勇者様 恨まれてませんか?
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「本気ですか?」
玉座の間にて私は言った
周囲が無礼だ等と言っているがそれどころじゃない!
それに王様は何かと寛大だ。平民であった私を宮廷魔導士という役職にまで任せてくれたのだから
(周りは気に入らないのだろうが・・・実害がないので気に留めてない)
「あぁ本気だ!魔王が復活した後、各地に軍を配置させているが、どうなるかわからない。
指揮は任せる 吉報を期待する」
その後、召喚の間にて準備をした
魔法陣を描き魔力を補充する。これだけだが大変である広い部屋に大きい陣を描き、多量な魔力消費する
本来は陣を描くのに数人、魔力を補充するのに十人以上必要で数日は掛かるらしい
召喚事に描くのは魔法陣の暴走や盗難を防止する為で普段は禁書に暗号化して封印されている
(まぁ、私は一人でも出来るし生まれつき魔力が大きいのと分身の魔法で魔法陣も問題はない)
「完成! では早速!」
魔法陣に魔力を補充したら光に包まれた
すると一人の男と目が合った
「初めまして、勇者様! 私はクロエと申します!」
「ここは何処だ? ん?勇者?」
男は戸惑っていた、当然だな拉致と対して変わらない
「ここは召喚の間です。直前まで何をしていたか記憶はありますか?」
男は考えると
「佐藤です。直前・・・飯食ってた」
男の返答に少し驚いた
「・・・変ですね、この魔法陣は、生命活動を終わらせた者を召喚させるのですが!何か原因は分かりますか?」
「多分、彼女の手作り弁当ですね!」
「は?」
「彼女の手作り弁当ですね!」
「聞こえています。恨まれてとかですか?」
「いや、愛情たっぷりで一口食べただけで、動悸や息切れが止まらない程です」
「恨まれてません?」
「いえいえ」
いくつか質問を確認をした後にステータスを確認した
「勇者様は召喚時に魔法陣を通してスキルやステータスが付与されるそうです」
国内兵士の一般ステータス
種族: 人族 Lv 1
スキル:剣術 身体強化
耐性: 疲労 打撃
称号: なし
名前: 佐藤 勝利
種族: 人族 Lv 1
スキル:翻訳 身体強化 剣召喚 光魔法
耐性: 毒
称号: お前の彼女はどうなってんだ
「やっぱり恨まれてません?」
「いえいえ」
文才が無いので
羞恥がでたら消します