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通らない刃
ルクが斬りかかる。
ガキン!
「硬っ!」
ガルドの斧。
ズドン!
「浅い!」
俺も踏み込む。
ザシュッ
「……ダメか」
流石に表面が固いのか、刃が通らない。
「装甲系だな」
カイトが言う。
「どうするの!?」
俺は短く言う。
「崩す」
小さく詠唱する。
「ファイア」
小さな炎弾。
威力は弱い。
だが、顔の前で弾ける。
「グォッ!?」
一瞬、怯む。
「今だ!」
ルクが動く。
ガルドが続く。
「効いてる!」
完全なダメージじゃなくていい。
隙ができれば
「それでいくぞ!」




