絶望の先へ
「何処だここ?」
気がつくと、暗い場所に居た、
「やぁ少年」
俺は声のした方を見る
「はぁ!」
そこには俺とよく顔の似た奴が立って居た、
「俺が誰だか分かるか?黒川 光太」
「何で俺の名前をしってるんだ!」
「そりゃぁ君の事見てたからねー、まぁいいや、光太君が何でここにいるか分かるか?」
「あぁ 俺は殺さないといけない奴がいるからだ、だから今俺はお前と!」
「待ちくたびれたよ 光太俺は全てを知っている、
蒼井ちゃんの事も蒼井ちゃんが今どうなってるとか?全てを知っている、知りたいか?」
「あぁ」
「駄目だ 君はまだよわいから」
「じゃあなんで聞いたんだよ!」
「それは自分が弱いからという自覚をしているかどうかを試すためだよ、もしさっき君が自分が弱いという自覚をしていれば聞かない、強い意志の人間はな、でも君は俺と契約して血を俺にあげに来た、俺の力が欲しいか?」
「欲しい!」
「じゃあこれから試させてくれ」
そう言うと男は消えた
「光太くん......」
「うん? 蒼井?蒼井!何処だ!蒼井!居るなら返事してくれよ!蒼井!!」
「!!!」
蒼井は目の前に居た、
俺は蒼井に近付こうとする、「シャリン」
「はっ!」
俺は鎖で縛られて居た、
蒼井は手足を鎖につけられ動けないようにされて居た、「うふふふふふ、可愛い人間ちゃーん達ー」
「お前!!!」俺はある奴 殺したい奴が目の前に現れた、
「一回やって見たかったんだよねぇー、恋人が憎い奴に、目の前で奪われたらという光景かなーという恐らく、メスの方は 光太くん!!光太くぅん!!ってなるんだろうなぁー、オスは 蒼井!蒼井!!おいてめぇ!蒼井を離せ!!!ってなるんだろうなー グフフ」
そう言うと奴は蒼井の耳を舐める「ぺろっ」
舐めた後に肩の服をやらしく脱がし捕食した、
「蒼井!!おいやめろ!クソ!!!お前は!!俺の大切な人を奪い!そしてまたその光景を見させ、俺をこの場から生きる意味すら、消し去るのかよ!!!」
「光太くん!助けて!!」
「待ってろ蒼井!!こんな鎖!!駄目だ!クソ!クソ!そうだ俺に力が無いから...」
奴はニヤけた顔で言う、「こんなに美味しい子なんだ簡単に終わらせるものか」
そう言うと蒼井のお腹ら辺の服を破り、いやらしく舐めだす。
奴は小声でいやらしいら顔で蒼井を見て言う、
「そのやめて欲しい顔 僕は大好きだ」
「もういいや食べあきちゃたん、こんなのいーらない、あぁー次あの子だーべよ」
奴は蒼井を俺の方に投げた、
「!!!」
奴の向かう方向に木春が居た、木春は俺の友達、親友だ、
「駄目だやめてくれぇー木春まで奪わないでくれ......だれ...か助けて...」
奴は剣抜き木春の内臓をもぎ取り捕食し出した、
奴は急に消えた
すると木春と蒼井が俺に言う、
「ヘタレ 意気地なし 弱い 死ね 何で助けないの?光太ー何でそこで見てるの?」
しばらくすると周りにも他の友達など世界中の人達が俺に言っていた、
俺は限界だ........
「うわぁーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!うるせぇよ!俺は好き好んでお前らを見捨てたわけじゃ無いんだ!!俺は力がない、俺に誰かを守れる力だ!!何百人も何億人でも守れる力を誰か俺にくれよ!!!!!!」
「!」
「光太くん......ありがとう...愛しています...さようなら.........」
これは聞こえなかったけど、どっかで聞いた言葉だった
「合格だ光太良くやったな」
男は急に現れ俺に言った
「俺の名前はコータだ、俺があげれる力を全てやろう、君がある日の時に全てを教えてやろう」
「てか血をあげるって言う話だっただろ?」
「血?もう君は十分に血をくれたよ」
「契約は完了だ」
俺は目が覚めた
そこには死神が居た
「合格したようだな、何をしている?お前はもう死神だ、もうお前が寝ている間に制服は用意した。早くしろさっきも言ったが俺は忙しいんだ」
「もうー団長ーこの子遅いーーまぁおめでとうですなぁー」
俺は制服を着て、コータを腰に付けて、地下を出た、
俺は少し笑って前を向いた
「蒼井 何処にいるかわかんねぇけど
俺やるわ」