#16-黒ずくめの男-
第二章開幕だヒャッハー!
ここから激しい全キャラ崩壊が起きるかもしれませんでけど笑って見過ごしてください(オイ)
ベイルがいなくなって四年と数か月が経過した。
冒険者登録が可能となったカリン・バルバッサは友人のシルヴィア・ヒドゥーブルと共にヒューリット領の冒険者ギルドに冒険者登録の為に訪れていた。カリンは意気揚々と中に入って行くがシルヴィアは気が進まない様子だ。それでも周りを気にせずに中を進んでいくカリンを放っておけないシルヴィアは仕方なく中を進む。
周りは久々の女を見てニヤニヤと下卑た視線を向けて来るが、二人は気にしていない。
「すみません。冒険者登録に来ました」
カリンが若い女性に声をかける。その女性は二人に気付くと笑顔で対応しました。
「登録ですね。わかりました。こちらの紙に必要事項を記載してください」
二人は紙を受け取って名前などを始め必要事項を記載して受付嬢に渡した。
「では試験会場に案内します」
物腰が柔らかそうな女性がカウンターから出て来た二人を扇動する。周りは下卑た視線を向けて来ていた。
三人は無視して試験会場に移動すると、そこには既に試験が開始しているのか男女が剣で切り結んでいる。男の方が不利らしく苦戦していた。
「そんなへっぴり腰じゃ、外でもやっていけないわよ!」
「くっ、このっ!」
何回か打ち合った後に男の方が吹き飛ばされる。
「勝負あり、ね」
剣を振って納刀した女性はカリンたちを見るといたずらっぽい笑みを浮かべた。
「初めまして、新規登録者さん。二人で良いかしら?」
「ええ。お手合わせ願うわ」
カリンが剣を抜くと女性も改めて剣を抜いた。
「シルヴィアさんは参加しないの?」
「実力差はわかりきっているから」
そう返したシルヴィア。女性も困ったような顔をして言った。
「シェリー、その子は合格で良いわ」
「よろしいのでしょうか?」
「ええ。私も死にたくないし試験会場を壊されても困るもの」
「仰せの通りに」
シェリーと呼ばれた受付嬢がやれやれと言う顔をしてシルヴィアに紙を渡すように手を出す。シルヴィアも紙を渡すと近くにいる机に持っていた合格の印鑑を押した。
周りは言われた通り合格となったシルヴィアに興味を持つ反面、ズルと思う人間が一定数現れる。だがあの女性がすぐに合格を出してシェリーと呼ばれた女性がすぐに印鑑を押した事の方が驚いている。
「じゃあ、早速行くわよ」
女性がカリンに対して攻め始めるのをシルヴィアが見ていると、周りから視線を集める。
「何か?」
近くにいた少年にシルヴィアが話しかけると、少年は顔を逸らした後にチラチラと何度も見る。
「何かあるならさっさと言ってくれない?」
「……えっと、君は一体何者かなと思って」
「ただの新人よ」
「いや、ただの新人ならあの「エステル」さんが無試験で合格にするなんてあり得ないから」
「まぁ、どう見ても私の方があの女よりも強いし」
さも当然と言わんばかりに言い切ったシルヴィア。中にはエステルという女性のファンもいたのか視線が厳しくなるが、シルヴィアは気にしていない。
その間にも二人の剣撃が激しくなり、最後は二人とも本気になろうとしたところでシルヴィアは杖を軽く振って二人の前に天井に届くほどの火柱を出した。
「そこまでです、お二人とも」
シェリーがそう言うと二人は剣を降ろす。
「合格よ、カリンさ……ん」
「ここでは呼び捨てで良いわ。冒険者というのはそういうものでしょ?」
「そうね。では遠慮なく。これからよろしくね、カリン」
お互い握手するのを見て周りは美少女二人の尊さを見て拍手を始める。その光景にシルヴィアは呆然と眺めていた。
「あのぉ、盛り上がっているところ悪いのですが……」
