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元勇者パーティーのテイマー、魔物スキルを集めながら気ままに旅する  作者: 時雨りと


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夜旅の森

日が沈み始めた。


「今日はここまでにするか」


森の中の開けた場所で野営の準備をする。


焚き火を起こし、料理を作る。


料理と言っても干し肉と野菜のスープだ。


ルクが鍋を覗く。


「いい匂い、もう食べてもいいの!」


「まだだ」


少し煮込む。


完成。


「よし、食え」


三人は嬉しそうだった。


「いただきます!」


しばらくすると静かになった。


焚き火が揺れる。


カイトが空を見上げる。


「星きれいだね」


確かに綺麗だった。


その時――


遠くの方から遠吠えが聞こえた。


「……狼?」


ルクが耳を動かす。


「森の奥だね」


俺は少し気になった。


だが、暗闇の中でむやみに散策するのは逆に危険だと考え、そのまま夜は過ぎていった。


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