#4 ショゴ〇だったかもしれねぇ…
さっきのはいったいなんだ?変な声が聞こえてきたし捕獲を獲得しましたとは何ぞや?流れ的にこのスライムをテイムできるってことでいいんだよね。いや、ペットにしようかなと思ってたんでいいんですけど理解できない。俺おかしくなってないよね?よくわからん声が頭に聞こえてきたら不安になるって。まぁできるんならやっときますか。
「テイムします...!」
これでいいの?なんか恥ずかしいんだけど。もう出来てる?
俺は確認するためスライムに手を伸ばす。スライムもそれに応じるように体を伸ばしてきたそして触れた時俺の手の先で光がはじけた。
なんか今テイムできたっぽいなはっず!何この羞恥プレイやめてほしいんだけど!
...
テイムしたらまず名前欲しいな何にしようかなショ〇スはダメかなダメだよなぁ。まず可愛くないし、でも俺の壊滅的なネーミングセンスでつけるのもかわいそうだなライムとかでいいかな全然ライム色じゃないけど見た目黒いけど!まてよ黒か色から名前つけるかネェロとか良くないか?縮めてネロもいいな!よしネロだ!
「お前の名前は今日からネロだ!よろしくネロ」
そういうとネロは嬉しそうに飛び跳ねた。
うんうんカワイイナァお前はよしそろそろ探索を再開するか。日が落ちる前に夜をこす準備を整えたい燃やせるものさえあればライターで火をつけれるからこの森でそろいそうだし集めるだけ集めて森の入り口あたりで野宿しますか。
そうして俺が動き出すとネロもモチモチとついてくる非常に可愛い俺こういうの凄く好きだ。
その後俺たちは順調に枝を集めていった。ネロも俺がしていることから意図を読み取り枝を集めてきてくれている。俺は抱えるようにして運んでいるがネロは体の中に取り込んでいるようだ不思議なことにネロの体に入った枝は濡れていない。むしろ水分を吸収してくれている。ネロが体内に吸収してくれているのかもしれない。これなら俺が服を川で洗ってからネロに渡せばすぐに乾かしてくれるかもしれない。あれ?超有能じゃない?ネロ君できることが多いぞ?仲間にしてよかった!それにこのモチプニボディに癒される。最強だな。
そうこうして俺たちは十分な量の木の枝を集め森の入り口に置きリンゴを取ることにした。だがその時後ろから何かが草をかき分け迫ってきていた。
俺が後ろを振り向くとそこにはやたら鋭利な角を生やしたウサギがいた鼻息を荒くし分かりやすく戦闘態勢を取っている。
「ネロ!」
そう俺が叫んだ時ネロがいた方から草を切断するシュパッという音が聞こえウサギの首が落ちた。ネロをみると目の前に緑色の魔法陣が現れていた。
俺は驚きを隠せず開いた口から声を振り絞って呟いた
「何それ」