素晴らしいというムードに丸く大きな眼鏡が特徴な男性が水を差す。
「すみません。この方も試験を受けたいとやってきたのですが……」
男性が恐れ多いと言わんばかりに腰が低い。隣にいる男は全身黒ずくめで顔をフードで隠している。
「悪いけど、フードを取ってくれないかしら?」
言われて隣の黒ずくめがフードを取ると、カリンとシルヴィアは驚きを見せる。エステルも知った顔なのか驚いているがフードの男は三人の女性がジロジロと見ているのを不思議に思っていた。
「あなた、名前は?」
「……ベイル」
その言葉にさらに驚いた三人。シルヴィアも闘技場に降りて相手の顔を見る。ベイルと名乗った男は何故女の子が自分の顔に注目する理由がわからない事もあって首を傾げる。
「えっと、何で三人共俺の顔に注目しているの?」
「あなたが私の……私とシルヴィアと浅からぬ縁があるからって言えばわかるかしら? まぁ、いつまでぼけているかって話なんだけど。それとも、女性的に成長して誰かわからないって感じかしら?」
「え? 俺、何かした?」
と返したのでカリンの顔が赤くなる。シルヴィアもベイルに違和感を覚えたのか、一度カリンの手を引いて離れた。
「ちょっと、シルヴィア。どうしたの?」
「……何かおかしい気がして」
エステルは剣を抜いて構える。
「試験をこのまま続けます。よろしいですか?」
「……俺は別に良いけど、そっちは大丈夫? 負けた時の言い訳に碌に休憩を挟んでいなかったから、なんて言わない?」
「そんなこと、言うわけないでしょう!」
エステルが何の躊躇いも無く攻め込む。周りは開始の合図もしていないと慌てているがエステルには一つ試したいことがあった。
彼女はベイルという男が本物ならと試したのである。だがベイルは一切動じず防御姿勢すら取らない。そこで彼女は剣を止めようとしたタイミングを逃してしまいそのまま首を斬る―――と思っていたが、剣はそのままベイルの首の寸前で止まった。
周りはベイルが何もできないという印象を持っていたがエステルを始め一部は違った。
動揺するエステルを無視してベイルは一切動かずに吹き飛ばし、着地寸前にエステルは身体を捻って足から着地した。
「流石はベイルと言ったところでしょうか」
「意外だな。今ので決まると思ったが」
「あなたのおかげで私たちはより鍛えられる事になりましたからね」
その言葉にベイルは疑問を抱くが、それでも戦闘を優先してエステルに接近。直前に抜剣してエステルを力技でぶっ飛ばす。壁に激突する直前に先程と同じように足を出して着壁し、そのまま蹴ってベイルの方に加速する。ベイルもそれを受けて立つように剣を振った。最初は驚いたベイルも次第には何とも言えない顔をする。
(まぁでも、さっきの奴らよりかはマシか)
なんて思いながら笑みを浮かべている。するとエステルが距離を取って宣言した。
「降参よ。私の負け」
「え? 良いの」
「良いの良いの。あなたの実力勝ちということで」
だがその判定はベイルの勝利となったがベイル本人は少し不服そうだ。
(……まぁ、早速適当に任務をこなせばいいか)
そんな事を思いながらベイルは試験会場を兼ねた闘技場を出る。それに続いてカリンやシルヴィア、他の冒険者たちも出て行った。
そんな中、シェリー以外誰もいないことを確認したエステルはその場に座り込む。
「エステル様、一体どうされ―――」
「……無理」
「……はい?」
ガタガタと震え始めるエステル。自分の身体を抱える程恐れているその姿は、普段は実力者として振る舞っている彼女とは違うと断言できる。
「何だいあの化け物! 流石は希代の大魔王とか終焉の巨人とか世を統べる者とか言われるだけある! 私、もう少しで殺されるところだった! 同い年よ、同い年!」
