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コミュ障チキンな俺の高校生活  作者: メチャルイセカンド
3/3

入学式の日に人と話すとか一体どういうことだ?

前回のあらすじ。

疲労困憊状態になりました。

それではどうぞ

「以上で鳥川高校入学式を終わります」


ながながしい校長の話しなどがあった入学式は無事終わった。このあとクラスわけが貼り出されるので確認しなければいけない。しかし俺は人混みがキライなので少し遅めに行くことにしている。


「クラスわけの紙を体育館の玄関に貼り出したので順番にみて自分のクラスに移動してください」


どうやら始まったようなので端のほうで待機しておこう。






だいぶ静かになってきたので俺も見に行こうと思う。流石にまだ残っている人は居ないだろうしな。


しかしそこには先客がいた。何人かがいるわけではなく一人でだ。たぶん友達と同じ高校じゃないから一人になってしまったのだろう。


しかし自分のなかで勝手に決めたぼっちどうしは干渉しないという決まりのもとにそのままスルーしようと思って居たのだが。


「すいませんちょっといいですか?」

とむこうから話しかけてきた。

話しかけられて無視をすることなんて出来ないので、 


「い、いいですよ・・・」

と答えた。ちょっとつまったのには訳があるのだが詳しく話すと長くなるので簡潔に話すと相手が女子だったからだ。


コミュ障チキンな俺は早くここから逃げたしたかったのだが急に逃げたりしたら不審がられるだけなので踏みとどまった。


「どうしました?」

「・・・いえ、ちょっと考え事をしてました・・・」


流石に考え事をしすぎたのかむこうに声をかけられてしまった。さっさと用件を終わらせてここから去ろう。


「そんなことよりどんな用件ですか?」

「1ーAの教室はどこですか?」

「え?」


一瞬フリーズしてしまった。場所がわからないからたずねるのは当然のことなのだが、今さっき校内地図は配られたのでそれを確認すればいいだけなのにわざわざ人に聞く意味がわからなかったからだ。


「えっと・・・地図持ってないんですか?」

「・・・はい」


詳しく聞くと地図は貰ったあと体育館の玄関に向かってついた時にはもうなく、周りに人がいなくて困っているときに俺がきたらしい。


「えっと・・・あなたはなん組ですか?」 

「A組ですが」

 

クラスを聞かれて少し嫌な予感がしている


「一緒に教室に行きませんか?」


予感は当たってしまった。女子と一緒に教室に行けばへんな噂がたってクラスで居づらくなると困まるので俺はチキンっぷりを発揮して、


「えっと・・・地図あげます。それでは」


とその場を去った。クラスの場所を把握していなかったので案の定道に迷い入学初日から初日に先生にお世話になるということになってしまった。


だがクラスではいつも通り一人で過ごせばいいので面倒なことにならないから安心できる。












  



そんなことをこのときは思って居たのだがそんなに甘くはいかなかった。

今回は初めて主人公以外のキャラを出しました。

むこうも同じでコミュ障っぽい子でしたね。

次回どうなるのか楽しみにしていてください

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