえ、万が一の対策です。それにそこのクマさんと後のストーカーの対策でもあります。」
「クマさん?」
リリスが後を振り向くと、木の上から顔を出した直立の熊がいた。
「・・・どう思います?」
「すごく、大きいです・・・多分使い方違うわよ。
そうでなく、何なのあれは此処じゃあれが通常なの?
後のストーカーは、隠蔽魔法が荒いから気が付いていたけどあの熊は探知すら出来なかったわよ。」
リリスとクロエは道中に付いてくる人物に関しては気が付いていた上で放置した。
目的は分からないが行動を起こせば正当防衛が成立すると決め何もしないことにしたが、探知が出来ないし気が付けなかった熊に関しては流石に放置は無理だった。
「あの子はこの森の主です。友人・・・友熊?
・・・友達です。人は基本襲わないですよ。
襲われれば別ですが、強さはフィジカル化物です。
私が全力全開で戦える方です。たまに一緒にご飯を食べます。」
「それ本当にただのクマさん?」
「ただの正拳突きで山が破壊出来るそうです。」
「絶対にただのクマさんじゃない。魔獣も怪しいレベルよ、安全ならいいわ・・・ではそろそろ。」
リリスは拘束魔法を使用した。
「うぐっ」
「あぁ、手出しちゃった。」
クロエは先に手を出してくれば正当防衛でこっちに利があると思っていたので放置していたがリリスが先に手を出してしまった為、戸惑った。だが直ぐに落ち着いた。
「このままずっと付けられたら気分が悪いの目的ははっきりとさせないと」
「まぁいいです。さて貴方は副団長の命令で此処にいる。闇ギルドまたは暗殺ギルド」
「・・・!」
「目的は・・・勇者召喚の書であってますか?
あってますね。・・・裏の人物ならポーカーフェイスをしっかりしなさい捕まって情報をバラすなんて信用も無くなるし最悪殺されますよ。では、話し合いましょ・・・その前に失礼します。」
クロエは立ち上がり熊の方に向かって叫んだ。
「ミツキさーーん。ご飯食べましょーー」
「ミツキさん?」
すると熊が光り出した。
「え?クマさん?」
すると徐々に熊が縮んでいき・・・
「おっすー」
人間の少女になった。
「クロエ・・・説明」
「了、では先ず出会いは此処で殴りあった中です」
「うん」
「しばらくここに来るうちに仲が深まりご飯を一緒に食べることになりました。」
「うん」
「小さくなれば多く食べることが出来ますよと言ったらやってくれと」
「うん?幼女・・・少女になったのは?」
「私の趣味です。」
「貴方が原因か!ミツキって名前は?」
「私が名付けました。食事した時の月が綺麗だったので、ミツキさんは食事しててください。」
「わかったー」
「あぁそう・・・忘れてたわ。あなたの話を聞かせて?」
リリスは熊のミツキの衝撃が強すぎて忘れていた人物に声をかけた。
「私は、カロンと言います。私の目的は、そちらが言った通りで合っています。召喚の書の魔法を解いて下さい。」
「・・・解かなければ?」
カロンは覚悟を決めた様に言った。
「私が殺されれば次々と追手が来るようになっています。」
「潔いのね、どうするのって何でもう食べてんの?」
「ごめんなのー」
クロエではなくミツキが謝った。
「いえ、あなたは許可出ているので大丈夫ですよ
そうでなく、そっちです。当事者が話し合いに参加せずに飯食ってるってどうなんですか?」
「お腹すいたので・・・私は何もしませんし逃がしてもし何処かで殺されても知りませんしそれで来る追手はねじ伏せますよ。まぁ今回は魔法を解く事なので構いませんよ。」
「いいのですか!」
カロンは驚き起き上がった。
「いいですが解くのは封印だけで反射の魔法は解きません。
この国、この世界の言語は使っていませんでしたから解読頑張って下さいと副団長にお伝え下さい。
はいこれ鍵です。」
クロエは笑顔で言った。
「えぇ私の依頼も魔法を解かせる事なので大丈夫かとでは、私は失礼致します。」
カロンは立ち去った。
「これで良いでしょう。リリスも食べましょう。」
「えぇ。悪い顔しているわね・・・美味しい」
三人は食事を楽しんだ。
副団長−その後
「依頼は達成したな。ありがとう」
副団長は鍵を受け取った。
「いえ、それと伝言です。解読を頑張って下さいとのことです。それでは失礼します。」
カロンは礼を言って立ち去った。
「解読、わかったご苦労だった。」
副団長−自室
「読めない・・・解析の魔法も効かない。厳重だな
文献を調べるか。」
本日より副団長が勤務時間以外を自室で過ごした。
クロエに反射の魔法も解かせる事も考えたが外部に流出防止のためにも自力で解読をすることにした。
ある日のミツキ
川で取った魚を食べていると不思議な気配を感じた。
辿っていくと人がご飯を食べていた。
体が大きくなったので魚が小さい・・・お腹すいた。
「おや?クマさん。お久しぶりですね。でも食事中なので後に・・・食べますか?」
クロエの言葉に頷いた。
「わかりました。まぁ貴方のその大きさを満たすには相当な量が必要でしょうね。因みに身体を小さくする魔法がありますがしますか?もちろん自分の意思で変更可能です。私がスキルを渡すだけです。」
熊は首を傾げた。
「身体が小さくなれば多くの量を食べる事が可・・・凄い速さで首振りましたね。ではいきます。」
熊の身体が光り出す
「女の子でしたか。これは服です。手首にリングをかけるのでそれに収納出来るようにしておきます。使って下さいね。」
「わかったー」
「ふふ、食事しましょう。」
二人は食事を楽しんだ。
名前: ミツキ
種族: 破壊熊 Lv 620
スキル: 身体強化 人化
加護: クロエの加護
耐性: 状態異常耐性
称号: 超越者 クロエの友人(獣) 獣の王