「……そもそもヒドゥーブル家って全員が異常じゃないですか」
「そうだけど……ええ、そうね。現当主のフェルマン・ヒドゥーブルからしておかしいのよ! というかあの一族の中でも抜きん出ているっておかしい! 人の枠から百歩ははみ出ているわよ! よく他の国は彼を殺そうと躍起になったと思ったわよ!」
聞かれればエステルの身がマズい程のことだが、今の彼女は恐怖に支配されている。
「とりあえずシャロン殿下に手紙を書く。ベイル・ヒドゥーブルが戻ってきた事を知らせなければ」
「……よろしいのですか?」
「何が?」
「いえ、確かあのシルヴィア嬢とご兄妹なのにまるで知らない人を見るような目で見ていたので」
言われてみれば、エステルはいつの間にか出した紙にインク付きの羽ペンを走らせるのを止めた。
「シャロン殿下のベイル好きは最早有名どころですが、もし相手がそうじゃない場合王家の嵌めたとして処断される可能性もあります。一度様子を見て問い詰められた際にシルヴィア嬢とのやり取りに違和感があり、奇跡的な同名説の可能性を潰す為に調査をしていたという事にすればよろしいかと」
「流石はシェリー。わかった。それで行くわ。早速調査よ」
シェリーに抱き着いたエステル。その時、依頼掲示板を見ていたベイルは何かを感じ取って別の方向を見る。
「どうしたの?」
「いや、百合の波動を感じただけだ」
カリンはベイルが訳の分からない事を言っていたので首を傾げている。そしてベイルはベイルで何故カリンとシルヴィアが一緒に行動しているのかわからなかった。ちなみに三人共最低のEランクからのスタートになっている。冒険者は基本的に実力主義であり、何も強さだけが冒険者として必要なものではないからだ。
(……それにしても)
ベイルは何度かカリンをチラ見する。気があるわけではないが無性にざわついて仕方ない。そんな雑念を振り払った彼はゴブリンの討伐依頼を見つけて紙を取ると、冒険者が声をかけてくる。
「嬢ちゃんたち、良かったら俺たちと一緒に行かない?」
「そんな優男なんかと一緒にいたらさっさとおっちんじゃうぜ」
なんてベタな事を、とか思っていると彼女たちも乗り気じゃないらしい。それに気付いたベイルは助け船を出そうとしたタイミングでベイルの視界に明らかに下心があるのか下卑た笑いを見せる男がカリンに触ろうとした。するとベイルの身体の中から憎悪が湧きおこり男の手首を掴んだ。
「おい、何す―――」
男がベイルの顔を見た瞬間、男は怯んだ。それもそのはずベイルの両目は金色に輝き威圧感が半端じゃない。相手を委縮させるには十分だった。
「ひ、ひぃっ!」
「……あ」
気付いたベイルはフードを被って左手首に付いている漆黒の腕輪を弄る。するとベイルの気配が感じなくなりどこかに消えた。
「さっきの奴を追え!」
仲間の一人がそう命令する。シルヴィアもカリンの腕を掴んで黒い泥を飛び出させてギルドから予約していた宿に転移した。
数秒後に宿の前に現れたシルヴィアとカリン。二人が泥から出るとちょうど降りて来たらしいベイルとバッタリ会う。ベイルも今はマズいと思ったのかそのまま跳躍して姿を消す。
シルヴィアはすぐさま影を飛ばしてベイルを捕まえようとするがベイルの魔法の冴えは衰えていないのか同系統の攻撃で防いだ。
「待って!」
一瞬、ベイルの足が止まる。だがすぐにその場から離脱してどこかに消えた。
「……どうして」
悲しそうな顔をし始めるカリンの頬を抓ったシルヴィア。カリンは抗議しようとするが真剣に悩んでいる彼女を見て戸惑った。
「どうしたの?」
「……ちょっと気になった」
「気になった?」
「……うん。なんていうか、違和感?」
カリンはシルヴィアが言わんとしている事を理解できないが、シルヴィアは構わず言い続ける。
