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レイ光
「私の国民に手を出すな」
光が舞い降りる。
絶対的なレイ。
絶対的な意志。
不動の心がそこにあった。
空から舞い降りた「レイ」はさながら神の御使い。
だがそれは遠目から見た場合の人間が感じた所だった
直接、生で対峙する戦士は全く違う印象を抱いた。
狂戦士。
絶対的な”戦いへの意志”。
「私の国民に手をだしたんだ……」
絶対的な
「滅びしかないものと思え」
滅びへの意志。
バルキリア・バーサーカー。
確固とした意志が空間を圧倒する。
「……!」
暴虐の戦士が停止する。
レイという名の女戦士の迫力に圧倒されていた。