表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界来ちゃいました  作者: 木仁
2/12

第2話 俺の使い魔!

 うわぁぁああ

 ドスン!イタタタタ。


「あ、どうもすいません

 大丈夫ですか?」


 周りにいる着物を着た人達が詰め寄ってくる

「無礼者!この方をどなたと心得る!」


 どこの時代の人間だよ、、

 しかも知らないし。


「この方は聖徳 太子様でおられるぞ!」


 は?聖徳太子ってあの10人の話を同時に聞き分けたっていう変人か?

 つか俺そんな奴に体当たりしたの?

 やべー

 みるみる頭から血が下がるのを感じる


「どうもー失礼致しました!!」

 先手必勝逃げるが勝ちだ!


 走る〜走るーおれーたーちー

 つか、ほんとにあのダメガミが!

 落とす位置ぐらいまともなとこに落せよ!


 突然背後からスッと風が通ったかと思えば首元に光る物が


「動くな、動くと殺すでござる」

 忍びだ、確かに会いたいとは思った事があるが今のタイミングかよ


 そんで今は天下の大罪人として牢に入れられている

 そりゃーそうだよな将軍様に体当たりしたんだもんな


「あの、クソガミ!ダメガミ!チリガミ!チリ毛!

 ほんとろくなことがない」

 っとそーいえばアイテム持ってたんだ

 期待出来ないけど、、、


「お、親切に説明書あるじゃん

 お前だけだよ俺に親切なのは

 なになに?」


  取り扱い説明書ダゾ


 1.この冊子に描いた絵が現実化します

 2.文字を書いても効果はあります

(想像しながら書くこと)

 3.1枚につき10万円頂きます

(金1枚、銀100枚相当)

 4.毎月25日払い

 5.払えない場合体で払ってもらうゾ?


 追伸,持ち主以外にはこの冊子は見えません


「腹立つなこれ

 それに1枚10万円ってぼったくりかよ!

 なんか女神の世界覗いた気分、、、。」

 この支払いは俺に来るのか?それとも、、、ニヤ

 体で払うってのは気になるけど

 まあ後回しでいいだろ

 持ち主以外見えないから没収されなかったのか


 とにかくかいてみるか

 絵は苦手だからとりあえず文字にするか

 えーっと

「最強の使い魔」

 どーだ!

 おー光りだしたぞ何が出るんだ

 ボンという音と白い煙がモクモクとたっている

 うっすらと見えてきた影

 ドキドキ ドキドキ


「我の新しき主人は其方か?」

 腹に響く声、そして凄まじい殺意

 ん?殺意?


「ぐぅうおおお」


 その姿はまさしくグリフィンめちゃくちゃ強そうだ ってか強いんだろうな

 グリフィンが口を開く


「我の殺意を前にしても退かぬとは面白い人間がいたものだ

 ただの無知故か馬鹿故かどちらも か

 我に出来ることなら力になろう」


 あれ俺なんかめちゃくちゃディスられてないかこのグリフィンといいダメガミといい、、、

 俺のメンタル崩壊 ガラガラー


「な なら俺をここからだしてくれ!」


「お安い御用だ背中に乗れ行くぞ」

 言われるがまま乗ると目の前にあった鉄の柵を破り一気に外に出た

 外を見わたすとまるで時代劇の中に飛び込んだかのような風景が待ち受けていた


 町をみわたしながら外れに降りた


「やっと俺の人生がこれからだ!」

 と意気揚々としていたがすぐに消沈することになるとは思いもしなかった、、、

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