第1話 女神様 ブッコロ
うわーすごい美人な人だなー
スタイルも控えめなボッキュボンタイプだっとそんなこと考えてる場合じゃないか
「えーっとあの〜すいません
ここってどこですか?」
「えっ君誰よなんでここにいるの?」
「って言われても、、、」
「ちょっと待ってよ〜
えーっと君の名前は 足立 仁君か〜
歳は22歳で無職っと
あっ、あったあった
えーっと君死んでないね
あちゃー生身できちゃったかー」
「どういうことですか!?
俺いつもの様にハロワに行く為にバスに乗ったら急に周りが明るくなって気が付いたらここにいて!!」
「いやぁあねぇ?」
「質問に質問で返されても困ります!」
なんかめっちゃ曖昧に流されてる感じが、、
「ならはっきり言っちゃうよ?言うよ?
ここに来る子達には異世界に特別な能力をつけて送る場所なの」
内心期待していた言葉がど直球で飛び込んできたストラーイク!
続けて話している
「けどね君、仁君は生身できちゃったでしょ?普通は不幸で死んじゃった人が魂だけで来るのよ
魂だけだから能力を付与できるってのもあるし
ってかそもそも転生できないし生身じゃ。」
はい消える魔球、ストラーイク!
「えーーーーーーーー!!!!!!
じゃ、じゃあ俺はどうしたらいいんですか!!」
いやいやいやいやこの展開は予想してないって絶対おかしいだろ
つか転生無理なら元の世界に戻せよ
「あ、元の世界にも戻れないから」
「はっ?」
「だーかーらー戻れないし、転生できないの!おっけー?」
「おっけー?じゃ、ねーわー!!
そもそもお前誰だよ!ふざけやがって!
「言いたい事言ってくれるじゃないの
私の正体聞いて驚かないでよ?
私の名前は 紅を司る女神 サンドラよウフ」
「サンドラよウフじゃあねぇぇえええ
俺の暗い人生返せよ!」
「ぷっ自分で暗い人生とかウケる
ぷっ」
「お、ま、え、コルゥゥウア!
もーいーやブッコロ」
思いのまま
サンドラに向け拳を向けた瞬間
体が宙に浮いた
「わわわわあー!」
「女の子に向かって拳向けるなんてDVですわ〜
きゃー怖い、怖たんてへ」
「てめぇえこっちこいやぁぁ!」
「あーも!ギャーギャーうるさいハエが。」
背筋が凍るほどの殺意に思わず口を閉じた
「転生も戻る事も出来ないけどそもそも転生する理由分かる?
それはね能力を付ける為なの
ってことは能力を付けなければ転生する必要ないでしょ
だからあなたにはそのまま異世界に行っちゃってもらっちゃいまーす」
もう言葉が出ない絶句、、、
そんな訳なく
「異世界に行く意味ねーじゃねーかよ!」
「そーねー確かにゴミを1人増やしたところで汚染が心配ね、、、
そうじゃああなたにアイテムをあげるわアイテムは持っていけるから持って行きなさい」
「んーっと、はいこれ!
どーぞーはい行ってらっしゃーい」
「え、説明とかなんとかは?
ちょちょちょぉぉおお」
「ふぅやっとうるさいのが消えたか
ブルルルループルルルルー ピッ
もしもーしみんなのアイドルサンドラちゃんだよー?
あ、なんだアクアか何の用よ
勇者候補来る?おっけー!
え、イレギュラーのあの子?
適当なアイテム渡して異世界放り込んだわよ
あ、もーくるみたいじゃね ピッ」