「アレが仮にベイル兄様だとしたら、カリンに対して何らかのアクションは取るはず。だけどそれをしないからおかしい」
「……あ、アクションって?」
「それは……体感すれば良いと思う」
と言って顔を逸らすシルヴィア。カリンはさっきのお返しとして頬を抓るがシルヴィアは頑なに答えようとしない。
「ねぇ、教えてよ」
「……兄様の名誉の為にそれだけは絶対に阻止する」
「め……名誉って……」
そこまでなのかと戦慄するカリンだが、シルヴィアは彼女を連れて宿に入る。
「ちょ、ベイルはどうするの?」
「現状は放置。宿がここだというのなら見張れば良いし、それに私たちにはやるべきことがあるから」
チェックインを済ませた二人は部屋に備え付けられてるシャワーを浴びて身体を綺麗にして就寝する。カリンが入っている間にシルヴィアは部屋に結界を敷き相手の侵入を拒めるようにしていた。
「相変わらず、凄い魔法ね」
「これくらい、ヒドゥーブル家の魔法使いなら普通」
「つまり世間的には異常なのよ」
カリンはそう断言するが、あの戦いから五年近く経過するがまだまだヒドゥーブル家は異常扱いされていた。それほどまでに今ですらこの国の中枢を担う者たちはまだ弱すぎる。
(……それに)
ヒドゥーブル家と強い繋がりを持つ家―――特にあの竜魔破王ベイル・ヒドゥーブルが唯一敵対しなかったバルバッサ家は警戒されていた。さらにカリンの姉のアメリアがいずれこの国の王になるサイラス・ホーグラウスの婚約者となるならば発言権を増すだろう。だが王家が敢えてそこに待ったをかけようとしないのはいくつか理由があった。
元々王家は二つに分裂していた貴族間の王家を中心とした一強時代にしていずれくる魔族たちの襲撃に備えるつもりだったのが、それを良い意味で破壊したのがヒドゥーブル家だ。
彼らは基礎だけは多忙な両親に代わって他人から学んだが、それ以外には独自で強くなっていった者たちだ。特にかつてカリンを助け、魔族を退けた後に今では人間たちの主力でもあるジーマノイドですら歯が立たなかった紅竜級を簡単に退けたベイル・ヒドゥーブルはまさしくそれの最高作品とも言えるだろう。もっとも、アレに関しては基礎すら独自で作り上げたのだが。
(でも実際助かるわ)
カリンが冒険者になりたいと思っていたのは確かで父であるアーロンに強く反対されている。そんな彼女がこうして外に出る事に対して本格的になっていないのはシルヴィアのおかげだった。
シルヴィアはジーマノイドパイロットとして優秀でもあるが、あのヒドゥーブル家の出身ということもあって魔法使いとしても国内で上位に位置する実力者だ。そんな彼女が味方なのはバルバッサ家としても心強い。
「……ねぇシルヴィア」
「何?」
「私を、裏切らないでね」
そんな事をいうカリンにシルヴィアは少し黙ってからため息を吐いた。
「……何を」
カリンにしてみればシルヴィアの裏切りは冗談抜きでシャレになっていない。もし彼女が自分から離れてしまうと考えると身震いすらしてしまう程だ。だがシルヴィアは―――
「そんな事をしたら兄妹間の熾烈な争いが勃発してこんな町なんて消し飛ぶと思う」
「……そういうのは求めていないから」
だがカリンもシルヴィアの言っている事は理解できないわけじゃない。というか、一切シャレになっていなかった。
「それに大丈夫。あなたほど面白いおもちゃを手放すなんて私に男ができる程あり得ないから」
「……ちょっと待って。あなた、私の事をおもちゃだと思っていたの!?」
「え? まさか今の貴族が本気で敬える程の対象だと思ってるの?」
なんて言ったのだからカリンはなんとも言えなかった。
そんな事で二人が騒いでいると、その腕ではベイルと名乗った男が自分の手を握ったり開いていたりしていた。
(……それにしても)
今日見た少女―――カリン・バルバッサを見てからベイルはどこか自分がおかしいと感じていた。そう、性的に手を出すのではなく、ただひたすらに愛でたい、抱きしめたい、頭を撫でまくりたい、その他口に出したら変態という言葉で片付けられない程の感情に支配されていた。シルヴィアに対してはそうまででは無かったが、何故かカリンに対して強くそう思ったのである。そして―――カリンに誰かが触れようとしていたのを見て殺意が止まらなかった。
(今までそんな事無かったのに……)
むしろベイルは女が苦手だった。なのに何故か、カリンに対しては衝動的に動いてしまいそうになっていたのだ。そんな相反する気持ちに悩んでいたのもあるが、何よりも聴覚的に存在を捉えられなかった事もあってベイルはギリギリまでその存在に気付くことができなかった。
ベイルの視界の端に月の光が入り、身体を左にねじって回避する。
「……チッ」
舌打ちをする自分と同じ黒ずくめ。それを見てベイルはため息を吐く。
「俺が握り潰そうとした冒険者……じゃないな」
「……お前を、殺す」
「思春期を殺してまでする事?」
そう言ったベイルだが、相手は流石にわからなかったらしい。
「意味の分からないことを!」
ナイフで何度も攻撃されそうになるのを回避するベイル。相手は誰だか分らなかったが、相手が自分に対して並々ならない殺意を抱いているのは気付いた。
「お前がいなければ、私の両親は―――」
「………そう、それはご愁傷様」
自嘲気味に答えたベイルは続けて語る。
「悪いけど俺、まだ死にたくないんだよ」
「黙れ!」
相手はベイルに対して攻撃を続けるがベイル自身は回避に徹していた。それでもどこかベイルは余裕で相手の攻撃を回避する。
「何で―――」
何故相手は攻撃して来ないのか。そんな疑問を抱き始めた暗殺者。実際、自分がベイルと満足に戦えると思っちゃいない。だが現実はベイルは自分に対して一切攻撃して来なかった。
(ならば、あの男を殺してやる……!)
今が好機と思ったのか、暗殺者はベイルの首を狙った。その時誰かがベイルと暗殺者の間に割って入りナイフを止める。
「そこまでにしなさい、シギュイ!」
そう呼ばれた暗殺者はすぐにベイルと乱入者の二人から距離を取る。
「……邪魔しないでください」
「あなたの気持ちはわかるつもりよ、シギュイ。でもこの男を倒すことなんてできない。返り討ちに合うのがオチよ」
「……いや、どちらかというとそれが当初の目的だろ」
ベイルに真意を見抜かれたシギュイは身体を震わせる。
「どういうこと?」
「自分が殺された事でこの領土の人間が一方的に殺された事を演出して俺を国の敵にしたかったんだろ。まぁ、最初からそんな事に乗ってやるつもりは無かったけど」
「……シギュイ」
悔しそうな顔をして逃げ出そうとするシギュイをベイルは無慈悲に闇の腕を出してシギュイを拘束した。
「ま、待って! シギュイを殺さないで!」
「……いや、殺さないけど」
心外だと言わんばかりにベイルはそう返す。
「え? 殺さないの?」
「どうせこの人も俺の過去の行いの被害者でしょ? 一体何をすればこんな子にすら恨まれるのかと疑問を抱くけど」
「………ど、どういうこと?」
ベイルは困った顔をしながら言った。
「俺、記憶喪失なんだよね。ここに来るまで俺の存在を認知したほとんどの奴らが俺に対して文句を言ってくるけど正直実感無いんだ」
冷静に考えて屋根で戦闘ってかなり難易度高いと思うんですよね。
少なくともラジオ体操第二でふらついている私には無理だ。
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